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電気二重層と電極について教えて下さい。
tatekentaの回答
- tatekenta
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質問の意図がいまいちなので、私なりの解釈で知る限りでのコメントをさせていただきます。 1、電極間距離の依存は静電容量のことをおっしゃっているのですよね?もし、質問者様があるひとつの系し仮定していないのだとしたら答えはイエスだと思います。二重層容量は静電容量/電極面積(表面積)でざっくり出る数字です。静電容量をあらわす要素には電極間距離dが確かに含まれますが、これはあくまでも電極表面に分極(配向)しているアニオンとカチオン同士が作り出している二重層の厚みの話であり使用している電解質や活物質により現実的には決まってしまいます。それ以外での要素となると、表面積か酸化皮膜の誘電率になると思います。 2、二重層が混ざりあうと言う話ですが、普通はセパレータがあるのでありえませんので考えたことがありませんでした。電離しているアニオンとカチオンそれぞれは大体ナノオーダー単位だといわれています。ですから質問者様のおっしゃる状況を作り出すには機械的な接触がゼロのままなのオーダー単位で表面同士が接触する必要があることになりますが、無理じゃないでしょうか(^^;) ありえないとは思いますが、一応陽極と陰極はそれぞれ表面に張り付いている電荷が相反していますから反発して逃げてしまい最接近した部分は電気的にはニュートラルな状態になるのではないでしょうか? 3、電解質が無い=電荷のキャリアがいない=電離しているものがない。これでは二重層を形成できないのではないでしょうか?空気中で鉄棒二本並べているのと同じですから、電荷はためれないし電圧をかけて行けばアーク放電でもするんじゃないでしょうか? しばらく電気化学を離れていますので憶測だけです。バルク溶液という単語を連発されていますが、バルク溶液との間にできるという見方を専門書をみながらもう少し掘り下げてみてはいかがでしょうか?
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