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「カイジ」の鉄骨渡り
先日「賭博黙示録カイジ」という漫画を読みました。 既に読まれた方はわかると思いますが、その中に高さ数十メートルにある高電圧がかけられた鉄骨を主人公であるカイジたちが渡っていくというシーンがありました。 怖気づいて鉄骨に手をついてしまった者は感電して転落するという話だったのですが、本当にそうなるのでしょうか? 鳥が電線に止まっても感電しないのと同じ原理でカイジが鉄骨に手をついても感電することはないのではないでしょうか? どうでもいいことですがどなたか教えてください。
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あくまで見た感じでの推測なのですが、 作中では2本の鉄骨を束ねて1本の橋にしてあったように思います。 例えるなら2本で1膳の割り箸みたいな構造です。 おそらく、普段、2本の鉄骨の間には絶縁体がサンドされて絶縁してあって、片方が0Vもう片方が300V(くらい?)という風に電圧が掛けてあるのでしょう。 靴底のように電気を通さない物なら2本の鉄骨の両方に同時に触れても大丈夫なのでしょうが、素手で両方の鉄骨を握った場合、2本の鉄骨が通電し身体に電流が流れるという仕組みなのではないでしょうか。 もしそのような仕組みなら、片手で片方の鉄骨だけに触れば安全ではないか?とかの疑問も残りますがね。
その他の回答 (2)
カイジ面白いですね。 鉄骨渡りもはらはらどきどき面白いですがEカード勝負が最高に面白い。 焼き土下座ってよくあんなアイデアがでた物だと感心しました。 黒服が厚いゴム手袋をして鉄棒で鉄骨を触れた時、黒服は感電 しなかったのに火花が散りましたね。 これは間違いなく#2さんの言うような構造になっている証拠です。 しかし普通の靴は絶縁体としてあまり有効ではないですね。 カイジの履いていた汚いスニーカーではダメですね。 手を付かなくとも歩いただけで感電したはずです。 逆に鉄骨渡りをしていて感電しないのなら、手を付いても感電 しないのではないですかね。 漫画ってそこまで矛盾を追求したら面白くないでしょう。 素直に楽しみましょう。
お礼
あの狂気の沙汰って感じがおもしろいですよね(笑)。 ご回答ありがとうございます。
- gungnir7
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感電は割合とあちこちでおこります。 洗濯機から水が漏れているから慌てて拭き掃除したら感電したとか。 だから鉄骨に電流流して感電させるなどは朝飯前なのです。 電線はからくりがあって、電流が流れるとは電位差があることですが、 電線上はこの電位差が0になるので電流は流れません。 これは鳥もそうですが、人間がぶら下がっても同じです。 よくハングライダーが高圧電線に引っ掛かって救出劇のドキュメントが放送されますが、 そのときに感電しないのも同じ理由です。 しかし、例えば高圧電線を握ったまま地面に着地したとします。 地面というのは電圧0Vですので、これはたまりません。 可能な限りの最大の電圧差が生じて、たちまち黒こげになってしまいます。 まあ、実際には電線はシールドがされていますし、一般家庭に送る通常の送電線は 電柱が地中に埋まって接地の役割をしていますので相当安全にできています。 切れた送電線ではなかなか感電死しにくい仕組みになっています。 勿論、これは一般の送電線の話で高圧電線には適用されません。 だから高圧電線は一般家庭に接触しにくい場所を通っているわけです。 去年の資源高で高圧電線を盗もうとした人々が東南アジアで何人も亡くなっています。
お礼
なるほど、利根川さんはよく考えてらっしゃるんですね。 ご回答ありがとうございます。