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冷却トラップなしでエーテルを飛ばす

どうも上司が、真空乾燥機で、冷却トラップなしで、エーテルを飛ばしているみたいなのです。エーテルは、水と違って、シリカゲルや硫酸には吸収されないだろうし、真空ポンプがやられそうで心配です。 上司がやっていることって、普通のことですか?

  • 化学
  • 回答数5
  • ありがとう数7

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.5

rei00 です。お礼を拝見して一言。 > なぜかというと、ソックスレーで水冷してエーテルを > 回収しているからです。 > もちろん全部回収しているとは思ってはいませんけど。  ソックスレーで回収している時は常圧じゃないですか? この時のエーテルの沸点は 34.4℃(室温より高い)ですので,水冷で回収できます。  が,真空ポンプで引っ張っている時はそうは行きません。この時は沸点が室温以下になりますから,トラップで冷やされない限り気体のままトラップを通過してしまいます。が,真空ポンプで引っ張っているため,トラップ部分は一瞬で通過してしまいますから,この間には殆ど冷やされない事になります。つまり,簡単なトラップでは殆どトラップされません。  いかがでしょうか。

kasutera
質問者

お礼

再登場ありがとうございます。 >ソックスレーで回収している時は常圧じゃないですか? 「おっと、びっくり」って感じです。そうです、常圧です。 そういうことだったんですね・・・・・。

その他の回答 (4)

  • toagoo
  • ベストアンサー率22% (161/709)
回答No.4

私も仕事柄 真空ポンプを使い脱溶してますが、IPAの場合加温してフルパはん で引っ張ると  特大の真空トラップを3個付けても、半日で油がダメになります。 装置がデカイので 仕方が無いのですが。 私は少しでもポンプを長持ちさせるために トラップは必要と考えます。 油に溶剤が混ざると 屋内が臭くないですか。 以前 別の系でアミン系の物質を脱溶したときは、油にアミンが入りアンモニア臭で死にそうになりました。 その為トラップに液体窒素を入れて完全トラップしましたよ。  参考までに    

kasutera
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >半日で油がダメ それは困りますね。長時間連続で引く必要がある場合も多いので。 >油に溶剤が混ざると 屋内が臭くないですか。 思いっきり臭いです。 >以前 別の系でアミン系の物質を脱溶したときは、油にアミンが入りアンモニア臭で死にそうになりました 参考にさせていただきます。 いろんな意見があって、大変参考になり、おもしろいです。

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.3

 よくある事かもしれません。#2 さんもお書きの様に,常にポンプの状態に気を付けて,こまめにオイル交換するのであれば,トラップ無しでも大丈夫だと思います。  それと,エーテルが簡単な冷却トラップでトラップされるとは思えません。トラップを着けても,8割方(もっと?)はトラップされないと思います。  さらに,エーテルがポンプに入った場合,どんなトラブルになるでしょうか。酸・アルカリであれば,ポンプが錆びるなど傷みます。水の場合はポンプの傷みに加えて,水-油の2層になるためポンプの回転が悪くなります。極端な場合は,回らなくなってオーバーヒートを起こします。しかし,エーテルは酸・アルカリ等の様に錆びさせる事はありません。水と異なり2層になる事もありません。粘度が下がる事で到達真空度が落ちるぐらいじゃないでしょうか。  そう考えると,効率の悪いトラップを付けるぐらいなら,こまめなオイル交換を行なう方が効率的かもしれません。私の研究室もこちらです。  なお,以上はエーテルに関してだけですよ。同時に他の有機溶媒やガスも出るのであれば,また別の話になります。

kasutera
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >エーテルが簡単な冷却トラップでトラップされるとは思えません。トラップを着けても,8割方(もっと?)はトラップされないと思います。 えっ!そうなんですか?それはかなりショック! なぜかというと、ソックスレーで水冷してエーテルを回収しているからです。もちろん全部回収しているとは思ってはいませんけど。 >さらに,エーテルがポンプに入った場合,どんなトラブルになるでしょうか この辺もとても勉強になりました。 ありがとうございます。

  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.2

うちはトラップなしです. 原理的に真空ポンプに負担をかけるのはわかります. しかし,大事なのはトータルのコストと手間ですよね. 毎回,お金と手間をかけて冷媒を用意するのと, そこは手を抜いて,こまめにオイルを交換するのと,どっちがいいか,です. ポンプを使用する回数,飛ばす溶剤の種類と量によっては, 「トラップなし」という選択肢もありうると思います. ただし,常識としてはトラップは必要だと思います. それと,トラップがないと何が起こるのかを十分知っている必要があると思います. 上司の方が,そのへんのことを熟知して言っているなら,「それもアリかな」という 気がしますし,無知で言ってるならきちんと説明してトラップをつけるべきです. ご参考までに,うちの真空ポンプは10年以上(多分,20年ぐらい)元気に 稼動していますよ.

kasutera
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >大事なのはトータルのコストと手間 たしかにそうです。 つい先日、ドロドロになりながら、オイルの交換しました。 なぜか前回交換したのも私でした。 なんか愚痴っぽくなってしまってすみません。 さりげなく上司に注意して見ました。 どうも「トラップ」という概念が全くなかったみたいでした。 >うちの真空ポンプは10年以上(多分,20年ぐらい)元気に 稼動していますよ. うらやましい。うちのポンプはいつも煙がでます。

  • TK0318
  • ベストアンサー率34% (1261/3651)
回答No.1

冷却トラップを仕掛けるものです。というか仕掛けないといけません。思っているとおり真空ポンプが傷みます。 大学で一回トルエンのときに忘れていて先輩たちに怒られました^^;

kasutera
質問者

お礼

早速ありがとうございます。 私も「これはまずい」との確信がほぼあったのですが、上司(しかも思いきりうまのあわない)なので、注意できないでおります。 多分TK0318さんの先輩のように、後輩が同じことをやったら、確実に怒っていると思います。

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