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短期貸付金を役員報酬で返済(相殺?)する際の源泉所得税等の仕訳を教えてください。
例えば、会社から役員に短期貸付金として100万貸し付けたとします。 これを、毎月の役員報酬で返済していこうと考えたとき、役員報酬満額を返済に 充てられるわけではなく、いくらか源泉所得税分等を預かり金にしないといけませんよね? その場合の仕訳がわからなくて質問させていただきました。 役員に貸し付けた際の仕訳は以下で正しいですよね? 短期貸付金 100万 / 普通預金 100万 で、通常役員報酬を支払う際の仕訳は以下になろうかと。 役員報酬 20万 / 普通預金 ×× 預かり金 △△ 今回質問したいのはこの「預かり金 △△」が、役員報酬で短期貸付金の返済をしていくのに どうかかわってくるか、ということがよくわからなくて質問しました。 短期貸付金 20万 / 役員報酬 ○○ 預かり金 △△ というようになるのでしょうか。 これにさらに利息が関わってくるんですよね?もうチンプンカンプンです。利息は年に1回 決算期に計上したらOKという話も聞いたような気がしますが・・・ ご教授くださいますよう、お願いいたします。
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No.3です。 通常の支給の場合、月末に未払費用を立てて、翌月支給しているのですね。 その場合には、預り金は支給時点でたてるべきなので、 月末:役員報酬 20万 / 未払費用 20万 支給時:未払費用 20万 / 現金 ×× 預かり金 △△ になります。(支給時には、役員報酬は立てずに未払費用の消し込みをしますでしょ) 貸付金の返済の日を、通常の支給日に合わせて行いたいのであれば、 未払費用 20万 / 短期貸付金 ×× 預かり金 △△ となりますが、未払費用を立てずに、月末時点で直接先の仕訳を切ってもよいと思います。(月末の費用発生時に借入金の返済を行ったと考えればよいのです) なお、決算で計上する利息分の未収入金もいずれ役員から返済を受けなければならないのは当然ですが。
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- hinode11
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#4です。 >この例は、役員報酬を毎月20万受け取って、そのうち5万円を短期貸付金の返済に充てる、という仕訳と考えたらOKなのでしょうか? その通りです。 > >最初の月 >〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金108,500 この1行目の仕訳はどういうことを表しているのかいまいちわかっていないのですが、一度役員報酬が普通預金から支払われる、ということなのでしょうか。 そうではありません。1行目だけでなく、全体で一つの仕訳です。 100万円貸したので、毎月、20万円の報酬を支払うたびに元本5万円づつを差引いて返してもらい、そのとき、利息も差引くとします。最初の月の仕訳のは次の通りです。 最初の月 〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金108,500 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕預り金39,000……所得税ほか 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕短期貸付金50,000 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕受取利息2,500 意味は次の通りです。 源泉所得税と社会保険料の合計額が39,000円であり、報酬20万円から、これを差引きます。 貸付金の元本50,000円も差引きます。 最初の月は、利息が2,500円であり、これも差引きます。 すると、残りは108,500円ですから、これを普通預金から支払います。 こういう意味です。
お礼
度々ありがとうございます。 おかげさまで理解できました。ありがとうございました。
- hinode11
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#1と#2です。 私が誤解していました。#1と#2の回答を撤回して、改めて回答を書きます。 ◇例えば毎月5万円づつを返済してもらい、利息も毎月徴収するとします。(利息は年利3%。残債方式。) 最初の月 〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金108,500 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕預り金39,000……所得税ほか 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕短期貸付金50,000 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕受取利息2,500 2カ月目 〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金108,625 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕預り金39,000……所得税ほか 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕短期貸付金50,000 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕受取利息2,375 というようになります。 ◇変則的な方法ですが、毎月、元本だけを5万円づつを返済してもらい、利息は期末に一括徴収するならば、例えば 毎月 〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金111,000 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕預り金39,000……所得税ほか 〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕短期貸付金50,000 期末に現金で一括徴収 〔借方〕現金32,000/〔貸方〕受取利息32,000 のような仕訳が考えられます。 失礼しました。
補足
度々ありがとうございます。 > ◇例えば毎月5万円づつを返済してもらい、利息も毎月徴収するとします。(利息は年利3%。残債方式。) この例は、役員報酬を毎月20万受け取って、そのうち5万円を短期貸付金の返済に充てる、という仕訳と考えたらOKなのでしょうか? >最初の月 >〔借方〕役員報酬200,000/〔貸方〕普通預金108,500 この1行目の仕訳はどういうことを表しているのかいまいちわかっていないのですが、 一度役員報酬が普通預金から支払われる、ということなのでしょうか。 稚拙な質問ばかりで申し訳ございませんが、もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。
- marumets
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一度に仕訳を切ろうとするから、難しくなるのです。 これを、まず現金で役員報酬を支払い、その直後その現金を貸付金の返済として受け取る。という風に分けて考えればよいだけです。 役員報酬 20万 / 現金 ×× 預かり金 △△ 現金 ×× / 短期貸付金 ×× この2つの仕訳から現金を相殺すれば、出来上がりとなります。 役員報酬 20万 / 短期貸付金 ×× 預かり金 △△ 預り金については、通常通りに役員報酬を支払う時となんら変わりはありません。(預り時・納付時とも) また、短期貸付金に対する利息の計上は、決算修正仕訳として 未収入金 ◇◇ / 受取利息 ◇◇ のようになります。
補足
ご回答ありがとうございます。 > これを、まず現金で役員報酬を支払い、その直後その現金を貸付金の返済として受け取る。という風に分けて考えればよいだけです。 なるほど!これなら理解できそうです。確かにまとめるから理解しにくいんですね。納得です。 ついでに伺いたいのですが、例えば9月に役務提供があって、月末締め月末払いの場合9月末に 役員報酬 20万 / 未払費用 20万 が計上されますよね。で、10月末に支払われる時に短期貸付金と相殺するとすると教わったように 役員報酬 20万 / 短期貸付金 ×× 預かり金 △△ ということでOKでしょうか。9月末、10月末ともに役員報酬が借方にくるのがなんとなく いいのかな?と思ってしまいます。費用科目だからこれでOK、ということなのでしょうか。 「相殺」と聞くと、はじめに計上したのが借方だと次は貸方にくるようなイメージなのですが 勝手な思い込みなのでしょうか。現金の時はそうなりますよね・・・
- hinode11
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#1です。書き忘れました。 >毎月の役員報酬で返済していこうと考えたとき、役員報酬満額を返済に充てられるわけではなく、いくらか源泉所得税分等を預かり金にしないといけませんよね? >今回質問したいのはこの「預かり金 △△」が、役員報酬で短期貸付金の返済をしていくのに どうかかわってくるか、ということがよくわからなくて質問しました。 役員報酬からの天引で短期貸付金の元本と利息の返済してもらったとしても、預り金(所得税、社会保険料)には何の影響もありませんよ。
補足
> 預り金(所得税、社会保険料)には何の影響もありませんよ。 何の影響もないとは・・・? 仕訳には関係ない、ということではないですよね。 なぜ影響ないのでしょうか。影響ってどういうことなのでしょうか。 文章の理解力が低くて申し訳ありません。 もう少し噛み砕いて教えていただけるとありがたいです。
- hinode11
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毎月20万円を返済してもらい、同時に利息も徴収するとします。 役員報酬を支払う際の仕訳は以下になります。 〔借方〕役員報酬1,000,000/〔貸方〕普通預金603,000 〔借方〕…………{空欄}………/〔貸方〕預り金190,000……所得税ほか 〔借方〕…………{空欄}………/〔貸方〕短期貸付金200,000 〔借方〕…………{空欄}………/〔貸方〕受取利息7,000
補足
回答ありがとうございます。 私が仕訳をきちんと理解できているか自信がなく、教えてくださった仕訳がいまいちよくわからないのですが、 これは一年間というか、決算の時の仕訳がこのような形になる、ということなのでしょうか。 毎月の仕訳ですか? トンチンカンなことを聞いていたら失礼をお許しください。
お礼
教わった内容を何度も読み返し、会計ソフトとにらめっこした結果、 > 未払費用 20万 / 短期貸付金 ×× > 預かり金 △△ この仕訳が最もしっくりきました。(この言い方が適切かどうかはわかりませんが・・・) 未払費用を消していくんですもんね。「預かり金」には影響なし、というのもやっと理解できてきました。ありがとうございました。
補足
度々ありがとうございます。 > 通常の支給の場合、月末に未払費用を立てて、翌月支給しているのですね。 はい。質問時に書き漏れましたが、会社を設立してまだ日が浅く、毎月きちんと役員報酬を支払えるかどうかきわどいことも多いため、 一旦未払費用で計上し、その後払えるようになったら何か月分かまとめて消しながら・・・というようなことをしております。 >になります。(支給時には、役員報酬は立てずに未払費用の消し込みをしますでしょ) おっしゃるとおりです。ここまでは理解できました。 >未払費用を立てずに、月末時点で直接先の仕訳を切ってもよいと思います。(月末の費用発生時に借入金の返済を行ったと考えればよいのです) この場合の仕訳は・・・ 役員報酬 20万 / 短期貸付金 ×× 預かり金 △△ ですか?あ、これって前回教わった仕訳ですね(^^ゞ 結局上述の仕訳で落ち着く、と考えて間違いございませんか? ちなみに・・・お恥ずかしいのですが、 「預かり金」として引くべき金額も払えないからさらに貸し付ける、というような場合はどうすればいいのでしょうか。 一旦、先述の仕訳をして、その後に以下の仕訳を追加したらOKでしょうか。 短期貸付金 △△ / 現金 △△ >なお、決算で計上する利息分の未収入金もいずれ役員から返済を受けなければならないのは当然ですが。 おっしゃるとおりです。 今回はあくまで一例として100万、20万という金額で質問させていただきましたが、実際にはさほど貸付金と役員報酬の金額差は大きくなく、 全体的な額も小さいです。源泉所得税も甲欄適用で●百円の世界なので返済にさほど苦労はしないはずなのですが、とはいえいつまでも貸付金 をずるずる続けるわけにはいかないことは承知しております。 心の中では毎度「頼むよぉ!」とぼやいています(笑)