芥川・江戸川で賞を逃した候補作のお薦め

質問

芥川賞・江戸川乱歩賞で賞を逃した候補作のお薦めの本を教えて下さい。
趣味的には昭和時代の芥川賞作品が好きで、最近の直木賞のようなものが嫌いですが、読んで面白かったというものであれば何でも結構です。

回答No.1

noname#212854

おそらく，いちばん有名な芥川賞を逃した作品は，太宰治の「逆行」です。
昭和１０年、第１回の候補に挙がりましたが、石川達三の「蒼茫」に破れました。
太宰の「逆行」は、今でも読まれ続けていますが、石川達三は名前すら忘れ去られました。

太宰だけでなく，三島由紀夫や村上春樹も受賞していません。
３人とも，ハズレのない，大作家です。
どの作品もおすすめです。

審査員の眼よりも，大きすぎる作家は、評価されないんでしょう。

お礼

>>審査員の眼よりも，大きすぎる作家は、評価されないんでしょう。
まったく同感です。
この質問の動機でもありました。

ご回答ありがとうございます。
是非読ませて頂きます。