• 締切済み

なんでこんなにいい憲法を改正しなきゃいけないの?

憲法9条改正、っていろんなところで聞きますけれども、あんなにいい憲法を何で改正しなければならないのでしょうか? というか、私たちは憲法を守らなければならないはずなのに、何故その憲法を改正するという話になるのでしょうか?

みんなの回答

  • seizip
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.11

まず、失礼かもしれませんが、質問者様は憲法に対する考え方が誤っています。 「私たちは憲法を守らなければならないはず」と質問者様は述べられています。 これは誤っています。 日本国憲法第99条憲法尊重擁護義務には、天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 と規定されています。 この規定から分かるように、憲法を守らなければならないのは、国の仕事・公務に就いている人々です。 一般の国民に憲法を擁護する義務はありません。 憲法は国民一人ひとりを縛るものではなく、国などの公権力を縛るものです。 これは立憲主義と呼ばれるものです。公権力は放っておくと勝手な行動をするから、憲法で縛り付け、国民の人権が侵害されないようにするための道具なのです。 それを踏まえた上で憲法について考えてほしいと思います。

回答No.10

私は、憲法を改めるべきかどうかは分かりません。もちろん、平和であればよいとは思っています。しかし、憲法第9条にある「正義と秩序を基調とする国際平和」を脅かす不当な国に対しては断固とした姿勢をとるべきと考えます。 憲法9条は世界に誇るべきなのかもしれませんが、同じような内容の国際法が存在し、多くの国が調印や批准しています。 不戦条約(パリ条約、パリ協定あるいはパリ不戦条約ともいう)が国際法として存在します。第一次世界大戦後に締結された多国間条約で、国際紛争を解決する手段としての戦争を放棄し、紛争は平和的手段により解決することを規定した条約です。1928年(昭和3年)8月27日にアメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、日本といった当時の列強諸国をはじめとする15か国が署名し、その後、ソビエト連邦など63か国が署名しました。この条約は今日においても国際法として有効であるとされます。日本国憲法第9条第1項は不戦条約第1条の文言をモデルにして作成されました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%88%A6%E6%9D%A1%E7%B4%84 残念ながら、不戦条約が存在するのに第二次世界大戦が起きてしました。繰り返しになりますが、この条約は第二次世界大戦後である現在も国際法として有効であるとされます。 国連憲章にも似たようなものがあります。 第2条第4項 すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。 以上のことから、日本国憲法第9条に類似する国際平和のための国際法は存在します。内容は難しいかもしれませんが、いろいろ調べてみられては。日本は、憲法第9条と不戦条約と国連憲章(計三つ)を背負っており、諸外国は、不戦条約と国連憲章(計二つ)を背負っているという違いになるのでしょうか。 戦争のない世界を理想として掲げるのはよいことだと思います。しかし、残念ながら現実には世界各国の利害・思想などが衝突することがあり、対立が起きてしまいます。日本が今、世界の中でどんな状況にあって、何が問題で、何で改憲を唱える人がいるのかをよく考えてみるのもよいとも思います。第9条が本当に求めている世界を実現するのはなかなか難しいかもしれません。しかし、理想の世界に向けて、一歩でも半歩でも進んでいくことは不可能ではないと思います。

  • gootaroh
  • ベストアンサー率47% (396/826)
回答No.9

>あんなにいい憲法を何で改正しなければならないのでしょうか? ・「あんなにいい憲法」とは全然思っていない人も少なからずいますので、人により立場により見解は異なります。これについては「法律」というよりも「政治」のカテゴリーですね。このQ&Aは、自説の紹介の場や議論の場ではありませんので、これ以上は何とも言えません。 >私たちは憲法を守らなければならないはずなのに、何故その憲法を改正するという話になるのでしょうか? ・「守る、守らない」と「改正する、しない」とは、そもそも別の概念ですので、対立するものではなく、両立できます。 私たちは憲法だけではなく、法令も守らなくてはなりませんが、法令は時代に合わせてどんどん改正されています。この場合も「法令を守っていない」といえるのでしょうか? 根本的なところで誤解していただきたくないのは、「憲法違反→悪」ではないということです。「憲法違反」というのは「憲法に適合しない」というだけであり、「善悪」とは別の話です。 ある法令等が憲法に適合しているかどうかを判断するのは裁判所(司法)です。しかし、その憲法が時代に適合しているかどうかを判断するのは国会(立法)です。 憲法第98条第1項には「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」とあります。 これは、「憲法違反→悪」と言っているわけではありません。憲法上の矛盾があるままの法令の制定等はダメですよ、という意味です。換言すれば、現行憲法に反する法令の制定等には、同時に憲法を改正しなければならない、ということです。まあ当たり前の話ですよね。上位規定に反する下位規定の制定には上位規定も一緒に改正しなければ、規則体系全体に整合性が取れなくなりますから。法令でも会社内部の規則でもISOなどでもよくある話です。 憲法改正を発議できる権限は、国民でもなく裁判官でもなく役人でもなく地方の政治家でもなく、唯一国会議員にのみ与えられています(第96条第1項)。そういう意味では、政府与党の政策に対し、反対理由が「憲法違反!」というだけの野党議員は、国会議員の本来の役割を果たしていないと思います。憲法違反だと思えば、改正案を提示すればよいのですから。地方議員ならともかく、国会議員たるもの「憲法違反」は反対理由にはなり得ないと思います。

noname#252164
noname#252164
回答No.8

世界的に見て、憲法が50年以上にわたって一度も変更されていない国は日本だけです。憲法の理念が変わらなくても、世界の情勢が変わっていますので憲法は外部の要因に合わせて変更されるべきです。 日本では憲法が変更できないため、「解釈改憲」ということで、憲法をいじっています。(解釈改憲については手続きが定められていないため、歯止めがない)そのため、自衛隊はまともな日本語の理解からすればあからさまに違憲な状態で存在しています。 (これは、日本政府は「憲法を守らない」という悪いメッセージを海外に送っています) あの憲法が9条を除いていい憲法かどうかについてはご自身でよく考えてください。私にはあの文章は日本語として論理が破綻した文章にしか見えません。主語がない条文が多すぎ、解釈の可能性が大きすぎます。 内容の変更を伴わなくても、まともな日本語に改めることと、日本国民の自由な意思によって認証されることが必要だとおもいます。 (現憲法はまともに国会で審議してできた結果ではないし、国民投票経ているわけではないので、前文の内容とは異なり、「国民の総意」をもって作られたものとはまったくいえないですから)

  • a0832669
  • ベストアンサー率30% (45/148)
回答No.7

確かに、私も最初はいい憲法だと思っていました。 しかし、この憲法は戦後アメリカ占領下において作られたものなのです。だから、作った人、本人も独立を成し遂げたとき、当然、改正されるものだろうと思っていたそうです。 何が問題であるかということは、9条のほかにもたくさんあります。序文もそうですし、そのほか両院の存在を記したところ、内閣総理大臣を衆議院から選ばなくてはいけないこと。その他、いろいろなところで矛盾が出てきているのです。自衛隊もアメリカの要請で組織された不思議な組織に今ではなっているのです。普通に読めば違憲状態です。昭和天皇はソ連、中国の共産主義を恐れており、アメリカ配下に入ることを熱望されたという経緯があると聞きました。それで、あの憲法を良しとされたとの事も最近になってわかってきたところです。 しかし、サンフランシスコ講和条約でソ連ともうひとつ共産圏の国との平和条約は結ばれていません。われわれは独立国家として国民およびその財産を守るため、また、世界平和を維持するための憲法を確立しないといけないのです。ソマリアの海賊だって、憲法の壁でなかなか、出動できなかったのです。 憲法を変えるのは私たち現在日本人の義務なのかもしれません。それはこの先、日本に生まれてくれるだろう子孫のためにも、行わなければならないことなのですよ。 間違えないでほしいのは、決して戦争OKだという憲法を作るのではないのです。「国際紛争を解決することの交戦権は認めない」「国際貢献のための派遣は議会の承認を必要とする」「自衛隊(陸、海、空軍になるかもしれない)は、内閣総理大臣の命令に準ずる」などを明記することによって自衛隊自体をコントロールするのです。 また、首相公選制、一議会制も可能になる憲法としなければ、今のままでは日本はなくなるのです。現在の日本は高齢化社会ではなく高齢社会なのです。日本人の子孫繁栄を目指すには憲法改定が必要に迫られているのは間違いないことなのです。

  • demio
  • ベストアンサー率13% (200/1473)
回答No.6

「改悪」ならば反対ですが「正しく改める」為の「改正」なら 反対する意味がわかりません 「改正」に反対の方々は「改悪」ならば賛成するのでしょうか?  何が「正しい」かを議論して検討するのはいい事だと思いますがね

kitamatudo
質問者

お礼

有難うございました

  • kantansi
  • ベストアンサー率26% (658/2438)
回答No.5

質問者さんは日本国憲法をちゃんと読んだことがありますか? 読めばヘンな日本語が随所に使われていることが判ります。 米国が英語で作った憲法案を無理に日本語に直した為に、不自然な日本語が使われているのです。 そういったヘンな部分や現状に即していない部分(その際たる物が、誰が見ても軍隊である自衛隊が、軍隊と認められていない点です。)を改正すると共に、本当に我々日本人自身の言葉で憲法の趣旨を表現し直そうと言うのが、憲法改正を主張する大半の人の意見です。 決して左翼が言うように、「戦争放棄」を返上して、日本が簡単に戦争ができるように憲法を改悪しようとする物では有りません。

kitamatudo
質問者

お礼

訳が変であるというのと、内容が変であるというのは必ずしも同一ではないですよね?

noname#210617
noname#210617
回答No.4

所詮、人間の作ったものですから、完璧ではありません。 そのことが分かっているから、No.1さんが指摘するように、憲法を改正するための条文があり、そのための法律が制定されています。 さて、改正する、とは言いますが、何をもって"正"とするかは、人それぞれで、改める必要がある、という人もあれば、改める必要はないという人もありますし、どのように改めるのか、という議論があまりなくて、改正というが改悪であるという決め付けもあるようです。 憲法9条がある、ということは日本が世界に誇ってもよいことだと、私は思います。一方で、日本は自衛隊という"軍隊"、"軍事力"を持っており、これは"違憲"ではないか、という論争があり、結論としては"合憲"とされていますが、どうもこれがすっきりしないんですね。判例などを読んでも、なんだかキモチワルイ。 犯罪はあってはならないものであるから、日本には警察をおきません。 火事はおきてはいけないものですから、日本には消防署をおきません。 というのは、明らかに変ですよね。同様に、 戦争はあってはならないものですから、日本は軍事力を持ちません。 というのは変だ、と思います。 もちろん、そういう国のあり方も選択肢としてはあるでしょうけれども。 ひっかかるのは、放火犯を捕らえて見たら消防団員、じゃないけど、軍事力は、防衛だけではなく、他国を先制攻撃するための手段にもなりえるということですね。 最近は、国際貢献をお題目にして、自衛隊を海外に出すようになりました。心配なのは、"解釈"でどうにでもできるという考え方です。 このままでは"なんでもあり"になるかも知れません。 私は、憲法9条の精神を残したまま、防衛のための国防軍を持ち、かつそれが他国に戦争を仕掛けることを縛るということは可能だと思いますし、そのように改正されることを望みます。 一方、原理主義的に自衛軍事力の存在すら否定するような"改正"も、現実的ではないでしょうが、ありえると思います。 はたまた、9条の精神は無くしてしまって、軍隊を持ちます、場合によっては軍事力で外交問題を解決します、という"普通"の国になるという選択もありでしょうね。独立国家であれば、それは当然だと考えることもできます。 改正の中身は議論が必要です。現状のまま骨抜きにするというのはよくありません。 9条を持ちながら、日本を利用しようとする他国の思惑に引きずられて無定見に海外派兵を行い、そこで交戦したりしたら、世界の人々に、日本は自分で決めたことすら守れない国と侮蔑されるでしょう。

kitamatudo
質問者

お礼

有難うございました。

noname#89711
noname#89711
回答No.3

べつに特段9条を改正しなくても、他国から攻撃された場合、統治理論使って反撃できますが、あなたのような方から非難されないために、説明して理解しやすいように敢えて9条を改正したいんでしょうね

kitamatudo
質問者

お礼

統治理論とはなんですか?国連憲章上、並びに国際慣習法上認められた自衛権のことをおっしゃっているのでしょうか?

  • sotom
  • ベストアンサー率15% (698/4470)
回答No.2

日本が他のどの国をも頼らないで、自国を守れるのであれば 現状でいいでしょう。日米安保体制を自ら解除すると、世界中の 的になります。現実的なハナシではありません。 軍事小国として、米中間において、外交面で渡り合えるかと言えば、 まず不可能です。もし可能なら、隣国と、もっと巧く渡り合えるでしょう。 アメリカの庇護の元、日本は生き延びているだけなのです。 国際社会における日本の現状をしっかり認識しましょう。 あとは、議員の不逮捕特権を撤廃するためにも、改正して欲しいですね。

kitamatudo
質問者

お礼

軍事小国として、と仰いますが、回答者様は外交関係における権力の源泉を軍事力のみに一元化するという誤謬を犯していらっしゃいませんか?

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