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郵政民営化によって、小泉さんは何を得たか?
アメリカ年次要望に従って、小泉さんが郵政民営化を行った つまり、アメリカを牛耳る企業、特にロックフェラー関連企業の要求に従って 簡保の仕組みを変え、日本人の保険を簡保からアメリカの保険会社に変える流れをつくりアメリカ(ロックフェラー関連企業)を儲けさせようとしたのであろうことは私も理解しました。 そこで! 小泉さんは、結局のところ、何をしたかった、あるいは何を得たかったのでしょうか? (1) 小泉さんの思想としての、アメリカと手を組んだ世界のリード推進ですか? つまり小泉さんは金や利権のためではなく、思想のために行ったのでしょうか? 右翼、左翼のように、思想が生きる目的のような人間だったということですか? (2) それとも ロックフェラー関連からの様々な利権を得るためですか? もしこの(2)であるなら、具体的に何を得たのでしょうか? 「様々な便宜」などという言葉ではなく、具体的なものを教えてほしいと思います (3) それとも その他なのでしょうか?
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- tareo
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結局、意趣返しだと思います。真偽はわかりませんが、自分が初めて父親の後をついで、選挙に出たとき、その選挙区の特定郵便局の局長が対立候補の支援に動いたとかで、それで選挙に負けたといううわさがあります。また、旧田中派~経世会に対する恨みつらみも相当なものがあったらしいです。実際、自分の所属する派閥が党内で最大の勢力になり、それなりに意趣返しもできた後は、すんなり辞めましたから、あながち的外れでもないかもしれません。
>No.6様 かんぽ生命の「かんぽ生命の現状2008」の後半をみれば、外債運用と外資参加状況がわかりますよ。 まあ、今のところは比率は低いですが
- rikukoro2
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>簡保の仕組みを変え、日本人の保険を簡保からアメリカの保険会社に変える流れをつくり 前提条件がそもそも違ってる。妄想で語るのはどうかと思う。 元々郵貯は民営化により資金の管理は『ゆうちょ銀行』となりました 元々は法令で投資先は日本国債に限定されてきたたわけですが。 民営化に伴い、資金の管理は専用の管理団体が行うわけですが・・・その団体は日本の銀行が中心となっており、外資はまったく入ってません。 日本の銀行がわざわざ外国の利益を渡すような事をするはずがありません。それに今回の米国発サブプライムで発覚したように海外関連の投資はゆうちょ銀行はしてませんよ? 第一、外資に有利になるってんなら、なぜ米国のシュワブ米通商が郵政民営化は外資を阻害するってWTOに提訴しようとしたんですか?
- cse_ri2
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No.2,3です。 りそなに限らず、小泉政権時代での金融行政の話をしましょうか。 小泉政権、特に竹中大臣(当時)に寄せられた国内外の期待は、銀行の抱える不良債権の処理でした。 日本経済が「失われた10年」と呼ばれる不況が続く中、その元凶が日本の銀行が抱える不良債権にあることが、ほぼ明らかになっていたからです。 (なお、現在のリーマンショック以降の世界的な不況も、欧米の銀行が大量の不良債権を抱えていることが、景気回復の足を引っ張る要因となっています) りそな銀行に公的資金を注入し国有化したことは、日本が不良債権退治に乗り出したというメッセージと市場では受け止められ、質問者さんが言うように株価が上がる要因となりました。 しかし、それはただ海外の投資家に儲けさせただけではありません。 りそなショック以後、国による銀行への公的資金注入が軌道にのり、主要な銀行が金融庁の監督下に置かれることで、不良債権処理に弾みがつき、やがて小泉政権の後半期には処理がほぼ完了したのです。 結果として、日本の景気はそれまでの低迷から脱出し、実感は今ひとつとはいえ、いざなぎ景気を超える長期間の経済成長が続く結果となりました。 その過程でアメリカの投資家も儲かったかもしれませんが、それ以上に日本が利益を得ています。 上記の表の事実を踏まえると、当時の小泉さんも竹中さんも、国益のために十分働いてくれたと見ていいでしょう。
>小泉さんは、結局のところ、何をしたかった、あるいは何を得たかったのでしょうか? 思想的には、本人が言及したように「信長」になりたかったのではないでしょうか。 本来異端として社会から排除されるべき信長が外来技術と戦国の時代を梃子に野望の完成をめざしたように、変人として自民党から排除されていた小泉さんが米国とグローバル化を梃子として脱日本人を目指したのかもしれません。 それらは発想としては必然で必至と思うのですが、情報リテラシーも個人の戦略性も地域共同体もローカル言語の問題も放っておいて丸裸で個人を国際競争の中に放り出したところに問題があったように思います。
お礼
お返事に感謝します。 なるほど、そういう考え方は面白いですね。 とすると、あなたの考えでは小泉さんは、私の質問の(1)にあたる「思想主義型」の人間だという主張ということでよろしいですか。 貴重な意見をありがとうございました。 引き続き他の方々の意見も大いにお聞きしたいと思います。
- cse_ri2
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No.2です。 >しかし、それで小泉さんは何を得るのでしょう? この疑問自体が、小泉純一郎という人物を理解していない証拠です。 普通の人は、たいていお金とか名誉とかを欲し、死ぬまでそれに執着します。 もちろん、小泉さんにもそういう欲は多少はあるかもしれませんが、一般人に比べて執着心は薄かったと私は認識しています。 かつて田中真紀子さんが、小泉さんのことを「変人」と呼びましたが、そういう意味では小泉さんは一般人よりは変人なのかもしれません。 上記のことを補足しましょうか。 郵政選挙に勝った小泉さんは、自民党内でゆるぎない勢力を得ました。 元々の支持基盤である清和会(森派)に加えて、事実上の小泉グループである約80人の小泉チルドレンたちです。 もし、小泉さんに、継続して何らかの利益を得ようという欲や執着心があるのであれば、それらの支持基盤の上に乗っかって、院政を敷けばよかったのです。 かつて田中元首相が、竹下氏・金丸氏によって支持基盤を奪われるまで、事実上の裏の首相として君臨したように。 しかし、小泉さんはそうしませんでした。 後継者である安倍さんにその座を譲り(とはいえ、自分の引退とともに反小泉勢力の勢いが強まらないように、いろいろと手は打っていましたが)、さらには今度の選挙で議員まで辞めてしまいました。 まさしく、変人の所業です。 人は何かの利益を得るために生きるという考えの凡人(もちろん、私もその凡人の一人です)には、理解できない所業でしょう。 理解できないので、質問者さんのように、あれこれ情報を引っかき集めて理解しようと努力するのかもしれませんが、「小泉純一郎は、凡人の理解の及ばない変人である」という補助線を一本入れれば、すっと理解できるかと思います。
お礼
またもや、お返事をありがとうございます。本当に感謝です。 しかし、やはり納得できません・・・。申し訳ないです。 どうもあなたの意見は「自分の考えどおりであってほしい」という思い自体が根拠となって今っているように思います。 つまりあなたの理想どおりの小泉であってほしいという思いによって、あなたの小泉像がつくられているように思うのです。 変人だから辞めたのではなく アメリカに供するという目的を達したから辞めたのではないのでしょうか? それが最大の目的であったのであれば、既に自民党に対する不信感を肌で感じている小泉さんは当然辞めるでしょう。 さっと辞めるほうがいろいろな追求も避けることができますしね。 それに私がNo2で返答した内容にまったく触れていないことも大いに気になります。 私が指摘したりそな問題について、まったく書き込まれていませんね? どうも、あなたはりそな問題と小泉さんを結びつけることを避けているように思うのですがいかがですか?
- cse_ri2
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ロックフェラーうんぬんよりも、もう少し表の政治の勉強して欲しいです。(苦笑) 小泉さんは、何かを得たかったわけではなく、何かを成したかった。 それは何か。 『郵政民営化』という回答は、戦後の自民党政治を何もわかっていません。 本当にしたかったことは、戦後の自民党を長らく牛耳ってきた田中派とその後継者たち、つまり経世会支配を打ち崩すことでした。 過去の経緯を説明するのは面倒なので省略しますが、『角福戦争』がキーワードです。 じゃあ、なぜあんなにも郵政民営化にこだわったかというと、田中元首相が築き、その後継者が大事に守ってきた利権構造。 それを打ち崩す鍵が、郵政民営化にあったからです。 よく言われるのが、郵貯の話ですね。財政投融資改革が行われるまで、国民の貯金である郵便貯金は、大蔵省の影の予算として扱われており、公共工事の大事な原資でした。 財政投融資改革により、郵貯が公共工事に使われることは表向きなくなりましたが、まだ財投債などの抜け道があります。 そこで小泉さんは、後で改革が後退しないように、郵政民営化でトドメを刺したわけです。 郵貯が完全に民営化されれば、リスクが高い債権への投資は出来にくくなります。 また、役人や政治家の横槍もなくなるからです。 しかし、郵政民営化の(小泉さんへの)メリットはそれだけではありません。 かつての特定郵便局長(今は民営化にともなって特定郵便局は廃止されていますが、地方の郵便局として残っています)が、旧田中派の牙城だったからです。 郵政民営化により、旧田中派の支持基盤へのダメージとなり、旧田中派の勢力後退へとつながりました。 小泉さんが首相であった間に、かつての自民党の第一派閥だった旧田中派の勢力は後退し、第二派閥だった森派(元はといえば、小泉さんの師匠である故福田赳夫の派閥です)が第一派閥となりました。 さらに、野中広務氏など有力な旧田中派系列の議員が引退に追い込まれ、最後まで小泉さんに抵抗した勢力は、まとめて国民新党に追い出されたわけです。 こうして、何十年も続いた角福戦争は、自民党内においては旧福田派勢力の勝利となりました。 しかし、追われた旧田中派勢力は、小沢一郎を中心として民主党に結集し、とうとう古巣の自民党を政権与党の座から追い落としています。 かつての角福戦争は、自民党vs民主党として、形を変えて継続していると見ることもできるわけです。 ロックフェラーどうこうと言う意見は、こういう裏の権力闘争の歴史を知れば、実にくだらない陰謀論だということがわかってきます。
お礼
回答どもうありがとうございます。 ただ、やはり納得はできかねます、長文書いていただいて本当に感謝していますが・・・。 あなたの書き込みはもっともらしい意見ですし、その側面(角福戦争)があったことも確かでしょう。 しかし、それで小泉さんは何を得るのでしょう? 派閥争いに勝ったとして、得るものはそこまで大きくないはずです。 自らが行う「改革」によって自民党が滅ぶことを小泉さんが自覚していなかったはずがないと思いませんか? あなたも最後のほうで書かれている自分の書き込みに矛盾を感じているはずです。 派閥争いに勝ったとしても、その先に政権与党崩壊があるなら なんの意味もないのです。 つまり結局はアメリカのためであったと考えるほうが自然ではないでしょうか。 あなたは、りそな問題をご存知でしょうか? これも派閥争いのためですか? そうではないですよね。 この問題で、株で大もうけしたのは主にアメリカ大手企業。 日本は金融恐慌寸前まで追いやられました。http://web.chokugen.jp/uekusa/2006/06/10_47b9_1.html
- ROMIO_KUN
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どこからロックフェラーとのつながりを解釈したのでしょうか。 何かロックフェラーか小泉さんへの恨みと言うか文章としても 恣意的なものを感じるのですけど。 小泉さんは何も得てませんよ。 小泉さんの時代は赤字国債の発行が減って経済再生の方向には 進んでいたと思います。 景気回復の下地作りにはなったかと、いろいろな会社はつぶれましたが どのみちつぶれる会社がつぶれただけと思います。
お礼
恣意的というのは、どこからそう感じたのでしょうか? もしそうであるなら訂正、修正させていただきたいと思います。 あくまで、私個人が質問内容に書いたように理解したということでございます。 さて。 小泉さんが何も得ていないということですが、私の質問になんら答えていただいていないように思います・・・。 何も得ないのに、政治活動をするということ自体ありえないと思います。 思想の完遂にせよ、社会のためにせよ、金のためにせよ 目的を持って行動しているはずですから。
お礼
お返事ありがとうございます。 いきなり小泉さんの手柄のように語られていますが、その過程を抜いて語られるのは少々強引かと思います。 当初、小泉政権は自己責任原則論を展開し、倒れる銀行は救済せず、が持論でありましたね。 そのせいで日経平均株価は1万円台後半から一気に7300円台まで落ち込みました。 当然、中小企業は倒産、さらなる景気悪化です。 しかし突然、りそな銀行に法的資金注入。 今までの自己責任原則論は棚上げ、つまり今までの自らの政策と正反対のことを行い、はじめて、 一気に株価は上昇していきました。 そして小泉政権と近しい企業・人物がりそなの経営権を掌握しました。 この一連の流れはすべて計算されていたものだと思われます。 最後の最後で公的資金を注入するのなら、最初から自己責任原則論を掲げ政策運営してくべきではなかったのですからね。 そのせいで日経平均株価はどんどん下がっていった。 しかし最後の最後で「退出すべき企業は退出」との政策から180度方向転換。 金融危機には公的資金で銀行を守る方針を、当初から示しておけばよかったのにそれをしなかったのは大問題です。 そのせいで中小企業は倒産が相次いだわけです。経済はどんどん悪化していったわけです。 (最初から公的資金注入を名言していたら、景気の悪化は必要なく、中小企業の倒産もなく、不良債権処理も滞りなく行ったのに。) そして、その流れの中でアメリカ企業は株を買いあさり、日本の公的資金注入後、株価は一気に上昇し彼らは莫大な利益を得た。 つまり、この一連の流れは最初から計算されていて、アメリカ企業は小泉政権と結託していた可能性が高いわけです。 このアメリカと結びついた小泉政権の運営は 国益のためと軽々に言っていいものではありません。 不必要な中小企業の倒産、経営悪化、ひいては国民の苦しみを生み出したのは小泉政権に他ならないのです。 アメリカを儲けさせるために演出された大企業のみの景気回復です。 (公的資金注入後の景気回復が国民の実感として沸かなかったのも 結局はそのためですね。)