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研究者に必要な語学力って?
来年から大学3年生になり西洋美術史を専攻します。将来は大学院に進学し研究者を目指していきたいと考えています。 人文科学系はたいてい英語と第2外国語(自分の場合は伊語)を勉強しますよね。大学院レベルだと第3外国語もできる人がいるようです。語学力はあればあるほどいいと思うのですが、歴史や哲学を研究する人の語学力と、英語、仏語、伊語だけを研究する人(いわゆる言語学というのかな?)の語学力に違いはあるのでしょか?また自分のように歴史系の語学力にはこういうところが重要というものがあるのですか? 自分では歴史の研究では文献を読むことが多いので、会話よりもリーディングのほうが重要だったりするのかなと思います。ほかの方はどのように考えていますか?
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- toranpuman
- ベストアンサー率29% (24/82)
皆さんのご指摘の通りです。 西洋美術と一言で括るのは研究者志望の方としては乱暴に思います。 どの国、地域、時代によって必要になる語学は違います。 まず何を研究したいか、がありきで、それによります。 大まかに言って歴史=中世西ヨーロッパのおつもりでしたら、 死語といわれるラテン語が文献の研究には有効です。 ヨーロッパの美術史科では専門分野によってはラテン語、ギリシャ語が作品理解や文献の理解度を深めます。 特にラテン語の場合、現代に使用されている言語とは別物ですが、 基本的に中世の西洋美術においてはとても重要です。
西洋美術史と言っても細かく分ければかなりの地域や国に分類できると思います。イタリア語、ラテン語、ギリシャ語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語などなど限が無いと思います。無論英語は絶対に欠かせません。リーディングを正確にできるようになるためには、その言葉を音で正しく理解し表現できる必要があるでしょうね。読めるけれど話せない と言うことは本当はありえない話ですよ。 いずれにしても、専攻が決まらない限り、何も決まらないですね。
- Directio
- ベストアンサー率13% (8/58)
自分の研究する分野を決めるのが先です。研究対象がはっきりすれば、それに必要な言語も自ずと明らかになるはずです。 語学を先に始めて、研究分野をそれに後付で合わせるようなことはしないように。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
専門によりますね。 西洋の彫刻を勉強するならギリシャ語とイタリア語(専門家じゃありませんから見当違いかも知れません) スラブ系の教会美術をやるなら、ロシア語 オランダの巨匠ならオランダ語 などが独仏以外に必要になるでしょう語学はお早めに習得なさる方が有利です。