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色々な賞!
直木賞や、芥川賞、そして乱歩賞など、色々賞はありますが、それらはどのような基準で選んでいるのでしょうか? 俺は蹴りたい背中や、蛇にピアスなどの作品はレベル的にどうも低いと感じています。 今の賞で一番レベルが高いのは乱歩だけかなって思うほどです。 色々な意見をお聞かせください。
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- 123garia
- ベストアンサー率36% (13/36)
天下の芥川賞も直木賞も、今やレコード大賞なみに権威が下落しているかと。 受賞作家が、その後鳴かず飛ばずになるどころか、受賞作品さえ売れなくなっている気がします。 だからといって、蹴りたい背中や、蛇にピアスの受賞は露骨に話題作りの感がありありかと。 まあ、マスコミも相手にしてくれないよりは、若手天才作家誕生と盛り上げてくれるほうがいいのかもしれませんが。 ちなみに審査員は 芥川賞:池澤夏樹・石原慎太郎・黒井千次・河野多惠子・高樹のぶ子・三浦哲郎・宮本輝・村上龍・山田詠美 直木賞:阿刀田高・五木寛之・井上ひさし・北方謙三・津本陽・林真理子・平岩弓枝・宮城谷昌光・渡辺淳一 一流作家揃いですね。
- tasogare32
- ベストアンサー率46% (208/446)
芥川賞、直木賞についてもう少し補足しますと、 芥川賞は純文学部門での新人の作品に与えられますが、 選考は作品本位で、作者の文筆歴は特に考慮しません。したがって作品がすぐれているとなれば、その作者が全くの無名の新人でもよいし、将来大成するかどうかも特に考慮に入れません。したがって芥川賞の受賞者一覧を見ればその後名前を聞かなくなる一発勝負のような作家が見受けられます。 それに対して直木賞の方は大衆文学ということで、ある程度職人芸が要求されます。そのために今後作家としてやっていけるかということが選考の重要なファクターになります。そのためにずぶの新人ではなく、すでに色んな雑誌に小説を発表し、本も出してかなり世間に名前を知られている、新人と言うより新進作家に授与されることが多いです。
- gwengaku-man
- ベストアンサー率62% (457/728)
直木賞は元は大衆文学の新人、現在は新人に拘らず与えられる文学賞です。 芥川賞は純文学の新人に与えられる文学賞です。 乱歩賞は探偵小説を奨励するために制定された文学の賞です。 直木賞や芥川賞は発表済みの作品から選考されますが、 乱歩賞は未発表作品の公募で副賞1000万円ですから作品レベルは高くなると思います。 蹴りたい背中や蛇にピアスなどの芥川賞作品は言い換えれば『純文学新人賞』ですので レベル的に低く感じるのは当然と言えます。