• ベストアンサー

植物はなぜ緑色?

nanami0315の回答

回答No.2

自然選択説に従えば(自然選択説自体が議論の対象にもなっていますが)、植物が緑色を選んだ、のではなく、緑色の個体が、他の個体よりも生存に有利だったために淘汰されて緑色が残った、という解釈になるかと思います。 ただ、光合成のプロセス自体がいまだ未解明のため(光を受けてからエネルギーを生成するまでの時間が極端に短く、その間の反応式が立てられていない)、なぜそれが緑色だったのか、他の色の触媒が存在したかどうか、すらわかりません。紅葉で現われるキサントフィルやカロテノイド系ではどうかは勉強不足でスミマセンがわかりません。 ただ、生物が光合成を開始したのは、生物の陸上進出よりはるかに前の話で、海洋微生物の段階からです。 とすると、陸上の植物が緑色であったというよりは、それ以前の海洋微生物の段階で選択があり、緑色のものが残り、それから進化して陸上化した植物も緑色だった、と考えることもできるかもしれません。 明快な解答にはなりませんが、参考になれば

nacn_fire
質問者

お礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなってごめんなさい。 そうでしたそうでした。自然選択説というのを、教養科目で習った覚えがあります。生物って敢えて多様化することで、洗練化したり破局に備えたりするんですね。こういうのを聞くと、生物の本質はもしかして遺伝子を洗練化されるための実験室であり、情報を伝達する記憶媒体の一種なのではないか、という気がしてきます。 閑話休題。 Wikipediaで光合成を調べてみました。 ものすごく複雑ですね。化学が大嫌いな私には、さっぱり分かりません。精進します。 >生物が光合成を開始したのは、生物の陸上進出よりはるかに前の話 そうなんですか。。。 こんなに精緻なシステムを獲得するなんて、思わず「偉大なる知性」を信じてしまいそうになります。 そういう時にはスパゲッティモンスターでお口直しします。 ありがとうございました!

関連するQ&A

  • 植物が緑色な理由は?

    葉緑素が緑色のためらしいのですが、ではなぜ葉緑素は緑色なのでしょうか? 緑色なのは緑色を反射しているからですね?太陽光線スペクトルの真ん中だけを反射し、その他の色はことごとく吸収している理由はなんですか? ずうっと以前からの疑問です。

  • 葉緑体の色について

    植物は日光を使って光合成をしています。そのときに活躍するのが葉緑体です。葉緑体では日光のうちの、主に赤色を吸収するものと、青色を吸収するものがあると聞きました。 そこで疑問なんですが、日光の波長のピークは緑です。なぜ植物は緑を捨てているのでしょうか?長い進化の過程で、緑を吸収して光合成をする種があってもいいような気がするのです。 専門的になってもかまいませんので回答をお願いします。

  • 植物の根の緑色

    最近植物の水耕栽培をしています。すると、育てている植物のいくつかの根が緑色になりました。 初めは藻が生えてしまったのかと心配していたのですが、まったく緑色にならずに白い根をしているものもあるので、藻ではないと考えるようになりました。 植物にある緑色のものといえば、葉緑体が思い浮かぶのですが、根に葉緑体があるというのは一般的でしょうか? また、それは植物の種類によって生成されたりされなかったりするのでしょうか?

  • 植物の色が緑であることの理由を考えています.

    植物の色が緑であることの理由を考えています. 私,一応理工系の大学生ですが,あんまり頭は良くないですし,勉強熱心でもなく,光にも詳しくはないです.しかし,ちょっと前に,大学の先生に植物が緑色の理由を出題されたんですが,答えについては不明のままなので,すこし気になっています.  さて,話を戻しまして,植物の色が緑であるのは赤(オレンジ?)あたりの周波数の光と,青あたりの周波数の光を吸収し,緑色の光を反射してしまうからだと授業で聞いた覚えがあります.  しかし,なぜ緑色の光も吸収しないのでしょうか?自分なりに考えてみました.  私の稚拙な推論ですと,それは光のエネルギーと,空の色に関係しているのではないかと考えているのです.  海底深くに生息する海藻には赤いものがあります.水は赤い光を吸収するので,海底には赤い光が届かない.したがって,海藻は赤い光を吸収する能力を持たず,赤くなったのではないかと考えています.  つぎに地上の植物が緑色の理由について,私の考えを述べさせていただきます.青い光はエネルギーが高いですよね.つまり,それだけで青い光を吸収する価値がありるように思えます.また,夕方になると光を吸収する大気の層が厚くなり,空は赤くなります.つまり赤い光が主に地上に届きます.この二つの波長に光を吸収するよう植物が進化してきたとするなら,あまった緑色の光を吸収する能力は不要になり,緑を吸収できないのではないかと考えているわけです. 皆さんは植物が緑色になった理由をどう考えていますか?また,この考えについてどう思いますか?

  • 植物の葉は何故、緑色を嫌うのでしょうか?

      植物の葉は、緑色です。 これは、植物の葉が、緑色を反射・散乱していることを示しています。 言葉の、遊びかもしれませんが、緑色を嫌っているとも、とらえることが出来ると思います。 可視光線 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%A6%96%E5%85%89%E7%B7%9A 紫 380~450 nm 青 450~495 nm 緑 495~570 nm 黄色 570~590 nm 橙色 590~620 nm 赤 620~750 nm となっています。 つまり、緑 495~570 nmの電磁波を反射・散乱している事を示していると言えるわけです。 そこで、疑問なのですが、植物の葉は、どうしてこの波長の電磁波を反射・散乱しているのでしょうか? 葉緑素が、原因という事が考えられますが、しかし、これでは回答になっていません。 結局、葉緑素が、なぜ、495~570 nmの電磁波を反射・散乱しているのか?と疑問がすり替わったに過ぎません。 根本的に、この波長を反射・散乱するメカニズムを説明しないといけないと思います。 この疑問に、答えていただける方、回答・説明お願いします。  

  • 葉っぱはどうして緑色なのですか?

    葉っぱが緑色なのは光合成をする葉緑素があるためだと習った記憶があります。 ではなぜ葉緑素は緑色なのでしょうか? 光の波長と関係がありますか? よろしくお願いします。

  • きのこって植物ですが葉緑素がないのでしょうか?

    こども(小5)と話していて わからず 困っています。教えてください。 光合成の話をしてて、「葉緑素ってあるけど、これがないと地球には酸素は無かったんだよ。」(NHKの番組から得た知識)と説明していたら「きのこは植物だけど緑色でないから、たぶん葉緑素が無いのではないか?」と質問されてしまいました。 確か きのこって 種でなくて胞子ですよね。原始的な植物なのでしょうか?また、葉緑素は元々は単独の生き物だったのが植物細胞に取り込まれた(取り込んだ?)とも聞いたことがあるので きのこは それ以前の植物の生き残り(生きた化石?)なのでしょうか? それとも 葉緑素を持たない植物はたくさんあるのでしょうか?逆に 葉緑素を持つ 動物(バクテリアを越えたレベルで)はいるのでしょうか?(SF小説にありましたが 葉緑素を持つ人間の話がありました。太陽にあたるだけで お腹が一杯になるって・・。小松か星だったような) いろいろと書いてしまいましたが 葉緑素と葉緑体の違いもわからない状況です。 よろしくお願いします。

  • イモムシの緑は?

    植物の緑色はクロロフィルの緑色ですよね。 ではその植物を食べているイモムシの緑色は やはり、クロロフィルの色でしょうか? ご存知のかたよろしくお願いします。

  • 植物の葉は、なぜ緑色じゃないのか?

    . 「植物の葉は、ほとんどが緑色をしています。」 と思ってた。 しかし、よく考えると、その言い方はおかしい。 なぜなら、太陽光は(赤、青、黄色、緑、ピンク、紫・・・ect) と、様々な色を持って、地球上に振り注ぐいるのだ。 植物の葉が「緑」色に見えるのは、「緑」の色を反射・散乱させているからだ。 つまり、植物の葉は、「緑」の色を嫌いっているのだ。 故に、「食物の葉は、緑じゃない」と言えるのではないか? (これは、海や空が「青い」のも同じ理屈だ。) ちなみに、黒い着物が黒く見えるのは、ほとんどの光を吸収しているからだ、これは正しい。透明も、同様に正しい赤色表現だ。 植物の葉が緑色じゃないのは、言葉場の遊びか、パラドックスか? .

  • 野菜の茎と葉の部分の緑色の濃さが違うのはなぜ?

    今年から高校生になるものです。 僕の進学する工業専門学校(高専)から 身近にある素朴な疑問 を見つけてレポートにまとめろというものが出たのですが、 食物調理科に進む 友人から 「野菜(キャベツとか)の茎と葉の部分の緑色の濃さが違うよね! 茎のほうは緑薄くて、葉っぱに近づくにつれて緑色濃くなってるよね!」 って言われて 工業関係にしか興味がなかったので とても、興味深かったので 調べてみたのですが、ネットでは見つからなかったので、ここで質問させていただきます>< ただ質問して どうしてかと聞くというのもあれなので 仮定を考えてみました。 キャベツの色って葉緑体が緑色だから緑色なんだよね! その濃さが違うってことは 葉緑体の多さが関係しているのかな・・・ 葉に近づくほど濃いってことは 太陽光の光が一番あたるから、やっぱり葉緑体は多いいと思うから 茎の周辺に近づくほど、太陽光の光が当たりにくいとして、数が少ないって いうのも納得できるけど・・・どうなんでしょうか?? もしかしてDNAですか?? それとも細胞分裂の違い?? それとも・・・ 仮定なんで、全部間違ってても笑わないでください。(笑) めっちゃ気になります! だれか教えてください! あと、よかったら みなさんの素朴な疑問を教えてください!