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古文の助動詞「べし」の用法について

古文助動詞の「べし」について質問です。いろいろ意味がありますが、以下の歌の「べし」についてどうしても「?」が消えませんでした。 見わたせば 比良の高嶺に雪消えて 若菜つむべく 野はなりにけり  平兼盛 日本語訳をすれはこの歌の「つむべく」の意味は「可能」を表しているのは理解できるのですが、 (1)なぜ「べく(連用)」なのか (2)なぜ「べき(連体)」ではだめなのか 以上2点を教えていただけないでしょうか?よろしくお願い致します。

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  • M_Sato
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回答No.1

古文の専門家ではありませんが―― (1)連用形は用言につらなるほか、文を一時中止する場合にも用います。この歌の場合、「若菜つむべく」で一旦切れているようにもとれますし、意味的には「(野は)若菜つむべくなりにけり」と「なり」につらなっているととることもできるのではないでしょうか。 (2)もちろん「若菜つむべき野」と連体形にすることは文法的には可能でしょうが、そうするとそのあとは「は」でなく「に」になります。「若菜つむべき 野になりにけり」では切れ目がなく、だらだらした句で、あまりきれいではないですね。 ご参考までに。

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  • sosdada
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回答No.2

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