- ベストアンサー
時計じかけのオレンジ
キューブリックの「時計じかけのオレンジ」を見ました キューブリックはこの映画でなにかを問いかけているのですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
原作と映画はラストが違うそうです。 キューブリックの作品の場合、「結局、誰が得したか」と皮肉っていると思います。 殺人を犯した少年に対して、情けをかけましょうと、単に悪いことをしたから処刑するのでは無く、慈悲をかけてやり、再教育をして、更生させましょう と提案した議員。 更生されて、暴力をしようとすると嘔吐してしまう体質になったわけですが、被害者の遺族は慈悲をかけたわけじゃないので、無抵抗になった暴力男に、暴力で報いた。 世の中は全く変わっていなかった。 少年も実は変わっていなかった。 そして、生きる価値の無いとされた少年を、非暴力な人格に変えた情け深い議員が、選挙に当選し、満面の笑み。 というわけで、世の中も少年も変わらなかったのですが、議員が唯一この機会を利用することで、選挙に当選するという得を得たわけです。 「世の中、こんなもんじゃないですか? あなた本当にむごいことをやった人を、心から許せるって言い切れますか? 復讐しようなんて、全く考えず、犯罪者を愛で包みこめますか? はいって?嘘ですね。 得が無いと許したふりはしないでしょう。」 って辛らつに世の中の偽善を皮肉った作品ではないか と。 原作者は違いますが。
その他の回答 (1)
- mystudio33
- ベストアンサー率28% (25/89)
こちらが参考になりませんか? ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E8%A8%88%E3%81%98%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8 いずれにせよ天才の作品であることは間違いないです。
お礼
どうもお世話になります 情報いただけて助かりました ありがとうございます
お礼
どうもお世話になります 映画などはいろんな解釈があるので 自信がなくて質問してみました とくにこの映画は直視できなくて 自信がありませんでした この回答をいただいて かなり理解できたと思います ありがとうございます