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イデアルの重要性が分かりません

イデアルの定義は、 ある集合Rに含まれる部分集合である環Iの元aとRの元bの積が Iの元であるときのaをイデアルと呼ぶ というものですが、これの一体どこがどう重要なのでしょうか? よく書籍では環論においてもっとも重要な概念で一つである というように説明されますが、どこがどう重要なのか分かりません。 どなたか平易な言葉で説明して頂けないでしょうか?

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回答No.1

まずイデアルの定義が間違えてます。 イデアルはそれ自身環である必要はありません。 例えば整数環の中の2の倍数全体からなる集合はイデアルですが、環ではありませんよね。 で、イデアルの重要性ですが、群論は勉強されましたか? 剰余群を定義するためには正規部分群である必要がありましたが、 剰余環を定義するためにはイデアルで割る必要があります。 剰余環がどれだけ重要かは、環論に限らず、現代数学を少しでも勉強すればすぐにわかります。 また多項式環の素イデアルは代数多様体といい、代数幾何学の主な研究対象のひとつです。 他にも数論や代数トポロジーなどでもイデアルは度々現れます。 勉強していくうちに重要性もわかると思いますよ。

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