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アメリカ企業のアフガンでの行動への疑問

11月26日の日刊ゲンダイの中に春名幹男の国際情報を読むと言う コラムがあり、そこにこんな事が書かれてありました。 (引用概要の始め) アフガンに世界規模の銅鉱山開発の入札で中国、アメリカ他が争って 中国に落札した(即ちアメリカは負けた)。 ところがワシントンポストが落札の為にカルザイに近いアフガンの鉱山相 に賄賂を渡したと報道。中国が治安改善に協力しないで利益のみを追求 していると米中間の火種になる。 (引用概要の終わり) これって何かおかしくないですか? まずはビジネスとしてとらえれば狡猾な中国の勝ちと言う事です。 私がおかしいと感じたのは二点です。 (1)何故アメリカの企業が入札に参加したのか、或いは出来たのか。 (2)アフガンの治安改善に協力せずいいとこ取りをした中国への批判。 アメリカは9.11でのテロのと戦争を宣言してアフガンのタリバン政権と戦争 を行いタリバン崩壊後も駐留していると言うのが現状です。 そのアメリカがアフガンでビジネスをやると言うのは筋違いではないかと思う のです。 そしてアフガンに関しては中立であった中国が策を弄して銅鉱山開発を落札 したと言う中国への批判は的外れではないかと思うのです。 ニュースの出所はワシントンポストなのですがこの中国への批判を皆さんは どう思われますか? アメリカの目的は一体何だったのか実に疑わしく感じるのは私だけでしょうか?

みんなの回答

noname#107923
noname#107923
回答No.3

アメリカの目的は覇権主義です。 アメリカの言いなりになってくれる国を増やしたい。 アメリカに逆らう政府は、反政府ゲリラに軍事援助をして倒す。 タリバンやサダム・フセインに援助していた時期もあるのです。 その時は、それがアメリカにとって好都合だったからです。 中米など世界各地で、これまでにアメリカの覇権主義は展開されています。 正義のために多くの費用や犠牲を払ってアフガン介入しているはずがありません。 9.11は、アメリカ国民に危機感を抱かせ、戦うアメリカを国民に支持させるには 好都合な出来事でした。9.11の真相にはいろいろと言われていますが。 疑問に思われた2点については何も不思議とは思いません。 特に(2)については、アメリカは治安改善をしているつもりなのかと、 逆に攻撃したくなります。 アメリカは覇権のために中国やイランの介入を阻止しなければならないのです。 アフガニスタンの為に戦っているのではありません。 ノーム・チョムスキーの言葉を借りると、アメリカは復興支援するのではなく、 アフガニスタンを滅茶苦茶に破壊したので賠償金を払うべきなのです。 過去からの工作はノーム・チョムスキーの「覇権か生存か」(集英社新書)に 詳しく書かれています。「メディア・コントロール」など、同氏の著書も参考になります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC

kanden
質問者

お礼

著作物の紹介を有り難うございます。 アフガンばかりでなくイラクにも賠償すべきですよね。 ただ撤退すればいいと言うものではありません。 ベトナム、イラク、アフガン、そして又イラクとこれは全てアメリカ から強引に仕掛けた戦争でした。 9.11の時もテロと戦いを扇動するブッシュを見た犠牲者の遺族が 報復の為の戦争はしないで欲しいとコメントしたのを観た事がありました。 アメリカの厭戦機運がどこまで広がるか分かりませんが何かと言うとす ぐ銃を撃ちまくるのは止めて欲しいです、世界平和の為に。

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.2

早い話が資源外交ということです。力のあるものが勝つのです。 アメリカの目的は勿論、アメリカの安全保障にあります。 今や露骨な覇権主義を表明している中国に対して、中央アジアに楔を打ち込むのは急務といえます。 この中国の動きに最も危機感を抱いているのはインド、台湾、東南アジアといった武力衝突のある地域です。 勿論、日本も例外でありません。中央アジアに進出する中国を指加えて見ているのは危機感がなさ過ぎです。 これを傍観していては、恐らく孫かひ孫の世代に禍となって降りかかるでしょう。 中国は既に色々な意味で疲弊、破綻しているのです。 その大きな原因は環境破壊により、人の住める地ではなくなっていることです。 この状況では30年後はどうなっているかなんて保証できません。 いずれ東の方に侵略を開始し、インドとは遅かれ早かれ開戦する運命にあります。 その時に中央アジアの鉱物資源、そして喉から手が出るほど欲しいのが水資源です。 鉱物資源に関しては陸地の平野部ではほとんど開発が進み、残るは海と山岳地帯です。 そして、中央アジアは歴史的経緯から未開発の地域が多く、 また、この地域の造山運動は実に4億年余りと天然資源の醸成には申し分がありません。 その結果、ウランやチタンといったレアメタルも豊富であり、世界中が注目している地域なのです。 中国がチベットやウィグルを武力弾圧した目的は、当初はインドへの軍事的戦略でしたが、 今となっては天然資源の目的も相まって、絶対にチベット独立など認めないでしょう。 中国はいったん征服下におけば容赦のない弾圧を開始します。 中央アジア各国の未来がチベットと重なって見えませんか?勿論日本もです。

kanden
質問者

お礼

私も中国脅威論を否定も肯定もしない立場にあります。 正直よく分からないと言う事です。 昔はロシアの南下政策が世界に脅威を与え日ロ戦争の原因になったそうです。 今や中国がそうなのでしょうか? 中国が軍事大国にしたのは日本のODAだと私の友人が言っていました。 しかし今回の場合アメリカのアフガン政策(民主化、そして銅鉱山入札) は馬脚を現したと言うべきでしょうね。テロと戦いと言うのは口実で あった事が万人の知る所となってしまいました。 おまけに中国に多大な借金をする程疲弊してしまい表だって敵視する事 が出来ない状況です。 ベトナム戦争から何を学んだのでしょうか?

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.1

> アメリカは9.11でのテロのと戦争を宣言してアフガンのタリバン政権と戦争を行いタリバン崩壊後も駐留していると言うのが現状です。 この認識は、あまりにもアメリカの建前を信じすぎていませんか? 「口実」と「実利」は区別して考えるのがアメリカ、特にブッシュ政権の背景にいたグループの行動原理だと思うのですが。 その記事は、この原理を前提にしての内容だと思うのですが。「火種になる」という解釈は私には正しいように見えます。

kanden
質問者

お礼

あくまで建前の上で質問してみました。 9.11問題で幾つかアップされても「建前論者」に擁護的な回答を見る につけ納得出来なかったからです。

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