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解剖顕微鏡で見られるもの

 小学校5年生の実験です。  これから「動物の誕生」の単元でメダカの観察を行っていきます。  解剖顕微鏡を使っての観察が多く出てくるのですが、実際にメダカの卵などを扱わせる前に何かスケッチのしやすい試料を使って練習させようと思っています。  倍率が低いのでそれほど小さいものは見れないと思いますが、お勧めのサンプルがあったら教えてください。よろしくお願いします。

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回答No.2

 折角ですから、少しだけ動きのある物が強い興味を引きます。 いかがでしょうか。「ご馳走」といいますので、s-s-umi様にて は是非走り回られて集めてみて下さい。 1 サカマキガイの卵塊 赤ちゃんの貝が受精卵→胞胚と体が できていく様子が見られます。スケッチ練習は、卵内でゆっくり 回る稚貝がよいでしょう。カワニナも良いです。ジストマの 中間宿主ですから、必ず実験後は石鹸で手を洗わせて下さい。 http://park17.wakwak.com/~kabukabu/data-monoara.htm 2 スギナ(ツクシ)の胞子(春から初夏はトクサの胞子でも可能)  呼気の湿気に反応してシンクロナイズドオクトパスダンスが見ら  れます http://homepage2.nifty.com/fern/study/009/sugina.html 3 アルテミア幼生 http://italpot.ti-da.net/e650956.html  熱帯魚の餌として安価に卵を売っています。大きく育てるので 無ければ、2~3%食塩水でも孵化させられます。塩なら、でき れば沖縄の「シママース」をお勧めします。 http://www.geocities.jp/goleshiiriin/Knack/brine1/brine1.htm ↑のページの皿式を、横倒しにしたペットボトル内で行うと手間が かかりません。  卵を塩水に入れ翌日。孵化が始まります。あちこちで「! びっ くりまーく」のような孵化の様子と、遊泳脚を動かす様子が見られ ます。やがて、激しく動くようななりますが、食用の増粘剤を加え 観察できます。 あらかじめ卵を少なく加えた水槽では、メダカ用 粉末飼料などで、大きく変態していく様が観察できます。 4 ヒドラ クラゲのポリプ  アルテミアを食べる様がすごい 5 フラスコモの茎 (山間のきれいな池に生えています) http://www.joy.hi-ho.ne.jp/nitella/setumei/bunrui2.html  いつでも原形質流動が見られます。特に若い造卵器を包む  らせん細胞のスパイラル原形質流動が圧巻 6 アメリカンウォーターフロッグ http://garden-vision.net/bio/mizube_kind.html  根毛がきれいで、いつでも原形質流動が見られます。 ・・・と、これはパス。400倍が必要でした。  ではでは

s-s-umi
質問者

お礼

 大変詳しいご回答、ありがとうございました。  自分なりに「奔走」してみたのですが、季節が季節だったため ツクシの胞子は見つかりませんでした。トクサも、買えばもちろん ありましたがあくまでも自然のものを見つけたかったので。  で、結局道端で確保したタンポポの綿毛、ネコジャラシを使って 練習をさせました。動くものではなかったものの、身近なものを しっかり見ることができて児童達には好評でした。  ちなみにサカマキガイの卵塊は先日メダカの水槽内で見つけた ので、これから観察してみようか思います。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

ものすごく古典的ですが、タマネギの薄皮が人生「最初」のサンプルになる研究者が多いです。

s-s-umi
質問者

お礼

 ご回答、ありがとうございました。  タマネギの薄皮は、解剖顕微鏡で見るには少々小さすぎでした。 (使用した顕微鏡は10倍または20倍のレンズのみだったので。)  今後光学顕微鏡を使う際は、自分も学生時代観察を行った経験が ありますので、参考にさせていただこうと思います。

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