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中脳の働きと小脳の働きの差について

最近わけあって脳の勉強をしているのですが、よく理解できないところがあります。どなたか御教授願えれば幸いです。 中脳の働きで「姿勢保持」というのがありました。また、小脳の働きで「平衡の調節」というのがありました。この区別がよくわかりません。平衡調節と姿勢保持は同じ意味なのではと感じてしまいます。どういう風に違うのでしょうか。 (中脳の働きで立ち直り反射というのがありました。それが平衡調節と違うのはわかりますが、中脳のそれ以外の姿勢保持機能がよくわかりません)

みんなの回答

回答No.3

 乱暴かつ簡単に失礼します。 中脳…同じ姿勢を保つ。居眠り中のこっくりもそれ。 小脳…運動バランスと運動の目的にあった条件反射    バッッティングやクラウチングスタートの瞬間のように,    そのまま停止させたら転倒してしまう体制でも,実際筋力や    体軸(重心)移動が運動目的に合っており,体中の筋肉総動員で    運動目的を果たしている。     トレーニングや,イメートレは,この一連の動きを    条件反射付けし,スムーズに動くようにする過程

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.2

こんにちは。 小脳は「平衡感覚を処理」することによって「姿勢の補正」を行います。 中脳は「姿勢反射を統合」することによって「姿勢の制御」を行います。 「姿勢制御」といいますのは「位置覚」によって身体を制御することであり、「静止性制御」だけではなく「運動性制御」も含まれます。「位置覚」には視覚や半規管からの「外部感覚」と、関節や筋肉などの「内部感覚」があります。 小脳は皮質脊髄路を介して出力される運動命令の補正を行う中枢です。ここには運動に必要な視覚や聴覚などの外部情報が入力される他、運動中の筋肉や関節の状態が随時フィード・バックされており、スムースな「随意運動の補正」が行われます。このうち、「古小脳」では三半規管からの「平衡感覚」が処理されており、この機能が運動及び静止時の「姿勢の補正」に用いられます。 これに対しまして、「姿勢反射」といいますのは主に関節や筋肉などの状態に対して発生する「無条件反射」です。つまり、ある一定の状態を超えると強制的に発生してしまうのです。「立ち直り反射」始め、「緊張性頸反射」や「前庭脊髄反射」など、延髄以下脊髄にも様々な機能があります。このうち、前庭脊髄反射は平衡感覚によるものです。 中脳は自らが反射中枢を持つだけではなく、下位の姿勢反射を統合することによって身体全体の姿勢制御に携わっています。また、ここでは眼球運動に連合した頭部や身体の動きも制御しています。

回答No.1

>>中脳の働きで「姿勢保持」というのがありました。 >>また、小脳の働きで「平衡の調節」というのがありました。この区別がよくわかりません。 中脳:不随意 小脳:随意 ではないでしょうか。 閉口反射なんかでは筋紡錘の中枢になっていますし。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%89%E5%8F%A3%E5%8F%8D%E5%B0%84 余談ですが 数年前のセンター試験の追試験で、除脳カエルが出題されました。 間脳を除去したら(間脳動物)、中脳を除去したら(中脳動物) 除脳したら(脊髄動物)が出てきて 反応によりどの動物かを答えるという問題で 中脳動物(大脳、間脳を除去)は立ち直り反射が残っているから という事で答えを導く出題でした。

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