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太陽光線って電界や磁界が発生してるんですか?
タイトル通りなんですが、太陽光線って電磁波の一種ですよね。 「電磁波=電界と磁界の連続発生」と思うんですが、太陽光線にも同じ様に発生してるんですか? また、そうだとしたら、超敏感な方位磁石などあった場合、ぶるんぶるん振れっぱなし状態になったりするのですか?
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とにかく、光は電磁波の一種です。太陽を見るとまぶしいですね。その光が電磁波です。 また、紫外線やX線なども電磁波です。海水浴で日焼けするのは太陽から紫外線が出てるからです。 赤外線も電磁波です。これは熱を伝えることが多いです。太陽の熱を感じますね。つまり太陽はいろいろな電磁波を出しているわけです。波長が違うと電磁波といってもいろいろな種類があります。 人の手のぬくもりは、離れていても感じるので、赤外線が出てるということです(でも、触ってぬくもりを感じる場合などは別です)。赤外線探知機で人間の体温が探知できたりします。 いわゆる電波というのも電磁波です。 ということで、いろいろな電磁波が乱れ飛んでいる中で生活してるわけです。 ただ、磁石を動かすのは無理っぽいかも。
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- trytobe
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電磁波は、電界と磁界が連続して「振動する」もので、そのうち目で見えるくらいのリズムで振動しているのが可視光線です。 見えないものは、赤外線(プリズムで虹色に分けたときの赤色の外)や紫外線(紫色の外)というのが代表的です。 さらには、もっとリズム(テンポ=周波数)が早いものが、ラジオやテレビといった無線に使われているものになり、太陽活動によっては電波が乱されることもあります。 こういう振動はあまりに速すぎて方位磁針は回るひまがありませんが、振動を受けて電流に変換するのが、まさにアンテナなのです。アンテナの中ではぶるんぶるん電流が振れっぱなしになって、音声や映像に変換されるのですね。
お礼
お礼が遅れてしまい、すみません。 分かり易い回答、ありがとうございます。 >目で見えるくらいのリズムで振動しているのが可視光線です。 こういう風に書いてあると、非常にイメージし易いです。 ANTの事例なども、「なるほどー」と思いました。 いろいろとご教授いただき、ありがとうございました。
電磁波は電場と磁場が絡まりあった波のようなものですが、波長によって性質がまるで変わります。波長が長いということは、振動数は小さいわけです。どんな方法であっても、こういう波ができれば電磁波になるわけです。太陽は水爆の集まりみたいな感じですが、蛍光灯でもろうそくでも結果として電磁波ができればいいわけです。植物が緑色なのは、太陽光線の「緑色以外」の光を吸収して光合成するために、結果として緑色が反射して見えるわけです。 振動数が大きい(波長が短い)ほどエネルギーは高いそうです。振動数の小さいものから並べると、 いわゆる電波<赤外線<目に見える光<紫外線<X線 という感じになります。 目に見える光でも振動数(波長)はいろいろあって、虹の7色は太陽からの光にいろいろな波長が混ざっているのが分解して色別になったようなものです。赤が一番振動数が少なく(波長が長い)、すみれ色が振動数が大きいことになります。(ただし、黄色の光もありますが、赤い光と緑色の光を混ぜても黄色になります。感覚の鋭い人には違いがわかるようですが。)白い光というのは、一種類の光でなく、目に見えるさまざまな波長の光が満遍なく混ざった感じですね。 ちなみに、人間の目で見れる光と昆虫などが見える光には違いがあります。花は人間に観賞されるためではなく、昆虫に見せるために咲くので、昆虫から見たときに一番目立つようにできているらしいです(ということは、花にとっては人間は邪魔者かも・・・)。
お礼
お礼が遅れてしまい、すみません。(諸事情により、ネットにつながりませんでした) またまた丁寧にご解説いただき、ありがとうございます。 波長によって性質(見え方、感じ方)が変わってくるという事ですね。 分かり易い説明、ありがとうございます。 しかし、光についていろいろ考えてると、不思議な事が多いですよね。「本当は何色なんだろう?」とか、「実は全く違う色なんじゃないか?」とか。 この辺の話になってくると、本来の質問の主旨とはちょっとズレてきてしまいますが。 また改めて質問(相談)させていただきたいと思います。 ありがとうございました。
- sanori
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コメントにお答えします。 人の手の温もりに限らず、熱を持っているものは、周りに熱をばらまきます。 しかし、一口に「ばらまく」とは言っても、まったく異なる2種類のものがあり、どちらも同時に存在するのです。 1.熱放射(電磁波であり、赤外線、遠赤外線が有名) 2.熱伝導(空気や水、あるいは固体を介して伝わる) 1については、電気ポットの中をのぞくと壁面が鏡になっていることからわかると思います。 つまり、電磁波を鏡で反射させることにより、電磁波を閉じ込め、お湯の温度の低下を防いでいるのです。 また、ストーブでも鏡(反射板)が付いているものがありますが、これは、暖めたい方向に集中して熱放射をさせるためです。 2は特に説明はいらないと思いますが、隣の場所が暖まって、それによりその隣が暖まって、それによりその隣が暖まって・・・ という連続です。 なお、真空中でも、上記1によって熱が伝わるということは覚えておくとよいでしょう。 実際、太陽と地球との間は真空なのに、太陽光で地球上は暖まっています。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。 みなさんの知識はすごいですね。本当に勉強になります。 自分の乏しい知識でも「なるほど~」と思う点がいくつもありました。 本当に参考になりました。ありがとうございました。
- sanori
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こんばんは。 >>>太陽光線って電磁波の一種ですよね。 はい。 >>>「電磁波=電界と磁界の連続発生」と思うんですが、 はい。そんな感じです。 何かのきっかけで電磁波が生じれば、その後は連続発生的に伝播していきます。 >>>太陽光線にも同じ様に発生してるんですか? 元々は核融合のエネルギーなのですが、それは太陽の、かなり内側にあります。 それより外側の部分が熱せられ、それが熱放射としての光となって地球に届いているわけです。 つまり、電球と同じです。 電気を使うからということではありません。 電球はフィラメントを熱することによって、光を出しますから、 その点で同じだということです。 (実際、スペクトルを見ると、太陽光のスペクトルと電球の光のスペクトルは、よく似ています。) >>>また、そうだとしたら、超敏感な方位磁石などあった場合、ぶるんぶるん振れっぱなし状態になったりするのですか? 地磁気のほうがはるかに強いので、地球上であれば、超敏感でもそうでなくても、方位磁針はぴくりとも動かないでしょうね。 ご参考になりましたら。
お礼
早々のご回答ありがとうございます。 どうも太陽光線とか光って、電磁波の仲間と言われているけども、ピンと来なかったので相談させていただきました。 「太陽光線=熱放射=熱が電磁波として運ばれる現象」理解しました。 ちなみに、人の手の温もりだとかも、熱放射(電磁波)だったりするのですか? 手が空いた、時間のある時で構いませんので、ご教授いただけるとありがたいです。
お礼
的確なご回答、どうもありがとうございます。 いやぁ~電磁波は奥が深いですね。 質問をする度に新たな疑問が発生してきます。ですが、自分で出来る限りご回答いただいた内容を理解し、勉強した上で改めて質問させていただきたいと思います。 ほんと参考になります。ありがとうございました。