楽譜制作ソフトの購入を考えています

質問

手書きの楽譜制作を卒業したく、楽譜制作ソフトの購入を考えています。
ソフトの主な使用方法は、耳コピした曲を吹奏楽用にアレンジして譜面に直すことです。

今のところ候補は
・Singer Song Writer Lite 6.0
・MUSIC CREATOR 4
の2つです。
Finaleの評価が高いようですが、学生の私には高価過ぎて手が出せません。

欲しい機能は、
・大譜表が6段以上
・作成曲の再生機能
・MIDIキーボードでの入力
・大譜表→パート譜の作成
・inC→inF、inE♭、inB♭への変換

因みに私自身は、
・吹奏楽部、ピアノ・TPの演奏可
・絶対音感あり
・作曲経験あり
・極度の機械音痴
・Windows Vista　使用

音楽理論はある程度理解していると思います。
基本的に楽譜制作をメインに考えているので、再生音はとりあえずコードや臨時記号のミスがないか確認できる程度であれば構いません。
(各楽器の音で再生できるならそれに越したことはありませんが)
PCで再生する為でなく、自分たちが演奏する為の楽譜ですので。

長くなりましたが、上記のような条件だと前述した2つのソフトのどちらが良いのでしょうか。
色々な頁を見ても欲しい機能が付いているのか完全に把握できず困っています。
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

回答No.1

so7021 · ベストアンサー

こんばんは。

Singer Song Writerを使っている者です。
最初はLite4.0を使っていましたが，ピアノロール機能がなかったので，7.0に移行しました。

メーカーのページとかでも新機能ばっかり取り上げられちゃって，基本的な機能の紹介は片隅に追いやられちゃうんですよね・・・。説明書読むより実際にいじくり回して，分かったことの方が遥かに多いです。

人に聴かせる為の楽曲サウンド製作よりも，吹奏楽のメンバーが弾く為の譜面製作がメインということですね。
自分が，Singer Song Writer使うのもほとんど譜面製作の為です。
楽曲製作は，実際に楽器弾いてレコーディングしちゃうので。

ですので，参考までにLite4.0の機能を挙げます。

・大譜表が6段以上　　　　　　　
可能です。
譜面作成のレイアウト画面で紙面サイズ，紙面のヘッダー＆フッター，音符の大きさ，文字の大きさ，１段に入れる小節数，各段間の幅，大譜表の幅(ト音とヘ音の間の長さ)などが設定可能です。
但し，各小節の横幅はどこも同じです。
つまり，細かい音符が多数詰まってる小節でも，全音符が１コしかない小節でも横幅は同じという意味です。
ただ，自分の経験から申し上げますと，A４用紙(縦)に１段４小節設定で１拍８連音符(32分音符)でも結構余裕で見れました。
どうしても気になるようなら，細かい小節だけ設定を変えたもの，例えば通常は１段４小節に設定し，細かいトコは１段２小節に設定したものを，別々にプリントアウトし後で切り貼りするという方法もありますが。
あと，ハ音記号は表示できなかったと思います。

・作成曲の再生機能
ソフトを買うと，Roland VSCというGM音源が付いて来ます。
これもSinger Song Writerと一緒にインストールすると再生できます。
インストールしなかった場合でも，Microsoft Wavetable SynthというWindows標準搭載のMIDI音源が再生してくれるので，問題はないと思います。
この両音源は，マルチ音色なので大体の楽器は入ってます。(弦，管，打，電子etc)
ですので，トラックごとに音色指定すれば，音符の確認をする分には問題ないと思います。
ただ，GM音源なので生音源には当然劣ります。

・MIDIキーボードでの入力
MIDIインターフェースがあれば，リアルタイム入力orステップ入力両方可能です。
ただ，リアルタイム入力は，人間がクリックに合わせて弾いたものをPCがデータに置き換えるワケですから，若干のズレは生じます。(機械のような完全に一定のテンポで弾くことはできないですからね。)
入力後に，譜面ビューで見たら64分音符１コ早かったとか・・・こういう場合は『クオンタイズ』すれば，ピシっと修正してくれる場合が多いです。(16分音符に合わせるとかの詳細設定が可能です。)
ちなみに自分は，ズレてるトコだけマウスで直しちゃいます。
この点に関しては，どのソフト使っても同じですね。
ステップ入力は，文字通り拍ごとにキーボードorマウスで入力していくだけなので，テンポとかズレとかは気にしないでいいですね。

・大譜表→パート譜の作成
譜面を作るときに，プリントアウトしたいトラックを単数or複数選択できますので可能です。
１コならパート譜，全部なら指揮者用の総譜スコアですね。

・inC→inF、inE♭、inB♭への変換
移調楽器ですね。移調楽器のキーも12キー全て選べますので，問題ないと思います。
（どうでもいいんですが，12って・・・そんなに移調キーって種類あるんですかね(笑)
ちなみにF管って何でしたっけ？）

以上です。
Lite6.0の機能は確かめていませんが，これらの機能は，DAW(作曲ソフト)のごくごく基本的な機能ですから，旧バージョン(Lite4.0)にあってLite6.0には無い,なんてことはないと思います。)

参考になりましたら幸いです。
ちなみに，Lite4.0になかったピアノロール機能ですが，Lite6.0にはちゃんと付いてるみたいです。
（なんか悔しいっす(笑)）

参考URL：

http://www.ssw.co.jp/products/ssw/index.html

お礼

丁寧なご回答ありがとうございました。
返事が遅くなってしまって申し訳ありません。

具体的にお教え頂いたので、非常に助かりました!!
欲しい機能が確実に備わっていて、且つ私でも
どうにか頑張れば扱えそうな気分になったので、
Singer Song Writerの方を購入しました。
ハ音記号も今のところ使う予定はありませんので。

今はまだ授業の方が忙しくて手をつけていないのですが、
2月には楽譜を作らなければならない予定があるので
頑張ってSinger Song Writerを使ってみようと思います。

＞楽曲製作は，実際に楽器弾いてレコーディングしちゃう
…ということは、音楽関係のお仕事をされているのですか？
それともバンドを組んでいらっしゃるのでしょうか。
ご回答内容や細かいお心遣いが音楽家という感じで素敵です…!!!

F管楽器はホルンです。他にもあるのかは分かりませんが
吹奏楽においてはホルンのみです。楽譜を読むのに苦労します。笑
12キー全てというのは凄いですね。弦はAでチューニングしますが
楽譜自体はinCだった気が…例えinAだったとしても12キーは…
どういう時に必要な機能なのか謎ですね。笑

閑話休題。
ご回答を頂いたおかげで購入に踏み切ることができました。
本当にありがとうございました!!!
使用していく中で壁にぶち当たった場合、またこの質問箱を
利用させて頂くかもしれません。
そのときにはどうぞ再度よろしくお願いいたします。