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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:供給曲線と生産者余剰の導出について)
供給曲線と生産者余剰の導出について
このQ&Aのポイント
- 企業の行動は利潤最大化であり、max π=px-(wL+rK) s.t. x=f(L,K) の解で求められると思いますが、コストは wL+rK の部分なのに計算すると p=c'(x) とxの関数になるのはなぜでしょうか。
- p=c'(x) は MC であり AVC より生産量の多い状況で供給曲線になりますが、生産者余剰を求めるとき c'(x) は逆供給関数であるので、「便益」という曖昧な考え方から「利潤最大化」の考え方にシフトすることができると思います。すると c'(x) は供給関数であり、逆供給関数でもあるということでしょうか。関数と逆関数が同じである、ということに違和感があります。解釈が間違っているのでしょうか。
- 質問文章から導き出される結論は、企業の行動は利潤最大化であり、供給曲線を求める際には生産者余剰や価格に関連づけられることがわかります。また、逆供給関数と供給関数が同じであることに違和感を感じる点についても解釈が間違っている可能性があるため、慎重に考える必要があります。
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質問者が選んだベストアンサー
(1) 生産関数と要素費用関数から導かれる利潤最大化条件は 要素価格比(w/p)が限界生産物(MPL)に等しいというものです。 max π=px-(wL+rK) s.t. x=f(L,K) のケースでは、pMPL=w,pMPK=rという条件になります。 生産関数については dx=(Δx/ΔL)*dL+(Δx/ΔK)*dK dx=MPL*dL+MPK*dK 要素費用関数については dTC=(ΔTC/ΔL)*dL+(ΔTC/ΔK)*dK dTC=w*dL+r*dK ここで利潤最大化していれば dTC=pMPL*dL+pMPK*dK dTC=p(MPL*dL+MPK*dK) dTC=p*dx p=dTC/dx=c'(x)=MC これで、費用関数による利潤最大化条件p=MCのできあがりです。 このとき、供給関数は見かけ上x=f(p)になります。 でもちゃんと書いたらx=f(p,w,r)です。 (2) 私は数学の基本がないので、供給関数と逆供給関数の違和感はよくわからないんですが、とりあえず生産者余剰とは「利潤+固定費用」のことです。 書くとすれば生産者余剰={インテグラルp0-p}x(p,w0,r0)dp p0は短期平均可変費用の最低点,pは今の価格,w0,r0は定数の意, x(p,w0,r0)は供給関数 { }はインテグラル記号でp0からpの意味。 これでは解決しないかもしれませんが、ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。つまり供給関数はp,w,rの関数ですが、短期ではw,rの変化がごく微量なため、定数とした供給関数になるということですね。理解することができました。