わからないことがあるとすぐにここで質問する心理

質問

私の傾向なのですが、わからないことがあると、どうしても調べてみるより先にここで聞こうと思ってしまうのです。それが中毒症状のようにやめられません。どういう心理なのでしょうか？

回答No.3

never-ness · ベストアンサー

「疑似的対話」が可能だ(と思われる)からでしょうか。

リアルな対話だと
(1)質問者－回答者の社会的関係からの影響が不可避である。
(2)下らない質問はしにくい。
(3)質問の内容が質問者の評価につながる。
等のマイナス要因がありますが、一方ここでは、
(1)早ければ質問後数分で反応を得られる。
(2)社会的影響を受けにくい。
(3)素性が分からないから「気楽」である。
(4)原則として回答者一人につき１回だけの「質問」－「回答」で完結する。本来の「対話」にはならない。
(5)無料である。
等々のプラス要因が、

＞中毒症状のように

やめられない心理的要因となるのでしょう。また、
(1)回答でない回答が得られる。
(2)いい加減さをある程度許す運営実態。
(3)たまに「役に立つ」ことがある。
(4)人の悩みも覗くことができる。
(5)自分の知らない世界を手軽に知ることができる。
ということも(結構心理的要因としては)大きいのではないでしょうか。

自分で調べるのは億劫なものです。「思いつき程度の疑問」を調べるのって結構大変です。こういうQ&Aサイトがなければ「思いついた疑問」は次から次に「忘れられて」いきます。また、調べものにはスキルも必要ですし、必ずしもかけた時間に見合う「答え」を得られるとは限らない。一方ここではPCに向かって簡単な操作をするだけ。たくさんのゴミ回答の中から自分の得たい情報を探すという「楽しみ」もある。もっとも「中毒」となると、他者の気持ちの温かみに触れたいという希望を持っていてもリアルな関係で傷つくことが多い人(社会的な訓練の不足している人など)や、暇を持て余した方などは、こういった「疑似的人間関係」で癒されている側面があるのでしょうね。そういった「癒し」を求めている人の他にも、能力が足りない補償として根拠なくプライドを釣り上げている人などが(もっともこういった人も「癒し」を求めて)、自分の気に入らない回答を攻撃し束の間の「鬱憤晴らし」をするのも、その中毒症状の「発現」ということになりますね。

少し前に『自分の気分…』への質問に「力作回答」を頭の中で準備していたら締め切られていました。残念。
またある程度回答が出揃ってから「お礼」をする方が「無用なノイズ」を発生させることは最小限でしょう。いいと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。
大変役に立つご分析で頭が下がります。
敷居の低さというものが利用の中毒化を生む原因でもありますね。

後段に述べられていること、本当にそのとおりです。
こういうものがなければ、自分の疑問を媒介にして他者に触れたいということもかなわないわけですから。
人によっては攻撃的な要求をここで晴らすという悪癖もあることがわかります。
ある程度でそろってからお礼、おっしゃるようにテクニックかも。