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就活時のポートフォリオについて
皆様のお力を借りたくて初めて書き込みをしました。 私は独学でDTPデザインを学び、そろそろ就職活動をと考えているのですが、 ポートフォリオの作り方について悩んでいます。 現在のところ、 A4サイズのクリアブックに、各作品を(1)コンセプト(2)手書きのラフデザイン(3)完成品(4)作品の簡単な解説(PR)の4枚1組で差し込んでいこうと考えています。 完成品は全て原寸で出力したものを添えようと思っていたのですが、A4横向きの作品がいくつかあるため、原寸ではなく縮小して添えようかと思いはじめました。 これが正解というものはないとは思いますが、作品は原寸で添えるべきなのでしょうか? その他にも何かアドバイスや注意事項など是非参考にさせて頂けたらと思います。 宜しくお願いします。
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- kaikai1900
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こんにちは。 端的に言うと、見やすいことと、見栄えがよいことが大事です。 必ずしも原寸にこだわることはありませんが、原寸の方が作品のよさが伝わるなら、原寸にするといいと思います。 ただ、見る側からすると、タテにしたりヨコにしたりして見なければならないものは、それだけで見る気が失せます。 あと、凝りすぎて形が変形なものや、やたら大きな物は、社内で保管するときに困ります。 せっかく作品を見ていいと思っても、連絡先も何も書いてなければどうしようもないです。 クリアーファイルは便利ですが、#01の方が言うようにそってしまうのと、他に使う方が多いので埋もれてしまう、あと粗末に見えてしまうこともあります。 必ずしもお金のかかる方法でなくてもいいと思いますが、お金をかけないならかけないなりに、自分が審査員だったらどういうポートフォリオに魅力を感じるだろう、と想像しながら作ってみるといいと思います。 あと、コンセプトなどは短めでも入れておくといいと思います。 デザイナーはコミュニケーション能力も大切です。 作品を端的にわかりやすく説明できることも大事ですし、与えられた課題からどうコンセプトをたて、どう具現化したのか、その過程も評価対象になると思います。ただ長すぎるのや、やたらコンセプトばかりに凝っているようなのはNGです。 ラフは基本必要ないと思いますが、製作過程の考え方などがはっきりわかるようなものなら、入れておいてもいいかもしれません。 デザイナーなら、見る側が自分の作品を見てどう思うか。どう感じるか。どう捉えるか。 その想像力は大切ですので、見る側の気持ちを汲み取ってない物は、デザイナーとしての資質がないと思われてしまいます。 見やすさ(機能性)と見栄えのよさ(美しさ)の両立はデザイナーの使命ですので、力の見せ所と思って頑張ってください。 参考までに過去の質問から。 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2857397.html http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa3396890.html http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa999249.html http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa3383221.html http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1272597.html
- almar
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No.1です。 >>金銭面的な余裕もあり製本したものを複数作成することが難しい状況です。 製本は手間はかかりますが、 お金はそれほどかからないのではないでしょうか。 私は和綴じをおすすめします。 >>他の方のポートフォリオというものを目にしたことがないのですが、コンセプトや作品の解説、ラフデザインなどは必要なのでしょうか? また作品は原寸が一般的なのでしょうか? 悪いポートフォリオは具体的に言えば、 ●自己紹介がない。 ●作品数が少ない。 ●これみよがしに作品が原寸で配置してある。 ●いちいちラフデザインが入っている。 ●コンセプトや解説が不必要に長い。 ●作品名を示すだけの、ヘッダーや囲み罫が派手すぎて、 本来見せるべき作品がよく見えない。 ●安いクリアーファイルで、しかも反っている。 ●要返却と書いてある。 作品の質はもちろん重要ですが、 「私はそんなに、あなたのところに入りたいと思ってないです。」 というメッセージがファイルから伝わってくる時、 本当に残念な気持ちになります。 質問者さんはおそらく、お若く、 これから現場に出て行かれるタイミングと思います。 お金とか、時間とか、そういった問題は 借金してでも、寝る時間を削ってでも解決して、 ベストの1冊を、まず自分が入りたい1社にだけ送るのが 本当ではないでしょうか。
- almar
- ベストアンサー率33% (1/3)
これまでに100冊以上のポートフォリオを審査した経験があります。 書店で売っていて、お金を出しても買いたいと思うような ポートフォリオが本当のポートフォリオです。 クリアーファイルに出力を詰め込んだものを 買いたいと思う人がいるでしょうか。 私が見た中で、最も優れたポートフォリオは、 きちんと製本されており、一冊のアートブックと呼ぶべき作品でした。 文字組、レイアウト、すべてが読者である私のために設計されていました。 多くのポートフォリオが、自分の作品を見てほしいという 自分側の要求だけで出来ており、 相手に理解してもらおうという工夫が見られません。 そういう人は、自分自身の作品も丁寧に扱わないものです。 ポートフォリオは作品を見せるものではありません。 作品そのものです。ポートフォリオの作り方に その人のデザイナーとしての姿勢も実力も全部現れている。 そのように考えて 良いポートフォリオを制作していただきたいと思います。
補足
早速のお返事有難う御座います。 デザイナーとしての姿勢など貴重なご意見大変参考になりました。 一つ補足をすると、 金銭面的な余裕もあり製本したものを複数作成することが難しい状況です。 せめてできる範囲でいいものを作りたいと思い、考えたのが質問内容に記載した方法でした。 言葉足らずですが、 単に詰め込むのではなく、ポートフォリオ全体で使用するフォントやカラーなどは統一させポートフォリオという作品にしたいと思っています。 他の方のポートフォリオというものを目にしたことがないのですが、コンセプトや作品の解説、ラフデザインなどは必要なのでしょうか? また作品は原寸が一般的なのでしょうか? 質問ばかりで申し訳ありませんが、お時間があるときに目を通していただけたら幸いです。
お礼
almarさん ご回答有難う御座います、昨日に引き続き大変参考になりました。 作品は原寸である必要がなく、またラフデザインも載せる必要はないのですね。 これまでのお話を参考に自分なりに工夫をしてみようと思います。 >>お金とか、時間とか、そういった問題は 借金してでも、寝る時間を削ってでも解決して、 失礼ですが、金銭面は借金してでも解決というのは少々強引かと思います。 それが最良なのかもしれませんが、個人的な事情・家庭的な事情によりそれは不可能です。 受け取る側にはそのような事情は関係のない事になりますが、せめて恥ずかしくないものを作れるよう精一杯の努力をさせて頂きます。 貴重なご意見有難う御座いました。