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地絡電流の検出方法の違い

地絡電流の検出は電力会社変電所の接地抵抗値によって下記3通りあると書籍などで書かれていました。 1.高抵抗接地:ZCT 2.低抵抗接地(定格1次400A未満):CTの残留回路、 3.低抵抗接地(定格1次400A以上):CTの3次巻線 そのことについて、下の疑問がずっとあるのですが、分かりません。 どなたか分かる方いらっしゃいましたら教えてください。 A.なぜ、高抵抗接地では2や3の3CT合成回路による地絡電流検出  をしないのか? B.なぜ、低抵抗接地ではZCTを使用してはだめなのか? C.なぜCT定格電流の値によって、2と3で分かれるのか? D.1,2,3の基準はjiSか内線規定か何かで定められているのか? Aについては、「高抵抗だと地絡電流が小さいので、2や3でのCT 合成で見ると各々のCT誤差特性が大きく影響を及ぼしてしまい、 誤動作する可能性があるから」と予想しています。 BとCについてはまったく分かりません。 よろしくお願いします・

みんなの回答

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.2

>あと、いまさらですが、Cの場合で、CT比が大きすぎる(400A以上)と地絡電流の値的には問題ないが、過電流(短絡)電流の検出感度が大きくなりすぎてしまうことになるから残留回路方式が取れないのでと思いました。 つまりCT比が大きいかつCT残留回路の場合は、GRとOCR両方とも最適な整定ができないのではと思いました。 地絡保護についてはおっしゃる通りと思います。 短絡保護については遮断器は定格容量と短絡容量から選択し、その範囲で選べるCTを選択すると思います。 次に短絡保護の整定ですが、ばっくりいうと 定格電流×係数の整定となっているので、普通の系統なら、それほど検出感度に問題があるとは思っていません。 >sou_tarou様はこのことについてどうのように思われますでしょうか。 すみませんが、指名するようなことはやめてください。 再質問があればその旨書き込んでいただければ、こちらに情報があれば、書き込みますし、また、他に識者の方がおられれば書き込みがあると思います。が、このように書かれてしまうと、私しか書き込みができないようなイメージを与えてしまい、他の方が書き込みをしにくいと思います。 本来は回答でこのようなことを書くべきではないのかもしれません。

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.1

明確な回答ではないので参考までに 私も同じ疑問を持っていました。私なりにこうではないかと推測したものを記します。 Aについては質問者様と同じ意見です。 さらに加えていえば、 たとえば6kV非接地系のZCTだと200mA/1.5mAが使用さているそうです。 CTが400/5とか600/5が使用されているそうなので Aの予想回答だと思います。 高抵抗接地系でも同じ理由なのではないかと推測します。 B.ZCTを使用してはダメというより、使用する必要がないからではないでしょうか? わざわざ、ZCTをもうひとつ設置するより、CTのオプション程度の追加で済むのではないかと推測します。 C.CTの3次巻線つきの場合、普通は1次が1ターン3次は20ターンになっているそうです。それをデルタ結線に組むと1/20×3となり1/60となります。 これはCT比で言うと300/5となります。 300/5のCTの零相回路から取り出すのと3次巻き線付の300/5のCTはほとんど同じなのではないかと思います。 普通のCTで零相電流が取り出せるのなら便利かなと思います。 ということでZCT別設置、3次巻き線付CT、CTの零相回路の順位で選ぶのではないかと推測します。 Dについてはわかりません。

aonor
質問者

補足

ありがとうございます。 Aについては自信がつきました。 Bについてもなるほどなという感じです。 Cですが、ということはCT比300/5でも電気理論的には三磁巻線付CTを利用しても問題ないということでいいですよね。 あと、いまさらですが、Cの場合で、CT比が大きすぎる(400A以上)と地絡電流の値的には問題ないが、過電流(短絡)電流の検出感度が大きくなりすぎてしまうことになるから残留回路方式が取れないのでと思いました。 つまりCT比が大きいかつCT残留回路の場合は、GRとOCR両方とも最適な整定ができないのではと思いました。 sou_tarou様はこのことについてどうのように思われますでしょうか。

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