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∫[0→1]|x^2+ax+b|dxの最小値についてヒントください
a,bを任意の実数とするとき、積分∫[0→1]|x^2+ax+b|dxの値の最小値を次の方法で求めるのですが(4)がわからないのでヒントを教えて下さい (1)Aを実数として|A|+A≧0、(等号はA≦0のとき) |A|-A≧0、(等号はA≧0のとき)を証明せよ (2)関数f(x)について I=∫[0→1]f(x)dx, J=∫[0→c]f(x)dx+∫[c→d]f(x)dx+∫[d→1]f(x)dx ただし、0<c<d<1とおく I≧Jを証明せよ。また等号が成立する条件を求めよ (3)f(x)=x^2+ax+bとおくときJの値をa,b,c,dで表し、a,bについて整理しJの値がa,bに関係なく一定となるc,dの値を求めよ (4)積分∫[0→1]|x^2+ax+b|dxの最小値と、その時のa,bの値を求めよ。 という問題です(1)はAを正負に分けて証明すればできました。 (2)はI-Jとおいて、積分区間を0→c,c→d,d→1の三つに分けて(1)を利用して証明できました。等号が成立する条件も(1)からわかりました。 (3)は計算してa(c^2-d^2+1/2)+2b(c-d+1/2)+2/3(c^3-d^3+1/2) a,bの係数が0と置いてc=1/4,d=3/4がでました。 (4)が全く分かりません(c,dがx^2+ax+b=0の解ぐらいです (4)のヒントを何か下さい・・・・・よろしくお願いします。
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どうやら (2) I=∫[0→1]|f(x)|dx J=∫[0→c]f(x)dx-∫[c→d]f(x)dx+∫[d→1]f(x)dx ということっぽいですね まあ、普通は#1、3さんが仰るように場合分けでやっていくんですが せっかく誘導があるんですから、それにのって上げると 任意のa,bに対し c=1/4、d=3/4とおくと I≧J=2/3(c^3-d^3+1/2) が成立するわけなんで、Iが最小値を取るのは等号が成立する時となります このように考えろということなのでしょう
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- Mr_Holland
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#3です。 #4さんの言われる通りです。 誘導で示された不等式の真のすごさを理解していませんでした。 (#3の場合分けでは、いくつもの最適値問題を解かねばならず、また、ⅳ)「α<0<β<1」または「0<α<1<β」のケースは私には計算不能でした。) この不等式を使えば、任意のa,bに対しても(2次方程式の解がどのようであっても)簡単に、最小値が、1/16と求められます。 (なにも「0<α<β<1」のケースに限定する必要はありませんでした。) この不等式の等号成立の条件は、c、dが2次方程式の解と一致することですから、解と係数の関係から、 a=-(c+d)=-1 b=cd=3/16 となります。 (実際に、この係数で計算すると、積分Iの値が1/16になることが確認できます。) ただ、等号を成立させるa,bが上記だけであるのかについては不明です。
お礼
ありがとうございました。いろいろアドバイスを頂きありがとうございました。
- Mr_Holland
- ベストアンサー率56% (890/1576)
まず、(2)のJは、 J=∫[0→c]f(x)dx - ∫[c→d]f(x)dx + ∫[d→1]f(x)dx の誤り(第2項の符号が反対)ではありませんか? でないと、質問者さんが計算された式 >a(c^2-d^2+1/2)+2b(c-d+1/2)+2/3(c^3-d^3+1/2) がでないように思います。 その上で(4)についてですが、ここは#1さんが言われたように、2解の条件によって場合分けし、その中での最小値を探していくことになるように思います。 その際、2実解をα、β(α≦β)とおいて、0<α<β<1のケースで、Iの最小値を求めるのに、(2)で証明した不等式を使うのだと思います。 ちなみに、途中までの計算で恐縮ですが、解の場合分けによるIの最小値は次のようになるようです。 ⅰ)「実解なし」または「重根」または「α<β≦0」または「1≦α<β」 のとき Iの最小値= 1/12 ⅱ)「0<α<β<1」 のとき Iの最小値= 1/16 ⅲ)「α≦0かつ1≦β」 のとき Iの最小値= 1/6 ⅳ 「α<0<β<1」または「0<α<1<β」 のとき (まだ計算ができていません。)
お礼
ありがとうございました。ご指摘の通りです。問題をミスして投稿して反省してます。大変参考になりました。なるほど(2)をこんなふうに使うんだなぁと。最小値計算して頂きありがとうございました。
- owata-www
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恐らくなんですが (2)って、I=∫[0→1]|f(x)|dxじゃないですかね?I=∫[0→1]f(x)dxだとI = Jで終わってしまうんで…
お礼
ありがとうございました。こっちがミスして投稿したり混乱してました。ご指摘の通りでした。
補足
ご指摘の通りです I=∫[0→1]|f(x)|dxでした。申し訳ありません
- arrysthmia
- ベストアンサー率38% (442/1154)
小問が、何だか奇妙な誘導になっていますね。 (2) は、I = J にしか見えないし… 出題者の意図する解法が、伝わってきません。 普通のやり方をすれば、 ∫[0→1] |x^2+ax+b| dx を a, b の式で表すために、 x^2+ax+b = 0 が 0 < x < 1 の範囲に何個の解を持つか で場合分けすることから始めるのではないでしょうか。
お礼
すぐにヒントをいただきありがとうございました。問題をタイプミスしたり混乱しましたが、アドバイスを頂きありがとうございました。ヒントを貰うとホットしました。
補足
(2)は I=∫[0→1]|f(x)|dxでした。絶対値が抜けていました。
お礼
なるほど。これですっきりしました。ありがとうございました。