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モスクワ上空でオーロラは見える?
今度、大韓航空で韓国-欧州間を移動するのですが、その飛行機の中からオーロラは見えないのかなと調べています。 大韓航空の路線図のページを見ると(http://www.koreanair.com/local/jp/ld/jpn/tp/wd/jpn_wd_page.jsp)、欧州へ飛ぶ路線はほとんどが北極圏よりかなり下を通っていくことがわかります。かろうじて、希望がありそうなのはモスクワ上空あたりかなと思うのですが、それでも北極圏よりかなり遠く、見るのは難しいのかなと思ってしまいます。それ以外はほとんどロシアの南を通っていますよね。 モスクワ上空でもオーロラは見えるでしょうか? もし可能性があるなら飛行機の中で寝るか起きているかが変わってくるので、ぜひ情報を知りたいです。 よろしくお願いします。
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#2様が指摘されているように、現在は太陽黒点がほとんどなくオーロラが 一番発生しにくい時期です。 ただ、それは発生しないとは断定できないので、空の明るさ(太陽の位置) から検討してみました。 韓国→欧州の場合、午前中か午後の初めの出発なので、欧州には夜につく ことになりますが、この場合、(高緯度の)途中はほとんど昼間なので 見えません。 #日航に夜中発で欧州に早朝着く便があったと思いますが・・ 欧州→韓国で夜の発の場合、昼間に韓国に着きますが、途中、 太陽高度が一番下がる点に注目すると、夏至に近いほど、高緯度を 通過するほど太陽高度がさがらず、白夜に近い状態になります。 以下は、単純にパリ-ソウルを大圏航路で標準的な速度で飛んだ場合に 太陽高度が最低になる緯度、経度です。 (発時刻はUT(世界時)なので、現地時とは違います) UT 緯度 経度 太陽高度 7/15 18:00発 62.165 36.496 -2.48 7/15 19:00発 60.657 29.052 -3.97 7/15 20:00発 56.432 16.026 -6.13 7/15 21:00発 55.331 13.545 -8.68 7/31 18:00発 61.839 34.635 -5.80 7/31 19:00発 60.805 29.673 -7.21 7/31 20:00発 57.886 19.748 -9.44 7/31 21:00発 55.331 13.545 -11.9 8/15 18:00発 61.839 34.6356 -10.0 8/15 19:00発 59.129 23.4702 -11.5 8/15 20:00発 57.886 19.7484 -13.7 8/15 21:00発 55.331 13.5454 -16.2 太陽高度が-12度までは航海薄明といって、まだ、若干明るさが 残る状態なので、オーロラにとっての条件は悪いです。 欧州-日本の場合はシベリア上空をほぼ3ルートあり、もっと 高緯度を飛ぶこともありますが、欧州-韓国の場合の途中のルート (通過する無線標識など)が判らないので、単純な大圏路で 計算してみましたが、あまりこれより良い条件にはならないと 思います。 オーロラは高緯度が見えやすいですが、この時期は高緯度ほど 白夜に近い状態になり、オーロラは見えにくくなります。
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- mide
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私は欧州~日本の便で何度もオーロラを見たことがあり,モスクワ上空あたりからも見たことがありますが,お尋ねの便の場合,見える確率は非常に低いと思います。 まず往路はほとんど昼間なので見えないでしょう。復路では,季節が分かりませんがパリを夜に発つとモスクワに達する頃には夜明け近くなりますので,それでも暗いのは冬至前後の短い期間です。 さらに,ここ2~3年は太陽黒点の低下のためか高緯度地方でもオーロラが見えにくくなっています。モスクワは北緯55度程度でオーロラベルトからも相当離れています。飛行機の航路はフライトごとに変わるとはいえ,この航路ではモスクワよりずっと北を通るということはまずないでしょう。
- equinox2
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何月何日の何時ころ発の便でしょうか? 途中の航路の現地時刻によっては昼間に通過する可能性があります・・
補足
韓国をお昼に発ち、目的地に夜に着く便です。 帰りは、パリを夜に発ち、韓国に翌日のお昼に到着します。 どうでしょうか? 行きは何だか難しそうですね。 そもそも夜であっても、モスクワ上空でオーロラは観測できるものでしょうか? まずはその情報を教えていただけると助かります。