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国際大会での200点台について

フィギュア世界選手権2009でキム・ヨナ選手が国際大会での女子史上初となる200点台を記録して優勝しましたね!私は普段フィギュアにはあまり関心がなく、採点方式もよく分からないようなド素人なのですが、WBCに続く世界大会ということで生まれて初めてフィギュア・スケートに興味を持ちました。しかし実際に観戦してみると、安藤選手や真央ちゃん、キム・ヨナ選手を含め、どの選手もとても華麗な演技で、正直フィギュアがここまで素敵なものなのだということを初めて思い知りました。 さて、そこで質問なのですが、キム・ヨナ選手が叩き出した世界最高得点の207.71とは、具体的にどれほど凄いものなのでしょうか?初めて見た大会でいきなり歴代新記録といわれてもいまいちパッとしません…。(あたりまえですよね^^;)最近のフィギュアは採点方式が変わったとかいう記事を以前目にしたことがありましたが、それも何か関係があるのでしょうか。 また、点数を見る限りでは、キム・ヨナ選手と日本の安藤美姫選手や浅田真央選手とはかなりの点差があるように思えます。今後、これら日本の女子選手が国際大会で200点台、また世界最高得点を塗り替えることは期待できるのでしょうか?またそれが実現できるとしても、それにはまだまだ時間がかかりそうなのでしょうか?

みんなの回答

  • monaruka
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回答No.2

昔の採点方式は各競技会ごとに、そこでの参加選手の演技を上限6点満点の範囲内で主観的に相対評価していましたが、現在の新採点方式は極力客観的な判定基準にもとづき各選手の演技の要素や品質を絶対評価したものを合計してその選手の成績を点数で出しております。 特に決められた上限はありません。 新採点方式の副産物として、昔の採点方式は相対的でしたので、異なる競技会、或は異なる年代での選手の実力の比較は全く不可能でしたが、新採点方式は絶対評価のため、異なる競技会、或は異なる年代でも、選手の実力をある程度は比較できそうです。 点差や順位差だけ見ると、技術レベルなどに凄い差がある様に錯覚しますが、これは、昨、今シーズンに、特にジャンプのミスについて、極度に厳しく採点されるようになったルール改訂によるところが大きいと思います。 そのため、ジャンプを主力の武器とする日本の選手は幾分苦戦しているようです。例えば、GPファイナルの安藤美姫選手は“4回転サルコー”を含むすべてのジャンプを転倒もバランスを崩すことも無く着地し、他に大きなミスも無く演じ切ったのに、多くのジャンプで回転不足の判定を受けたために大幅に減点され、6人中5位になってしまったほどです。 しかし、安藤選手は今回の世界選手権では。バンクーバー・オリンピックでの3枠確保を第一の目標としていたため、“4回転サルコー”も“3回転―3回転コンビネーション”も回避した安全運転をしたにも拘わらず、銅メダルを獲得しましたし、フリーだけなら、金妍児選手についで2位でスコアも5.43点差しか離れていません。 (安藤選手の主力武器3Lz+3Loは基礎点11.00点、4Sは基礎点10.30点) 競技結果から推定したところでは、今回のプログラムで、浅田選手が従来成功しているジャンプのミスや、従来成功している要素での小さなミスをしなかったなら、少なくとも204.91点は充分取れたと思います。 つまり、ジャンプで成功すれば、200点超えの高得点は浅田選手にとっても決して手の届かないスコアでは無いし、ジャンプで少しでもミスをすれば、納得しがたいほど低い点数や低い順位にもなってしまうのです。 浅田選手も安藤選手も現在すでに充分200点超えの射程圏内にいると思います。 金妍児選手と見かけ上の点差ほどの実力差はないと思います。

  • monaruka
  • ベストアンサー率70% (59/84)
回答No.1

下のアドレスは国際スケート連盟(ISU)の公式サイトで公表されているパーソナル・ベスト・スコア(Total:SP+FS)一覧表です。これを見れば、ある程度、凄さ?が分るかも知れません。 国内大会であれば、2006年の全日本選手権で浅田真央選手が211.76点をすでに達成しています。(SP=71.14、FS=140.62) 2007/2008シーズン及び、2008/2009シーズンにジャンプ等に関してISUのルール改訂があり、ジャンプが主力武器の日本選手はその対策に追われて成績が若干足踏み状態ですが、努力家で積極的な日本のトップ選手にとっては、必ずしも手の届かないスコアではありません。少なくとも、浅田真央選手、安藤美姫選手は現状のスケーティング技術、表現力などを更にみがきながら、減点無しのジャンプでGOE(達成度)の加点を得ることが出来るならば、かなり射程圏内に肉薄できるると思います。 ISUの国際大会におけるパーソナルベスト http://www.isufs.org/isujsstat/pbslto.htm

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