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フィルムとデジタル
お世話になります。 皆さんのご意見をお聞かせ願いたいのですが。 今、デジタル一眼レフを買うかレンジファインダーのベッサR3Aのフィルムカメラを買うかで悩んでいます。 今までデジタルで写真を撮ってきたのですが、最近フィルムカメラに興味を持ってきて、小さく機動性の良いベッサR3Aも良いかと思っています。 デジタルでは得られないフィルムの良さなど教えて頂けますでしょうか宜しくお願いします。
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・責任感 デジタルは「取り直せばいいや」という風に「安易」に走りやすいところがありますが、フイルムはそうはいきません。 緊張感があります。 また、それとは逆の作用もあって 「運が悪かったよな」と、自己責任から逃げられるという部分もあります。 良い意味で「ファジー」なのです。 ・操作する楽しさ …電源を入れ、画面が出るのを待つ…連写で突然シャッターが切れなくなる…人間の「欲求」を時折邪魔してくれるデジタルという奴は、私にとっては「生意気な相棒」でしかありません。 心が通い合わない相手を、ご機嫌撮りながら使っている、というのが苦々しくも現実です。 ・工夫をする楽しさ PCで安易に色々出来るデジタルと違い、フイルムは一発勝負なので、自分がした工夫がダイレクトに理解できます。 これは技術向上に大変役立ちます。 ・思いがけない出会い 全く自分で意識しなかったような「結果」が得られます。 特にレンジファインダーは「ファインダーと結果の違い」…ズレが大きいのですが、その「ズレ」というものの中に「偶然性」が生まれます。 「偶然性」は、どう工夫しても撮影者が得ることが出来ないもので、そういった意味ではいつでも「新鮮」といえます。 ・写真哲学 哲学は「考える学問」なわけですから、必然性の大きなところからは、なかなか生まれません。 「考える葦」と人間を称した人も居ますが、写真で哲学する場合は撮影前も撮影後も「考えられる」結果が欲しくなるものです。 デジタルはその「考える」ための媒体を、機械が勝手に「これでいんじゃね?」と押し付けてきます。 それでは人間が介在できません。 このへんの事に関しては田中長徳先生の著書に詳しいので、参考にしてみてください。
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- ameru2007
- ベストアンサー率13% (180/1381)
デジタルとフィルムって基本的に全く違う物なんですよ。 写真として大きく括ったら同じなんですけど・・・ 別物を比較検討するのは難しいですと思います。 >デジタルでは得られないフィルムの良さなど・・・ を回答するとしたら・・・ http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=9448300/ で熱く回答されています^^; でもデジタル一眼も悪くはないですよ まぁ フィルムが好きな人は、写真よりカメラが好き・・・なんて偏見的な意見を言う人もいるけど 使い分けして使うのが楽しいとは思います^^;
- umigame2
- ベストアンサー率40% (886/2202)
フィルムは銘柄によって、かなり色合いや粒状性が異なります。 こってり系、あっさり系、コントラストの高いもの、低いもの、イメージカラー、リアルカラーなど、フィルムを変えることで色んな味わいを楽しめます。 また、デジタルは目に見えないデータという存在でしかありませんが、フィルムは形ある物として確実に残ります。 失敗も消せませんし、コマを無駄にしたくないという思いから、自ずと撮影するときの緊張感が違ってきます。 私自身も、納得のいく会心の作というのはフィルムのほうが撮れていました。 ただ、フィルムはデリケートですから、生鮮食品と同じような感覚で扱わないとダメにしてしまいます。 例えば、 ・買い置きしたフィルムは冷蔵庫などに保管する。 ・なるべく早く撮り終えて、なるべく早く現像に出す。 ・夏の時期、車内に放置しない。(これ絶対ダメ) ・現像済みフィルムは冷暗所に保管する。 ・日の当たる売店などで売られているものは買わない。 ・なるべく使用期限の先のものを買う。 などなど。 デジタルは大伸ばしの際、一定レベルを超えたとき急にカクカクが目立ち始めますよね。 フィルムも当然荒くはなりますが、デジタルほど見苦しくはなりません。
お礼
有難うございます。 フィルムは生物なんですね、大変参考になりました。 しかし、これから学ばないといけない事が増えました。
- PRESTO400
- ベストアンサー率27% (8/29)
回答させていただきます。 周りに多くの写真に携わる人がいる環境にいるため多くのことを感じじますので、その辺りのことを。 まず、デジタルはお金が掛かります。 たまに、いいなと思ったものを撮るというだけなら良いですが、 量を撮ってフィルムで撮ったものをきちんとしたクオリティで仕上げるのと同じコトをするならば、デジタルでの費用は3倍以上掛かります。 そして、デジタルデータというのはとても不安定で、インクジェット式のプリントにしても、まだまだ扱いが難しく、仕上がりと保存に問題が多いです。 もし、記念写真(つまり残すことが大事)ならば、デジタルは怖いですね。 決定的なのは、デジタルで写真を学ぶ人は、なかなか上手くならないように感じます。 その理由を書くと長くなるのですが、その多くが選択肢の多さと、シャッターを切ることの軽さと、デジタル=全自動(本質的な失敗をしにくい)だからだと感じます。 フィルムカメラの方が、味わい深いとか、偶然も楽しいとか、感触が良いとかではなく、本質的に写真というものを理解しやすく、安く、便利だと思いますよ。
お礼
Bessa R3A の購入に参考になりました。 有難う御座いました。 写真を学ぶにはフィルムカメラなんですね参考になりました。
- jyozando
- ベストアンサー率33% (45/134)
バッテリーの心配から解放されます。 フィルム写真の原理は化学なので、それ自体には電源は必要ありません。 もちろんBESSA-R3AはAE機なのでバッテリーが必要ですが、露出計とシャッター制御に電源が要るだけなので、趣味で写真を撮る程度の人なら月単位でバッテリーが持つはずです。 大事な撮影には予備が必須なのは同じですが、ボタン電池なら携行も楽ですから。 ちなみにマニュアル専用機のR3Mならメカニカル・シャッターなので、バッテリーが無くても動きます。 つまり撮影可能枚数=フィルム携帯本数になります。 メカニカル機といえども露出計を作動させるためにはバッテリーが要りますが、単体露出計を使うか勘に頼ればそれも要りません。 露出計が付いて無いカメラを使ってると不思議に勘が鋭くなって来るんですよね。
- Carbadoc
- ベストアンサー率19% (144/750)
一枚一枚を、真剣に撮るようになると思います。 「良い」と思った瞬間への感性が、高くなると思います。 デジタルで記録された写真が何年もつかはわかりませんが、フィルムで撮影されたものは、少なくとも(僕の手元にあるもので)45年以上はもっています。 仕上がりも、フィルムのほうが綺麗だと思います。 趣味の範囲になってしまうのですが、これから向かう撮影場所の状態や天候などから、使用するフィルムの感度や種類を模索するのも、楽しみのひとつでした。 こちらから名前を言わずとも、注文書に名前を書いてくれる。仕上がった写真に対して「いい色でましたねえ」と言ってくる。馴染みのお店ができるのも、また一興。 フィルムからデジタルに移った人間からの回答です。
- hayasi456
- ベストアンサー率40% (2402/5878)
「nikon D3Xこれならフィルムとほとんど変わらない、でも80万円以上するんだやな。」とあるカメラ屋の親父さんが言っていました。 http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d3x/features01.htm#features1 110フィルムは2Lサイズが限界でした。あんな豆粒のようなCCDであれだけの画像を表現できるのだから解像度はデジカメはフィルムを超えているのではないでしょうか http://takuki.com/gabasaku/CCD.htm しかし総合的な画像のレベルはまだフィルムの方が上のようです。 特に子供の肌はフィルムの方が自然なようです。 「デジタルは奥行き感が不自然」と言う人もいます。 (ブラウン管と薄型テレビの差に似ていますね。) ベッサR3A良いと思います。フィルムカメラの中でもメカニカルな感じハイテクが撮ってくれるのではなく、 機械を操作し撮影するのが良いですね。 用品も楽しめますね。 レリーズ http://www.etsumi.co.jp/catalogue/catalogue.cgi?id1=3&id2=36&id3=274 セルフタイマー http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2008/03/post-a6e8.html 多分、昔からやっているかカメラ店や中古カメラ店にありますよ。 こんな露出計が似合いますよ。 http://www.sekonic.co.jp/meter_l_398a http://auction.jp.msn.com/item/110852720 リバーサルで撮影したらスライドプロジェクターで鑑賞も http://shop.kitamura.jp/GoodsPg/38381-001012010 http://fujifilm.jp/personal/slideprojector/academica/index.html
お礼
有難うございます。 ご意見をお聞きして何だか写真を撮っている楽しさが創造できます 有難う御座いました。
やはり、シャッターを切る時の真剣さが違います。 メモリーカードの容量とバッテリーさえあれば無限にシャッターが切れるデジタルに対し、フィルムの残り枚数を気にし、現像代やプリント代なども考えるとデジタルのように気軽にシャッターが切れません。 また、シャッターを切った後のフィルムの巻き上げ(フィルムAF一眼でもフィルムの巻き上がる感覚も)も楽しいです。 結果が分かるまでの間のワクワク感もフィルムならではです。 保存性の確実さもフィルムの方が有利です(劣化はしていきますが、デジタルのようにいきなり消失することはありません)。 婚礼のスナップ写真の撮影に入りますが、保存性が主な理由で仕上げがデジタルアルバムであっても、撮影の8割はフィルムでの撮影です(学校行事やその他の行事などはコストと処理の速度などの理由でほぼデジタルでの撮影です。
- uu11212891
- ベストアンサー率23% (266/1132)
階調の豊富さ、撮影時が勝負の潔さ、現像上がりまでの楽しみ、 良い方向への偶然性の期待感、保管が容易、リバーサル応募のみの コンテストへ応募出来る、リバーサルで撮影すれば撮影後のプリント を人任せに出来る(トリミングぐらいしか撮影者はタッチできないから) などでしょうか。
お礼
何だか、フィルムの方が楽しそうですね。 1回のシャッターを切る事の大切さがフィルムには有るような気がします。有難う御座いました。
お礼
多くのご意見を有難う御座います。 大変参考になりました、レンジファインダーを1台購入することにしました。これからもっと勉強ですね、フィルムの奥深さを勉強しないとと思っています。 近い将来、個展を開けたらと夢が膨らんでいます。 有難うございました。