可変容量ダイオードについての疑問

このQ&Aのポイント
  • 可変容量ダイオードについて、逆バイアスを掛けると、空乏層によりコンデンサと同じ構造になることが分かりました。
  • しかし、「逆バイアス」であるにもかかわらずコンデンサの働きをする理由は分かりません。
  • また、バイアスをかけてない時や拡散電位より小さい順バイアスを掛けている時も、空乏層は存在し、高い電気容量Cが得られると思いますが、この場合もコンデンサと言えるのか、充電と放電が可能なのか疑問です。
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可変容量ダイオードについて

可変容量ダイオードについて、 逆バイアスを掛けると、空乏層によりコンデンサと同じ構造になるということは分かりましたが、 「逆バイアス」、つまり、「電流が流れない」のにもかかわらずにコンデンサの働きをするという意味が分かりません。 このとき普通のコンデンサと同じ働きをするといえるのでしょうか? また、バイアスをかけてないときや、拡散電位より小さい順バイアスを掛けている時も、空乏層は在るので、 高い電気容量Cが得られるとおもうのですが、 そもそも、下の図のように、コンデンサの両端の電圧が0や電荷Qと符号が逆なときは、コンデンサと言えるのでしょうか? そして、そのときも充電、放電を行えるのでしょうか?   -Q   +Q ----|   |------    + Vd - (Vdはダイオード両端の電位) よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sinisorsa
  • ベストアンサー率44% (76/170)
回答No.1

逆バイアスを掛けるところは、直流的な働きです。 直流的には、コンデンサには充電放電時以外電流は流れません。 可変容量として使うときには、交流的な性質を利用します。 蓄えられている電荷の増減だけが問題になります。 >そもそも、下の図のように、コンデンサの両端の電圧が0や電荷Q と符号が逆なときは、コンデンサと言えるのでしょうか? そして、そのときも充電、放電を行えるのでしょうか? バイアス電圧がかかっているときには、電荷が溜まっています。 さらに微小な交流電圧が加えられれば、その電圧により、 電荷量が増えたり減ったりします。微小な電荷が充放電されます。 これが交流的働きです。 コンデンサは、2つの導体が近接していて、導体間に 電圧を与えたとき、電荷を蓄える性質をもつものです。 外部から与える電圧によって、コンデンサになったり、 ならなかったりするものではありません。

2009googoo
質問者

お礼

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