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「めっぽう」の使い方

めっぽうという言葉を辞書で調べると やたらに【矢鱈に】、とても【迚も】と関連語となっていますが、 次の使い方は間違っていないでしょうか? ・めっぽうお酒に弱い。 お酒に強い、なら何の違和感もありませんが、 弱いにすると何か違和感があります。 問題ないでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • golf90
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質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.5

こんばんは。 ご質問を拝見して私も気になり、色々調べてみました。 その結果、「めっぽう」と置き換え可能な言葉として適当なのは、どうも、 「並外れて」 であるようです。 つまり、「めっぽう」は、程度が強い・大きいということを表す副詞です。 ですから、 本来の「めっぽう」の使い方とは異なるということを知っていて、 あえて意図的に冗談口調で、「めっぽうお酒に弱い」という言い方をするのは‘あり’かもしれませんが、 標準的な言葉の使い方を心がける方々には、あまりお勧めできる表現ではありませんね。 つまり、質問者様の「違和感」は、正解です。 以上、ご参考になりましたら幸いです。

golf90
質問者

お礼

「並外れて」ですか。 確かに「めっぽう」と置き換えてもしっくりきます。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.4

語源的には仏教用語で、意味するところはむつかしそうですが、文字を見る限りでは、「法を滅ぼす」と書くので、仏教に通じてない者には、「ただ事ではないこと」という印象を与えたかもしれません。 それが、「道理から外れる」という意味で用いられるようになり、更に転じて「むやみに」という意味の副詞として用いられるようになった (江戸っ子が好みそうな言葉ですね)、ということらしい。 もはや、その時点で本来の意味からは逸脱してしまっています。 ですから、「むやみに」という意味の副詞として意識する人が多くなれば、それこそ、「めっぽうお酒に弱い」という言い方をする人も出てくるかもしれない。 つまり、そういう言い方をする人は、ある程度はお酒が飲めるのが当り前、自然なこと、と思っているわけです。それが、相手がお猪口1杯しか飲めないとなると、「おめぇさんは、めっぽう (=極端に) 酒に弱いやつだなぁ」という言葉が口をついて出ることも、あるいはあるかもしれないと思われます。 あるいは、「最近、めっぽう飲めなくなっちまってねぇ」と言えば、その語り手にとってのそれまで当然だった酒量 (その人にとっての基準値) が、がくんと減ってしまった、飲めなくなった、という意味になるでしょう。 あくまでも、「程度がはなはだしい」という副詞として意識された場合です。 本来の日本語ではないものが日本語の中で使われるようになって、意味・用法が変化してきたわけで、あるいは将来の日本語において、更に変化が生じないものでもあるまい、という気がします。 「椅子に腰かける」という言い方が本来の用法なのに、「椅子に坐る」という「正しくない」言い方が、もはや市民権を得てしまったみたいに (これは、守旧派と容認派とに分かれるかもしれませんけれども)。 なお、私個人は、日常生活の中で「めっぽう」という言葉を用いることは、ほとんどありません。

golf90
質問者

お礼

そうですね。 意味・用法は時代と共に変化していきますね。 ありがとうございました。

noname#84400
noname#84400
回答No.3

・golf90さんの語感に同感です。「めっぽう」懐かしいことばですね。 ・昔、副詞の用法に関する記述を読んだなと思いつつ、ためしにヤフーで「めっぽう 語感 用法」と検索したところヒットしました。 ・“ことばの意味の記述をめぐって-「飛切り」「底抜けに」「滅法」「途轍もなく」を例としてー”小矢野哲夫 1980.9.9稿 付記昭和55年度文部科学研究費による研究成果の一部 ・これによると、「めっぽう」の使用頻度は低い・比較の基準となるものからはかけ離れている(程度の差が大きい)比較対象や評価は中立だが驚きをふくむ、でした。 ・だから、「あいつ、ほんとに酒強いよなー」という感嘆の気持ちをこめて「めっぽう酒に強い」は◎。いっぽう「ほんとあいつ酒に弱いんだよー」の場合、たいてい「まいちゃったよー」とか「困ったー」とか「飲ませて悪かった(反省)」といった軽い負の気持ちが気持ちがつくことが多いので「めっぽう酒に弱い」はよほど前後の文脈に誤解がなくて純粋に驚きの強さのみを表現したいという文学的用法以外は、使わない(違和感あり)という日常感覚でよいと思います。 ・さらにわたし個人の感覚としては、「めっぽう」ということばは江戸前の気がします。(大阪や関西出身の作家さんの作品では見聞きしたことがないような・・)どうでしょう? ・もし、語感・用法などに興味がおありでしたら、国立国語研究所の著作や文化庁(古!)の“「ことば」シリーズ”(100ページくらいの小冊子)とか、面白いですよ。 ・まずは、参考までに・・・。

golf90
質問者

お礼

確かに関西では見聞きしませんね。 ありがとうございました。

  • kentaulus
  • ベストアンサー率60% (1064/1746)
回答No.2

意味は通じますが、やはり、違和感があります。 私なら(関西弁ですが) めっちゃ、お酒に弱い。 めちゃくちゃ、お酒に弱い。 でしょうか。 めっぽうお酒に強い。  は、自然です。

golf90
質問者

お礼

私も関西ですが、たしかに 「めっちゃ」などが多いですね。 ありがとうございました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

滅法はもともと仏教用語。 法とは「ダルマ」 http://ja.wikipedia.org/wiki/法_(仏教) 「秩序」「掟」「法則」「慣習」を意味しますので、滅法は、それらの「秩序」「掟」「法則」「慣習」から外れる事を意味します。著しく逸脱することを前提にするので、『酒が弱いこと』が逸脱という感じがしないので、めっぽうお酒に弱いとは、普通言わない。

golf90
質問者

お礼

ありがとうございました。 わかりやすいご説明ありがとうございました。 ただ、一滴もお酒が飲めない場合は常識から逸脱しているとは思うのですが…。 そうゆう場合は「一滴も飲めない」と言った方がよさそうですね。

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