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ベニヤに塗った珪藻土に「アク」がでてしまいました。
ベニヤに珪藻土を塗ったところ、所々、茶色いアクが出てしまいました。 ベニヤはアクが強いのでシーラーを塗る必要があるとおもうのですが、 珪藻土を買ったメーカーさんのサイトではシーラーは化学ノリなので推奨しておらず、 珪藻土を二度塗り~三度塗りしてアクに対応するよう書いてありました。 心配だったので、シーラー代わりに 木工ボンドを水で薄めたものを2回塗布してから珪藻土を塗りましたが 場所によってかなり酷いアクが出てしまいました。 珪藻土はまだ大量に残ってるのですが、このまま アクの上から二度~三度塗りしていけばアクは消えるのでしょうか? 近所のホームセンターでアク止め用に「ハイポリックシーラー」というシーラーが売っているのですが これを珪藻土の上に塗ってから二度塗りした方が良いでしょうか? それとも、アクが酷いところをいったん剥がしてハイポリックシーラーを塗って 改めて珪藻土を塗り直した方がよいでしょうか? 宜しくお願い申し上げます。
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工務店しています。 おそらくですけど、そのような場合には、2・3度塗り重ねされても、いずれはまた『アク』がでてくると思われます。 どのようなベニアかは解りませんが、ベニアはもともとは木ですので 空気中の水分を吸い込んだり、また吐き出したりと呼吸をしていますので、2~3年ぐいらいは『アク』はで続けると思います。 私くし共で工事をする場合ですと、新しいベニアの場合には 『アクとめシーラー』を下塗りしてから珪藻土を塗る方法か 全パテしてから珪藻土を塗る方法のどちらかで行います。 時に近年は国産の良質の木材が殆ど使えない時代ですので、(もちろんヒノキとか杉などはございますが)ベニアにする材用は殆どが輸入材を使い、また海外で加工しているものが多いです、 もちろん外国産だからといって、国内等級4☆以上のものが販売されてはいるのですが、昔にくらべると、外国産の木材も乱伐されてかなり品質が落ちて来ているのも事実です。 実際過去には、ベニアに直接クロスを貼ることが出来たのですが、現在では、『アク止め』をしない限りクロスが貼れない状態となっていますので、工事方法も時代に併せてどんどん変化して来ています。
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- 大明神(@bathbadya)
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色つき珪藻土だと、染料が固まっていて、塗った後で局所的に染料がにじみ出ることもありますよ。
- s2190
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アクは、水分や湿気が木材中の水溶性のアク成分を溶かし、それが表面に移行することで 現れます。 また珪藻土(塗料)は、調湿性を特徴とした材料ですので、ポーラスな膜を形成しますか ら、シール性が乏しく下地からのアク成分を抑える力が弱いです。 これから、水性の珪藻土をいくら塗り重ねても、その水でベニアのアク成分を溶かし、乾 燥とともに表面へ運ばれますから効果がありません。 そのため、アク止めシーラーを塗って抑えるということになりますが、これは部分的では なく全面に塗る必要があります。 できればシーラーは、ベニアに直接塗って、下地への含浸と表面で膜を形成させてシール 効果を十分に行いたいところです。 しかし、既に塗られた所を全部剥がすことは可能でしょうか? 直接ベニアにシーラー塗られた方が良いのですが、この剥がす作業はかなり難しいと思い ますので、そのまま上から塗って珪藻土を2回塗りしてください。 もちろん珪藻土が塗られてないところは、先にシーラーを塗ってください。 その際、シーラー塗装から珪藻土の塗装は、少なくとも1日以上空けてください。 シーラーの乾燥が不十分で、膜が形成されていないとシール効果が発揮されません。 最後に、シーラーを塗ったから完全にアクが止まるか?というのは分かりません。 それは、ベニアに含まれるアク成分の量が使用する木材によって異なるからです。 ただ、シーラー有り無しでのアク止め効果に大きく差がでることは間違いないです。