※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:テブナンの定理に関する質問。長文です。)
テブナンの定理に関する質問
このQ&Aのポイント
テブナンの定理に関する質問です。図4(d)および(f)の回路において、電圧EがR1とR2で分割される理由について疑問があります。
テブナンの定理のブラックボックス内の電圧は端子を開放した時に現れる電圧です。図4(a)の場合、回路内に電流は流れないため、抵抗R1での電圧降下は0であり、V0はEとなります。
図4(f)の場合、回路内に電流が流れないため、R3の電圧降下がないです。したがって、R1とR2でも電圧降下は生じないため、V0は0となります。また、図4(d)の場合、EとR1がある枝と、R2がある枝は並列なので、両者の電圧は等しいと考えられます。
http://www.ice.gunma-ct.ac.jp/~mame/kougi/kairo/thevenin.pdf
上記のサイトの2ページめの下の方の『図4において~』以降の内容についての質問です。
『3.図4(d)および(f)の回路では電圧EがR1とR2で分割される。』とありますが、これは何故でしょうか?
以下に私の疑問の詳細を示します。以下の考えの間違いも指摘していただけると幸いです。
~自分の考え~
まず、図4(a)についてです。テブナンの定理のブラックボックス(複雑な回路を、電圧と抵抗それぞれ1つずつで書き換えたもの)内の電圧は端子を開放した時に端子に現れる電圧である。よって、端子が開放しているため、回路内に電流は流れないはずだ。したがって、オームの法則によりV=RI=R*0=0となるので、抵抗R1での電圧降下は0である。よって図4(a)において、V0=E-R1I=E-0=Eとなる。
この考えで行くと、図4(f)で行き詰まります。回路内に電流が流れないのですから、R3での電圧降下はないはずです。ですから、R3は考えなくていいのだと思います。ですが、R3に電流が流れないと言うことは、R1にもR2にも電流は流れないということ(R3に流れる電流がR1とR2に分岐するはず。)ですから、R1とR2でも電圧降下は生じないのではないでしょうか?R2で電圧降下が生じないということは、R3に流れる電流をI3、R2に流れる電流をI2とした場合、V0=R3I3+R2I2=R3*0+R2*0=0となり、V0=0となるのではないでしょうか?
また、私は以下のようにも考えました。並列接続だと電圧は等しくなる。よって、図4(d)において、EとR1がある枝(枝1とする)と、R2がある枝(枝2とする)は並列なので両者の電圧は等しいはずである。上記の考え(開放だから電流は流れないという考え)で行くと、枝2の電圧は0になる。そうすると、枝2と並列な枝1の電圧も0になることになる。しかし、もし枝1に電流が流れていたなら、R1での電圧降下でE+R1I1=0となり枝1の電圧が0になることも起こるかもしれないが、端子が開封しているため、R1に電流は流れず、電圧降下は起きないので、E+R1I1=0とはならず、枝2の電圧はEとなる。そうすると、並列の関係にある枝1と枝2の電圧が違くなってしまうため、EをR1とR2に分割するのではないか。
ですが、この考えで行くと、図4(a)ではなぜR1に電圧を掛けないで良いのかがわからなくなりました。
以上が私の考えです。長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。お手数だとは思いますが、お力を貸していただきたく思います。よろしくお願いいたします。
お礼
なるほど。ループ電流ですか。「抵抗に電圧が掛かったら、電流が流れてしまうのでは?」とも思っていたのですが、EとR1とR2の直列回路には、流れても良かったのですね。 全ての辻褄が合い、今とてもスッキリしています。 これも全てTrick_Q様のおかげです。本当にありがとうございました。