• ベストアンサー

油圧回路に関して チェック弁とリリーフ弁の違いを教えてください

チェック弁とリリーフ弁は,バルブそのものは同一のモノだが, 仕様用途で呼び名を変えているということなのでしょうか? すなわち,チェック弁もリリーフ弁も,   1次側が設定圧以下なら2次側に油を流さず,   1次側が設定圧以上なら2次側に油を流す という機構を持ったバルブであるが,仕様用途で呼び方が異なり,   チェック:2次側から1次側に油を流させないためのバルブ   リリーフ:設定圧以上の油が回路に流れないようにするためのバルブ ということなのでしょうか? (バネ定数を高くしたチェック弁の2次側をタンクに接続したら,チェック弁からリリーフ弁に名前が変わるということなのでしょうか?) チェック弁とリリーフ弁の違いを教えてください.

  • 科学
  • 回答数4
  • ありがとう数7

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.4

私は、油系でなく水系なので.... >チェック弁もリリーフ弁も, > 1次側が設定圧以下なら2次側に油を流さず, > 1次側が設定圧以上なら2次側に油を流す >という機構を持ったバルブ チェック弁(逆止弁)の場合、1次圧<2次圧の場合に油を流さない(ほっておくと逆流する) であるので、1次圧を○○Paと設定するのではありません。 この時点で、チェックとリリーフ弁は、動作がまるで異なります。 仮に、1次側が設定圧以下なら2次側に油を流さないという機構を実現したいとして、だからといって チェック弁 イコール リリーフ弁とはなりません。 チェック弁:常時は開いている。 リリーフ弁:常時は閉じている。 ということは、一般論として リリーフ弁:1次圧が設定値となると瞬時に開く。 チェック弁:1次と2次側の圧力差が減ると徐々に閉まる。ゼロになっ時点で完全に閉まる。 というのが理想です。 なぜか? 流量を変化させると、水撃(ウォーターハンマー)といって、一時的に圧力が上昇するという現象が起きます。 この現象は水でも油でも同じこと。 圧力上昇は少ないほど良いのは自明。(管の耐力が小さくてよい=薄くてよい=安くつくれる。) そうすると、 瞬時に閉まるのと徐々に閉まるのでは、当然、弁の機構が違うはずです。 ただし、油圧の場合、水と違って常時の圧力が高いから、水撃を減らすことを考えても考えなくてもたいした差はないかも。 でもって、チェック弁は、1次圧<2次圧の差を感知できればよいので、こういう機構もあり。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96 ここに載っているチェック弁は、機構的にみる限りリリーフ弁として使用できません。 この図は、あくまで動作原理の1例であり、これ以外の動作原理によるチェック弁もあることに注意。 したがって、リリーフ弁の代わりにチェック弁を使うとなると、 使用条件と当該弁の動作機構をみないと、代用可能かどうかもわかりません。 まあ、チェック弁とリリーフ弁は、用途も機構も別だと思ったほうがいいです。 少なくとも、水を調節する弁は、この2つは別モノです。

achachachacha
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございました.

その他の回答 (3)

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3635/18948)
回答No.3

チェック弁:逆流防止用 これを逆に向きに使用してもリリーフ弁にはなりません なぜなら流体の圧力で閉じるだけで自力で閉じることが出来ません 弱いばねで抑えてある場合もあるが制止方向とは逆向きに閉じる力はほとんどありません 順流を妨げないことが大切です

achachachacha
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました.

回答No.2

うーんごめんね、そこまで詳しくないのだけど。 チエック弁をそのままリリース弁に流用するのは設備上問題ないと思うけどね。 ただダイキンのチェック?使ってるの? 流量チェックならそれは減圧できないからリリーフの代わりにはならないと思うんだけどね。

achachachacha
質問者

補足

何度もお手数かけます.ありがとうございます. 私は今油圧について勉強中で参考書を読んでいるのですが, その際にチェックとリリースの違いがどうしても解らなかったので, 質問させていただきました.

回答No.1

懐かしい、油圧回路だね。 チエック=逆流防止。 垂直でシリンダーを使う場合に、重力で下がるでしょ、それをチエックで防止するとか強い圧力をかけるとき反動を防止するためとか。 リリーフ=圧力調整。 油圧ポンプの圧力調整用。一定圧力がかかるとバネ圧を跳ね除けるのでその分減圧するから一定圧力に出来る。 とおもったけど、昔の仕事だのでもしかしたら違うかも。

achachachacha
質問者

補足

早々のご解答ありがとうございます. チエック=逆流防止,リリーフ=圧力調整ということは解りました.ありがとうございました. このことを理解させていただいた上でもなお次の疑問が残ります.チェック弁の2次側をタンクに接続したら,チェック弁からリリーフ弁に名前が変わるのでしょうか?

関連するQ&A

  • リリーフバルブとレギュレートバルブの違いについて

    リリーフバルブとレギュレートバルブ、どういう違いがあるのでしょうか? 私の感覚では、 リリーフバルブ:普段作用しないような圧を開弁圧に設定 レギュレートバルブ;普段から作用する圧を開弁圧に設定(常にパカパカしてる) という使われ方の違い、という解釈ですが、具体的に構造に違いはあるのでしょうか? 先輩から以前こんな話も聞きました。 「リリーフバルブは開弁圧に達すると、一気に大流量の圧を逃がし、一度開弁してもしばらく閉弁しないのに対し、レギュレートバルブは開弁してもしてもすぐに閉弁するように設計してある」 この話は合っていますか? 皆様はどうすみ分けされていますか?

  • 減圧弁と背圧弁、リリーフバルブとチェックバルブ

    初歩的な質問ですみません。 減圧弁と背圧弁、リリーフバルブとチェックバルブの違いって いまいち分からないんですが、どなたか教えていただけませんか? よろしくお願いします。

  • 油圧回路 減圧

    油圧回路について質問です。 現在使用中の油圧回路の改造について質問です。 現在使用している機械についてなのですが、片ロッドシリンダを使用しており、シリンダ上昇→ストロロークエンドでワークを1分ほどクランプしており、年に1,2回シリンダーロッドにヒビが入り、原因がポンプ設定圧力がそのままストロークエンド時に1分間かかっていると言う結論に至りました。 そこで、シリンダストロークエンドで設定圧力(ピストンポンプ元圧)がかからないように、減圧弁、もしく直動形リリーフ弁を追加しようと思っています。 そこで今の仕様がポンプ設定圧6MPA、作動圧、5,5MPA、流量がMAX190リットル(バルブサイズで言えば06)です、減圧しようとしている圧力は3MPA です。 上昇、下降の方向切り替えは06サイズの親子弁で行なっており(上昇Bポート、下降Aポート)親子弁以外は集積弁も使用しておりません。 作動圧(5,5MPA)が減圧弁設定圧(3MPA)よりも高いため、集積の減圧弁、もしくは別置きの減圧弁を入れてやると作動圧も3MPAに減圧されるため、差圧が少なくなるため、上昇時の速度も落ちます、サイクルダウンはしたくありませんので、作動時は5.5MPAでストロークエンドの時だけ3MPA設定にしたいです、となるとストロークエンド時のみの減圧が必要になります、2圧制御です。 某社で2圧力制御の集積型のバルブを知っているのですが、それは03サイズで今回の設備は流量が多いため使用できません。 またコストの問題で比例弁なども使用できません。 となると、やはりリリーフ弁+マニホールドブロック+電磁弁+リリーフ弁(2圧力制御、1圧は元リリーフを設定圧6MPA以上にしておき、1圧はもうひとつのリリーフで減圧力3MPA、電磁弁入り切りでストロークエンド時に切り替える)もしくは減圧減+マニホールドブロック+電磁弁+リリーフ弁の組み合わせ(2圧力制御、1圧力は元設定値6MPA以上、1圧力は減圧力3MPA)で別に組み合わせたバルブセットみたいな物を作らなくてはいけないのでしょうか?(集積ではなくBラインの途中にいれてやる) 一応、減圧弁の作動遅れは考慮しておりおります、というのも今回は設定圧6MPAが1分間かかるのを少しでも、作動圧がかかる時間を減らせれば良いので、減圧弁の作動遅れも少しの時間であれば問題にしておりません、1分間よりも元圧加圧時間を短くしたいだけです。 上記に書いたバルブセットを別置きに儲ける方法以外に良い方法があれば教えてください。 また、別置き減圧弁のドレンポートに電磁弁をつなげてやり、ドレン開、閉にて、ドレンを閉時は元圧力(回路圧力)ドレン開時は減圧減設定圧、といった制御も考えているのですがどう思われますか? ご意見をお願い致します。

  • 油圧回路

    ユニットの上下を油圧シリンダーで行っているのですが、10分から15分位で位置が保持できず落ちてしまいます。バルブは、モジュラータイプで、上から方向制御弁、パイロットチェック弁、フローコントロールバルブ、減圧弁です。このうち、フローコントロールバルブ以外は新品と交換しました。また、シリンダーも分解しパッキン交換しました。でも落ちてしまいます。試しに、シリンダー配管口に圧力計取り付け圧力チェックしました。各個操作で、シリンダー上下させると、両方の圧力ともに落ちてしまいます。一度方向制御弁のみはずし、油圧ポンプからダイレクトにシリンダーに圧油を送ったところ、ユニットも落ちず、また圧力も安定しました。この時パイロットチェック弁、フローコントロールバルブ、減圧弁はつないだままです。ちなみに圧油は、ストップバルブを入れましたので、圧油は入れっぱなしではありません。また、シリンダーはエンドではなく中間位置で使用しています。減圧弁は締め切りで使用しています。エアー抜きも実施していますが、シリンダー動いてしまいます。もともとはよかったのですが、油を鉱油から植物油に変更したところなったという話も聞いたのですが、他の設備はそのような現象はありません。チェック弁を入れているのに、圧力が落ちることはあるのでしょうか?よい解決方法を教えてください。よろしくお願いします。

  • 油圧リリーフバルブか発生する油圧振動

    リリーフバルブより発生している油圧振動で困っています ある油圧回路にて、一定以上の油圧になると開放してドレンするリリーフバルブが油路の途中にあります。そのバルブの開放に伴い油圧振動が発生し、油路の先の配管を振動させています。 バルブが開きっぱなしか閉じっぱなしでは発生しません。 上記記述は油圧振動及び配管の振動測定結果から間違いないです。 バルブ開放に伴う油圧振動低減に有効な手法についてご存知でしたらアドバイスお願いします。 配管自体の剛性UPは多少ステーを追加した程度では収まりませんでした。 油圧振動そのものを無くしたいです。 宜しくお願い致します

  • 油圧回路 パイロットチェック弁

    油圧回路について質問です、油圧のロッキング回路について相談なのですが、今の油圧回路でポンプ稼働時にある物をチャック(動かないようにロックする)する回路になっているのですが(ソレノイドが2位置で非励磁時p-a b-t 励磁時 p-b a-t でチャック時は非励磁状態でロックしっぱなし)、ポンプ停止時に圧力が抜けて(p-a チャック側)のラインが保圧できずにチャックが外れてしまいます、そこでチャック側にパイロットチェック弁を追加しようと思うのですが、普通ロッキング回路では電磁弁中立時にabt接続でパイロットチェック弁から電磁弁の間で圧力がこもらないようにしますよね、しかし今使っているのは片ソレノイドの為、abt接続ができません、そこでポンプ停止時にチャック側の圧が抜けないように片パイロットチェックを電磁弁からシリンダの間に入れようと思うのですが何か不具合は起きますでしょうか? 詳しい方アドバイスお願いいたします。 ここには写真は載せれないみたいなので他のサイトに考えている写真をのせたので良ければ目を通して頂きたいです! http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7560930.html

  • 油圧のパイロットチェック弁

    油圧シリンダーを鉛直上向きにて上下駆動させています。下降させているときに、方向制御弁が切れたにも関わらず(中間停止)、しばらくさらに下降してしまいます。おそらくパイロットチェック弁に不具合があるのだと思っています。 メカニズムでわからないのですが、下降方向において、パイロットが動作不良によりチェック弁が開放された状態となり、下降してしまうと思うのですが、もう一方のチェック弁とロッド側油圧シリンダー内は、チェック弁が機能して油は閉じ込められているかと思います。油の圧縮性は無視されると思うので、こちら側の影響により、シリンダーの下降は食い止められるようにも思えるのですが如何でしょうか?密閉性が高くないため、エアが入っていくのでしょうか?気になっています。となたかご回答お願いします。

  • 油圧回路について

    先日油圧回路の変更を行いました。 システムは油圧ポンプダイキンスーパーユニット油圧設定10Mpa バルブは方向制御弁2ポジションダブルソレノイド、チェック弁で構成されていたのを Bポート(シリンダー後退側)のみ1MPa以下で動作したく減圧弁0~4MPa設定仕様 を追加しました。追加後は3MPaまで上げないと後退しない場合がある症状に悩まされています。(計算上は0.5MPaでも十分後退出来る計算です) 考えられるのは前進側の圧力10MPa後退側3MPaの圧力差によるものだと推測されますが、解決法などありましたらご回答お願いします。 メカ的には抵抗はほぼ無いとお考えください。

  • 油圧の初歩

    油圧に関係するようになり、基礎本を読んでますが、実務的な知識がわかりずらいので質問させて頂きます。 ?鉛直下向きにセッティングした油圧シリンダーがあります。150kgほどのヘッドを上下させるのですが、ヘッドを持ち上げた状態を保つ(ロッド側に油が入った状態)、すなわち、電源を切った場合でも、ソレノイドがクローズドセンターである場合についてです。この場合、ソレノイドから油がリークしてシリンダが下がってくることはないのでしょうか?空圧の場合は若干リークしたのですが。。 ?ある教本で、リリーフ弁を用いた油圧シリンダを駆動させる基本回路図があり、ソレノイドが駆動して、ヘッド側に油が流入するのですが、「ストロークエンドで回路圧が急に高まりリリーフ弁からタンクに油を一部逃がし回路圧が一定に保たれる」とあります。 ここの意味がわかりません。 ポンプからの吐出部にゲージがついていて、そこで25Mpaだとすると、 シリンダが駆動しているときも、シリンダ内部圧は25Mpaになると思いますが(若干の圧力損失があるかと思いますが)、「回路圧が急に高まる」とはどういうことでしょうか? 25Mpa以上になることはないでしょうし、いまいち理解ができないのです。 すみませんが宜しく御願いいたします。

  • バランスピストン型リリーフ弁の作動圧について

     バランスピストン型リリーフ弁において 内部ドレインの場合、リリーフ圧はタンク側 圧力の影響を受け変化すると推測しているの ですが、皆様のご見解をお伺いしたく お願いします。   http://www.khi.co.jp/kpm/products/parts/valves/pdfs/2atsuryoku_06.pdf