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鈍感な主人公

萌え系の作品に多くありがちなのですが、恋愛アニメにおいて主人公(男性)が自分に向けられる好意について、必要以上に(といっては語弊がありそうなので一般常識に鑑みてとします)鈍感な場合が多いように感じます。 これはどういった理由からでしょうか?

みんなの回答

回答No.5

2です。 じれったさは、確かになくはありませんが… ただ、これは「ある世界を外から観ているような立場であるからそのように思えるしそのように言える」ものではないでしょうか? 自分がいる世界について、第三者から見たらなんでそんなことに気づかないの?って思えるようなことでも自分ではどうしょうもないことってあるんじゃないでしょうか?岡目八目的な… 上手く言えませんが、かまいたちの夜の「釜井達の夜編」のように、外の世界から観ているような立場の私たちと、物語の中の世界の人物というふうに考えてみてはいかがでしょうか?

siffon9
質問者

お礼

再びのご回答ありがとうございました。 ただポイントがずれているような気がします。 視聴者という神の視点からでないと分からないような事に対しては、「必要以上に」鈍感とは思いません。そうではなくて、例えば作品内の主人公が友人から「お前、鈍いよなー」みたいなこといわれるような作品について考えていました。

  • kyart
  • ベストアンサー率57% (8/14)
回答No.4

主人公の自尊心の欠如が根底にあると思います。そしてそれは読者自身の境遇や心境を代弁しているのだと思います。 「バカとテストと召喚獣」を例にしますと、主人公が学園一のバカという自他共に認めるステータスがあります。それなので主人公が憧れるヒロイン(姫路さん)が自分を好いてくれるハズがないという思い込み(=自尊心の欠如)があるのではないでしょうか。 もうひとつのパターンとしては、同作品にはもう一人主人公に思いを寄せるヒロイン(島田さん)は主人公に暴力を振るいます。なのでそれだけ暴力を振るわれているからには、よほど嫌われているという思いがあります。主人公には、愛情の裏返しとしての行動を解釈する心の機微が欠けているというパターンです。読者の「もしかしてこれは好意の裏返し?いやいや、そんなはずはないぞ、ホントに嫌われているんだ、勘違いするなオレ」と自分に言い聞かせて、恋愛感情に関連したダメージを未然に防ぐ防御策を代弁しているのではないでしょうか。 いずれの場合にも読者の対象となる、ちょっとオタク傾向のある男子の共感を得る主人公像となっているのだと思います。

siffon9
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 「バカとテストと召喚獣」と作品を知らないのですが、興味深いご意見ですね。 > 読者の「もしかしてこれは好意の裏返し?いやいや、そんなはずはないぞ、ホントに嫌われているんだ、勘違いするなオレ」と自分に言い聞かせて、恋愛感情に関連したダメージを未然に防ぐ防御策を代弁しているのではないでしょうか。 ただ、オタク男子の実際の恋愛の場合のダメージを未然に防ぐ防御策というのはどうなのでしょうか? こういう作品というのは、視聴者を主人公に同一化させて、モテる主人公(=自分)という役の疑似体験をさせる為が存在意義ではないかと思います。それなのに(失恋の)ダメージの防御というのは考えが逆ではないでしょうか。

  • erene
  • ベストアンサー率10% (10/96)
回答No.3

カップルが成立しないからこそ色々な展開が可能なのだと思います。カップル成立しちゃったら、やることなんて一つでしょ? あと複数の女の子が登場する作品であれば、一人とくっついたらほかの子の存在価値が低下するのではないかと思います。

siffon9
質問者

お礼

> カップルが成立しないからこそ色々な展開が可能なのだと思います。 仰ることはごもっともなのですが、それが主人公を必要以上に鈍感にする理由とするには弱いような気がします。 ご回答ありがとうございました。

回答No.2

その方が視聴者からの共感が得られそうでしょ。 キムタクみたいな主人公だったら観なくなる人が多そう。(腐女子向け以外)

siffon9
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > その方が視聴者からの共感が得られそうでしょ。 そうでしょうか? 仰るとおり恋愛の機微に聡すぎるのもダメだと思います。でもあまりに鈍感すぎるのもどうかと。 「何でこれで気がつかないの?」ってじれったく思ったことありませんか?

  • kawa20710
  • ベストアンサー率46% (647/1378)
回答No.1

「必要以上」に話を延ばしたいからだと思います。 気づいたら、話が終わってしまう(話が続けられない・続かない)からだと。 そういう物語は、そこまで(気づくまで)の過程が面白い、だと思いますよ。

siffon9
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > そういう物語は、そこまで(気づくまで)の過程が面白い、だと思いますよ。 恋愛ものについては、確かにそのとおりなのですね。でも萌え系ではなく比較的全うな恋愛ものについては必要以上に鈍感な主人公というのは少ないようにも感じます。

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