- 締切済み
中国素案、二酸化炭素のGDP比で50%削減何が問題?良いのでは。
中国素案、二酸化炭素GDP比で40~50%削減、何が問題で何がダメなのでしょうか。途上国に発展するな というのはありえませんし、かなり公平な削減目標に思えます。また、中国の経済発展、途上国の経済発展って日本にとってもメリット大きいわけですし、この中国の提案は有意義なものなのではないでしょうか? どのあたりにどのような問題があるのでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- DDRSDRAM
- ベストアンサー率36% (115/314)
No.3です >その話だと途上国は経済発展するなと言っているに等しい 先進国でも同じですよ。日本の25%削減だって多大な設備投資が必要で成長の足を引っ張るのは確実です。中国の主張だと自国はCO2を増やしてもいいという主張でしかありません。 CO2を減らすためにはそのための技術投資、設備投資が必要なのは先進国、発展途上国とも同様です。中国の場合世界最大のドル保有国でもありお金がないわけではありません。 >日本の経済発展にもつながる 中国の分を日本で削減すれば、中国の発展のために日本の多大なCO2削減投資が必要で、さらに日本の発展を犠牲をすることになります。 まあ、最後は「削減枠を保有外貨で買う」という技もあるわけですが、中国のことですから金を払いたくなくてギャーギャー言っているだけといったところでしょうか。
- iamyou
- ベストアンサー率26% (31/117)
これには中国の巧妙な数字のマジックがあります。 中国が言っているのは単位DGP当りについて40~50%削減する、と言っています。基準年としている2005年から2020年までの中国のGDP成長率をどれくらいに見るかという影響がありますが、仮に年当り6%とすると2005年からの15年間でGDPは2.4倍にふくらむ(1.06の15階乗)と言うことになります。そうするとGDP排出の総量は{1×2.4×(40~50 %)}=約1.2 となり、2005年よりも増やせる事になります。日本が言っているのは1990年比で2020年に於いて「排出総量で25%削減する」と言っています。排出総量は、中国は実質増やせることであり、日本は実質削減する、と言っていると言うことです。中国はGDP成長率を年8%位は維持していくつもりのようですので、そうなれば総排出量は更に増やせる事になります。(計算してみてください。) この違いは非常に厳しいですね。
補足
それだと中国経済発展をすのをやめるか、排出削減に参加するなといっているのと同じですよね。 今や途上国の経済発展こそ世界経済の原動力であり、日本経済の経済発展の主要要因の一つであり、むしろGDP比の方が日本にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。 人口一人当たりでの排出量は日本より圧倒的に少ないわけですから、今後の経済発展を加味した上で排出量に規制をかける事の方が重要なのではないでしょうか。
- cho4
- ベストアンサー率23% (64/273)
中国やインドのCO2排出は、同じGDPを達成するのに 日本が出している量の10倍以上になっています 4から5割を減らしても、日本の現状に比べればまだまだ余裕 要するに、これから新設する設備は日本の技術を使ったものにすれば なんの痛みも無く達成できるという とてもゆるい目標なんです それと引き換えに 日本が90年比25%削減をするというのは とても競走の上で不公平になります 日本がこれから削減する分は、かなりの技術的チャレンジが必要に なります 費用もたくさんかかります 中国などは、むしろ省エネの設備をいれるほうが 経済的には 楽になる方向です
補足
> 中国やインドのCO2排出は、同じGDPを達成するのに日本が出し > ている量の10倍以上になっています。 つまりGDP比が問題なのではなく、基準計算値が問題という事なのでしょうか。だとすると事実上の骨抜き素案という事になりますね。 GDP比で先に枠をはめて、トンデモ科学レベルの基準値であればそちらを後から是正訂正する事の方が早道な感じもしますね。 基準計算値にそのようなマジックがあるとは知りませんでした。 参考になりました。ありがとうございました。
- DDRSDRAM
- ベストアンサー率36% (115/314)
GDP比で削減というのが曲者です。他の国は○○年度の二酸化炭素排出量より何%減らすという目標なのに対して、中国の場合はGDP比で40~50%削減といっているだけです。中国はGDPが年間で統計上7%~11%成長しています。結果として10年でGDPが2倍~3倍に増えることになります。 GDP比で40~50%削減ということは、最もよくて現状維持、最悪で二酸化炭素排出量が50%増加となります。事実上ザルです。
補足
書き込みありがとうございます。 でもその話だと途上国は経済発展するなと言っているに等しいですよね。中国などは日本の10倍の人工で一人当たり排出量は日本などより少ないワケですし中国のいうように先進国に都合が良すぎるのではないでしょうか。 また中国や途上国の経済発展進む事は、日本の経済発展にもつながるので、仮に国家単位で基準年からの削減を中国や途上国に義務付ける自体となれば経済発展しない事で日本にとっても不利益になってしまうのではないでしょうか。
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
取り合えず、今世界で一番二酸化酸素を出しているのって中国なんですよ。 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20091105/102570/ そして、COP15が目標年までに全世界の排出量の50%削減と言っている時に、世界の排出量の20%強を出している国が、排出量をさらに増やしますと宣言しているのですから…。 (No1さんの仰る倍増[中国だけで40数%も排出]が本当だとすると、中国以外の全ての国が経済活動を停止させても、目標達成が絶望的という事になります…。) 日本やEU諸国が出す排出量はどの国も世界に占める割り合いは数%しかなく、COP15の成否は中国とアメリカ(両国で世界の40数%も出している)にどれだけ削減させるかが問題の中心だっただけに、中国の減らすどころか増えます宣言は予想はされていたのですが落胆が拭いきれなかった訳です。 あと、中国がやたらと二酸化炭素が多いのは経済発展(BRICsの他の国は中国ほど極端でない[数%程度])しているからというよりも、安易・安価な石炭による火力発電にエネルギー供給(と言うか火力発電所を増産)を頼っていると言う面も捨て切れません。 この点を改めるだけでも、二酸化炭素削減は激的な効果を発揮すると思いますが。 (改める為の技術支援等は行うと再三明言されているのに…。)
お礼
書き込みありがとうございます。 でもその話だと途上国は経済発展するなと言っているに等しいですよね。中国などは日本の10倍の人工で一人当たり排出量は日本などより少ないワケですし中国のいうように先進国に都合が良すぎるのではないでしょうか。また中国や途上国の経済発展進む事は、日本の経済にもつながるので途上国が発展しないと日本にとっても不利益になってしまうのではないでしょうか。
- ?橋 昌也(@fudousin)
- ベストアンサー率21% (138/631)
目標数値をだしたことは良いことです。それに、交渉ですからそれが最終案ということでもなく、これからが本当の駆け引きです。 問題はふたつです。 ひとつは、現在の予測でいくと中国の目標年である年のGDP比CO2排出量は約300万屯で現在の約150万屯から倍増するということです。さすがに、これは経済発展を容認しても大きいんでない? もうひとつは、その目標が国内的な制約は受けるが、国際的な制約は受けないとしているところです。簡単に言えば、できなくてもゴメンねっちゅう話です^^;
お礼
できなくてごめんねはないですね。 質問の趣旨と外れてしまいますが、ふと思ったのですが現在日本は京都議定書など守れていないようですが、このまま行くとどうなるのでしょうか?できなくてごめんねでは済まないのですよね?
補足
書き込みありがとうございます。
補足
嫌中の方のようですが、内容を何も見ていない話を書いても説得力ゼロにしかなりませんよ。