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大学の卒論を親と協力して仕上げる学生っていますか。
甥のことです。 現在、大学4年生です。 2年間留年しています。 別にその間海外へ行っていたわけでもなく、他の目的で自主的に留年したわけでもありません。 ただ、単位が取れなかっただけです。 小さい頃から勉強が嫌いで、当然成績も悪かったです。 高校は、私立の低レベルの学校へ行きました。 大学は、大阪○業大学の環境創造学科へ行きました。 いわゆる昔の土木学科ですね。 別に理科系を志望していたわけではなく、英語が全然出来ないので、受験科目に英語がない学科を受けただけのことです。 理科系ですから、けっこう勉強がハードで、ついていけないのが実情です。 それで、2年も留年しています。 就活もしていますが、各企業を回って面接を受けてはいるものの全滅で内定はもらえていません。 本人は、「もう家でじっとしていたい」などと漏らしているそうです。 ともかく、今年は単位をとって卒業しないことには就職も出来ません。 問題は、卒論と英語です。 そこで、卒論のテーマですが、本人は「ビオトープ」について書くつもりらしいです。 そのことを母親に話すと「それならお母さんの専門だから大丈夫やろう」と言ったそうです。 というのも、母親はボランティア活動で○○池の保全活動をしており、そこの事務局長をしています。 全国的に有名な池です。資料館もあります。 本人が、自分の親がそういう活動をしているから「ビオトープ」をテーマに選んだのかどうか知りませんが、母親がそういう発言をするということは、親も協力して卒論を仕上げるつもりなんだと思います。 出来の悪い子を持つ親としては、そうせざるを得ないのかもしれませんが、普通卒論というものは自分ひとりで考えて、調べて、練り上げて、苦労して書き上げるものではないですか。 それを大学生が卒論を書くのを、母親が手伝うなんて聞いたことがありません。 まあ、今年は何がなんでも卒業しないとヤバイと思って必死になっているんでしょうけどね。 どう思われますか。 よければご回答下さい。
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私が最初に(事情があって複数あるんです)卒論を書いたのは、会計学に関することでした、最初のテーマ選びの際、「企業会計」等の雑誌を調べ上げ、その当時学術的にホットな話題や、すでに国会で審議に掛けられているが賛否両論が巻き起こっているようなテーマを厳選して調べ上げ、それを5つくらいに絞り込んで担当の教授に意気揚々と見せに行きましたところ、一括されました(笑)。 曰く「そういうとってつけたような誰でもやりそうなことをずらっと並べても意味が無いんだよ。大事なことは、いまS君(私)が何を疑問に思っているかなんだ、強く『このことがすごく疑問だから何とか解決したい』という心にわき上がった疑問ってないの?」 といわれたので少し狼狽し、「無いわけではないんですが、ちょっと会計学の分野から離れていってしまうというか、政治学的な話題になってしまいますし………」などと言い訳したところ、 「それでいいじゃない。そういう学際的なテーマってまだ誰もやっていないんだよ。それこそおいしいことじゃない、誰もやっていないからこそS君がやるんだよ!」 といわれました。個人的には「修士でもないのにそこまでやるのかよ」とは思いましたが、紆余曲折を重ねつつ何とか「公会計(国家や地方公共団体の会計)」に関する卒論をまとめ、評価は「A」をいただきました。 卒業後、かなり立ってから、「国際公会計基準(IPSAS)」が話題になり、また「道路公団などの財務諸表のバランスシート化」が叫ばれるようになり、私の卒論のテーマ(後者は当にズバリでした)が期せずして社会の表舞台に顔を見せるようになりました。 未だにその担当教授の言われたことは心に残っています。強く心にわき上がった疑問を解決したいからこそ、卒論を書くのだなと、大学というのは疑問を見つけ出すために入学し、解決しつつ卒業するものなのだなと、今になって改めて再認識しているところです。 文系、理系によっていろいろ違いはあるでしょうが、また、昔以上に大学は就職のための道具となっているという現状から見ると、卒論を親御さんに手伝ってもらうというのも致し方ない部分もあるのでしょうね。 また、なんの目的もなく入学し、そして、留年を重ね、卒業できれば何でも良いという危機的状況であれば、何でもありかもしれません。学費を払うのは親御さんですから。 本質からは大きく外れるでしょうが、その状態であって多くのことを望むことは現実的に不可能だと思いますので、まあ「それもありかな」などと考えます。とにかく早く卒業して、何でも良いから仕事について、社会の一員となることが本人、および社会のためになることだと思います。
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- sentsuku
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現実問題としては、卒論を親が手伝ったとしても、それが表沙汰にならなければ問題にはならないでしょう。 過去に(日本の)大学を卒業した人間が、いくら卒論が大事とわめいたところで、(日本の)卒論なんて、そんな大したもんじゃないし、価値が高いわけでもない。 実際、卒業研究が選択科目というケースだって存在するわけで。 大学の選び方だって、人それぞれというだけで、日本のように大学を卒業することに価値をおく社会では、うかりやすい科目構成のところを受験することも一つの手法としてあり得ます。 というか、以上の話は、およそ20年前に大学に入った自分のケースですけど。 私も、二次試験に英語の無いところを狙って受験し、うまいこと合格。 学科の勉強そのものは興味が継続せずに、卒業研究も選択科目だったため、卒論すら書かずに卒業。 でも、大学在学の4年間にいろいろと考えた末、別の方向で就職し、それなりの仕事を続けています。 だから、問題は卒論の書き方ではないのですよ、甥御さんの場合。 この4年間かけても、自分の方向性を見出せなかったことなんです。 興味もないが卒業しておくことが大事な大学なら、親が手助けしようが、どんな手法をとってでも卒業すればよいと思う。 けれども、もう22歳?にもなって、自分で将来を考えられないようなら、ここをクリアしても、また、就職とか、仕事の継続とか、どこかで壁にぶち当たる。 個人的な意見として聞いてもらいたいのですが、こういうケースは、大学を卒業したら、一定の期限を決めて自宅から追い出して手助けもしない(そのことは事前に本人に通告しておくことが必要)ことが求められる気がします。 結局、どこかで、最後は何とかなる(本当は周囲が何とかしてあげているだけだが)という甘えが抜けませんから。
お礼
有難うございます。 また留年となると3年留年することになるので、さすがにヤバイでしょうね。 とにもかくにも卒業してどこでも就職することが最優先課題なのは致し方ないですかね。
- multi_pon
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お母様が資料提供することはかまわないと思います。 でも本人が自分で「こういう資料がほしい」と言いださない限り 手を出しちゃだめです。 そしてそれ以外の資料も言われない限りだしちゃだめです。 私の家は私が小さい頃から宿題も勉強も親が教えてくれたことは一度もありません。高校を終えるまでは参考書や書籍代を買ってもらったり、環境つくりの サポートはしてもらいました。 いくら親御さんが「大学ぐらいは…」といっても大学は自分で 勉強するところですから本人にその自覚を持たせないとだめですね。 いくら勉強が苦手でも最終的には本人が行くと決めたんだから 最後まで自分の力でやり通さないと。 出来なくて卒業出来なくなったらそのあとは自分で学費を出させるとか 自分でこれからどうするのか考えさせないと、 いつまでも自分の力で解決できない人間になっちゃいますね。
お礼
有難うございます。 その通りですね。
- soixante
- ベストアンサー率32% (401/1245)
ありえない。っていうか聞いたことないですね。 そもそもの入り口が間違ってますからねえ。 勉強したくない奴がなぜ大学に行くのか。 学部学科選びだって、英語ができないから、それが受験科目に課されてないところを選んだだけ、って・・。 そんなスタンスの学生が欲しいなんていう奇特な企業はないでしょうから、内定獲得も困難でしょう。 たとえ、口だけで適当な志望理由だとか、留年したことの理由を並び立てたところで、百戦錬磨の 人事部担当者の目は節穴ではないですからねえ。 まあ、最近は入社式にも親が同席するなんて異常事態も起きているそうですから、もう驚きませんけど。 仕事に就いた後も先が思いやられますねえ。 あなたがおじさんとして出来ることはほとんどないような気がします。
お礼
有難うございます。 それはそうなんですけどね。 親は、とにかくどこでもいいから大学は出ておけと言っていたらしいから。 内定獲得するにも時間がかかるでしょう。 事務には向いていないそうで、体を使う仕事を望んでいるそうですが。 私が何かしてやることは皆無です。
- Us-Timoo
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いくら勉強できないって言っても 2年もあれば卒論のためのこと 調べて実地で体験する時間くらいは どうにかして"作る"ことくらいは 出来ただろうにねぇ。 自分で調べた上でわからないところの質問に答えるとか 実地体験するために 親御さんが協力するくらいなら OKだとおもいます ですが、親御さんが論文自体にタッチするようではダメ それじゃ何のための、誰の為に卒論なのかわかりません。
お礼
有難うございます。 その通りですね。
- onikou
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協力の度合いにもよるのではないですか? それこそすべて考えてもらうのなら意味がないでしょうし、 あくまで情報提供程度なら、資料を調べるのとかわらないでしょうし。 どちらにせよ、完全に考えてもらうようなら、 将来就職したときに似たようなことになったら、 困るのはその本人だと思います。
お礼
有難うございます。 そうですね。 親が資料提供くらいなら問題ないですね。
お礼
有難うございます。 貴方ご自身の卒論体験談と卒論の意味は、非常にためになりました。 疑問を見つけ、疑問を解決する。 それが大学での卒論の意味なんですね。 甥の現状では、それを求めるのは無理だと思います。 早く卒業して、就職することが最大の課題ですから。