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広汎性発達障害に、コーチングは逆効果でしょうか?
私のパートナー(男)が、長年仕事のできない状態でおりまして、さらにほぼ毎日イライラやヒステリーや自虐的な言葉と相手を非難する言葉がひどい状態でした。 先日、心理テストを受けて、そのうえで「広汎性発達障害」と診断され、デパゲンなどの薬を処方していただきました。そして、すぐに仕事をしてもダウンするので、避けたほうがいいでしょうと言われました。 薬は飲んでおりますが、イライラはヒステリーはなかなかおさまっておりません。 パートナーは、2ヶ月ほど、以前よりお世話になっていた心理カウンセラーに、コーチングを受けております。(基本的に、毎日、毎朝に一日の予定をメールし、眠る前に、どう一日を実際に過ごしたかをメールする形と、月に1回、実際にあって面談する形だそうです) でも私から見ると、「時間が追いかけてくる・・・あれもやらないと、これもやらないと・・・」と、かえって強迫観念に襲われて、それで結局イライラやヒステリーになているように感じ、心配なのです。 カウンセラーによれば、それは「創造的なUターン」で、成長には痛みが伴うのがふつうなのだということなのだそうですが、広汎性発達障害でないひとであれば大丈夫なことも、彼には重荷すぎて、精神的副作用が出てるのではと心配しております。 さらに、コーチングの先生が近所に住んでいるので、好意で(?)いろいろな領収書のデータ入力で小さな仕事をくださっていますが、それが彼には重荷になっているそうですが、いまさら断れないと苦しんでいます。 「コーチングも仕事もいったん休んでゆっくりしたら・・・?」と言ってみたのですが、律儀な性格なのか、「そうしたら、何もしてない状態で、だめな人間みたいに感じるんだ!」とヒステリーになってしまいます。 彼はどうすればよいのでしょうか?もしコーチングや仕事をいったん休んだほうがいいのであれば、どう彼にいえば、安心して休んでもらえるでしょうか? あさってには心療内科に一緒に相談にいく予定ですが、そのときに心療内科のほうのカウンセリング(そちらは、心理学をまなんだ方ではなく、臨床心理士の資格のある方がされているそうです)を初めて受けてみたいと伺うことは、いいことでしょうか・・・? そして、心理学によるカウンセリングと臨床心理士によるカウンセリングでは、広汎性発達障害にはどちらが良い・・・というのはありますか?また、この両者のカウンセリングの違いは何でしょうか? これまでお世話になっていた心理学のカウンセラーは、その方の信頼する他人の著作本をすすめて、それに沿っていろいろやりましょう・・・というやり方をするのですが、このやり方ってどうなのでしょうか・・・?) 質問がいくつにもなっており申し訳ありませんが、お分かりになる範囲だけでの回答でも構いませんので、どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。。。
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コーチングよりは SST(社会適応訓練:社会適応の基礎を覚えていく) アサーション(自分の気持ちを適切な形で伝えるトレーニング) 認知再構成法(心の癖をみつけて、出来事に対する捉え方の幅を増やす) あたりが良いような気がします。 自虐的ともありますので、自己評価、自己信頼を回復していく過程が 必要です(広汎性発達障害ゆえの対人対応がいじめを誘発し、 これによるものとおもわれます)。アサーションは、 実はこれに役立ちます。 ただ、人と全然うまくいかない状態であれば、セミナーに行っても 不適応で返されてしまう恐れもあります。 ここは医師とよく相談してみてください。 あとは、困難な事象にたいしてどう対応したら良いかの、 データベースを、脳内に構築していくことです。 困難なことを紙に書き出し、カウンセラーと討議し、問題解決し、 それを一つ一つ覚えていく、これが、定型の人が自然に学んでいる ことが学べない広汎性発達障害の性質をカバーする策になります。 なお、デパケンは易怒的躁によく用いますが、 場合によりリーマス,テグレトール(聴覚副作用が結構出ます) なども使うと良いかもしれません。 とりとめもなく書いてしまいましたが、こんなところで…
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紛らわしい表現でしたので補足させてください。 臨床心理士も国家資格ではありません。カウンセラーにはまだ統一された資格がなく、何度も議論されたり検討されたりしていますが揉めているようですね。
お礼
補足をいただきありがとうございました。精神的に病んでいらっしゃる方が増加している中で、このようなサポートする立場の統一的なものができていないのは、困った状況でもありますね。それらも含めて、今後いい方向へ向かうといいと願ってやみません。。。
>そのときに心療内科のほうのカウンセリング(そちらは、心理学をまなんだ方ではなく、臨床心理士の資格のある方がされているそうです)を初めて受けてみたいと伺うことは、いいことでしょうか・・・? 気になったのでこの点だけ。 臨床心理士の資格を取るには、心理学科系の大学院卒が必須条件のはずです。現在ではさらに、指定大学院制度へと移行していったように思うのですが。心理学を徹底的に学ばなければ、そもそも臨床心理士になり得ません。 質問者様のおっしゃるのは、資格はあるけれども臨床経験がないということでしょうか。 逆に心理カウンセラーには国家資格がありませんから、今まで全く心理学に触れたことのない方でも、民間のセミナーを数時間受けただけで「○○カウンセラー」を名乗ることは可能です。 カウンセリングにはいろいろな手法がありますので、広汎性発達障害に合ったカウンセリングという点を、まず専門機関にご相談されてはいかがでしょうか。
お礼
回答をご丁寧に書いていただき、本当にありがとうございました。 臨床心理士の資格がないカウンセラーは、おっしゃるとおり、名乗っているだけで、全面的に信頼できにくいのでは・・・という心配から、質問させていただきました。 臨床心理士になる過程を教えていただき、とても参考になりました。やはり、心理カウンセラーと臨床心理士ではずいぶん違うのですね。 アドバイスいただいたように専門機関にも頼ってやっていきたいとおもいます。
- titokani
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一口に発達障害といっても、非常に多様です。とりあえずは、お近くに発達障害支援センターに相談するのはどうでしょうか。 ただ、一般に自閉傾向がある場合、「なにもしない」というのはむしろ苦痛になるそうです。そういった意味では間違っているとは断言できません。 また、精神科の医師には発達障害についてあまり詳しくない人も多いそうです。診断、診療を受けるなら、発達障害について詳しい医師の診察を受けることを強くおすすめします。
お礼
アドバイスをありがとうございます。そのようなセンターも存在するのですね。調べて、また、詳しい医師も探してみたいと思います。ありがとうございました。
- MURAI YASUSHI(@yasudeyasu)
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すみません、いろいろ受けた側の感想です。 コーチングは「うまく部下の意見を汲み取れない上司向き」です。 「やる気がある人の意見をどう汲み取るか」なので そもそもやる気が起きない、やる気になれない人には意味がありません。 心理学、心療内科、ですが・・・ 自分が通っている心療内科の先生はこっちが話すことを淡々と、否定せずに 聞いているだけなので、しゃべれない、どう表現していいかわからない体調の時は困ります。 どうしても「先生のおかげでよくなりました」という話をせざるを得ないプレッシャーを感じます。 ニコニコされている相手に、全然よくならねえよ、薬変えて!とはいいづらいものです。 要はその先生がパートナーの方と合うかどうかだと思います。 合う先生に出会えるまでいろいろ探してみるのがいいと思います。 先生によって全然やり方が違いますので。 ご参考まで。
お礼
ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。 確かに、聞いてもらっていると情がうつってかえって気遣ってしまったり・・・っていうのもありますよね。 パートナーと相性のいい先生が見付かるように、またいろいろとあたってみようかと思いました。 コーチングについても、丁寧なご説明をありがとうございました。
お礼
とても丁寧で誠実な回答をありがとうございます。 経験者でもいらっしゃるそうなので、とても信頼感ある回答でした。 ぜひ参考にさせていただいて、よりよい状況になるようにやってみようとおもいます。 独断ですすめすぎないように、まずは、医師との相談でやっていきたいと思います。