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鳥インフルエンザと他のウイルス。
s_hedgehogの回答
- s_hedgehog
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可能性は高いです。なぜなら、このトリインフルエンザウイルスは現在の形でもヒトに感染しうる能力があるからです(効率は低いですが)。ほんの少しの変異が加わるだけでヒトーヒトに感染しうる新ウイルスが生まれることが心配されています。 鳥のかかるインフルエンザにはいくつものタイプがあります。そのうちの一部はヒトにも感染しうることは既に知られています。またインフルエンザの遺伝子は非常に変異をおこしやすいことも分かっています。 もしもヒトにうつることの出来る(しかしそれほど効率がよくない)鳥インフルエンザウイルスに変異が生じて、ヒトに感染しやすくなったらどうなるか。それはヒトーヒト間での感染サイクルを引き起こす新しいインフルエンザウイルスになります。このウイルスに免疫をもっている人間はほとんどいないので、世界中の人たちの間に爆発的に感染が広まって、いわゆるパンデミックを引き起こします。20世紀初頭にあったスペイン風邪(インフルエンザ)の大流行はこのようなものだったと考えられています。 パンデミック(大流行)は数十年に一度おこると考えられています。前回起きたのは1968年のことなので、次いつ起きてもおかしくないと考えられています。現在トリの世界で猛威を振るっているのがH5N1型といわれるインフルエンザです。これはヒトにかかりうるインフルエンザです(実際感染していたトリと密接に接していた人にトリインフルエンザが感染するケースが散発しています)。おそろしいのは、このH5N1型ウイルスは非常に毒性が高いことです。トリの場合でもヒトの場合でも非常に致死率が高いのです。もしもこのウイルスに変異が入りヒトでも効率よく感染できるようになった場合、ヒト側に免疫がないことと相まって、非常に多くの人に感染、そして死に至らしめることが懸念されます。
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