• 締切済み

伝統工法の家の耐震補強・リフォーム

billy65の回答

  • billy65
  • ベストアンサー率48% (39/80)
回答No.7

No.2です。 無料の耐震診断は、「方法1」と「方法2」がありますが、どちらで算出されているのでしょうか? 「方法2」とは、いわゆる伝統的工法箇所を加味した検討方法です。 柱の小径が150mm(140)以上で構成されている場合が対象となり、現行法のような耐力壁でない場所でも、その独立柱に絡んで存在する垂れ壁をその厚さやスパンに応じて耐震要素として評価するものです。 この場合でも壁の部分があれば、在来と同様に評価していきます。 要するに、バランスです。 屋根の葺き方、建物平面形状、耐力壁として評価できる壁、150以上の独立柱に接している垂れ壁の評価、柱の材質はなにか(杉、桧、けやきなど樹種によっても耐力の評価が異なる)、それら構造材の接合方法の評価、床の水平剛性への評価、腐食などによる機能低下がないか…などから総合的に倒壊メカニズムを検討するのが、耐震診断です。 精密診断でなくても、一般診断でもしっかり調査をした上で「方法2」対象として加味していけば、かなりリアルに算出できるのではないかと思います。(無料診断でどこまでの調査で、条件評価しているかは…ですが) 長くなりましたが、 在来か伝統的かは、耐震診断の世界では築年数ではなく、柱のサイズが150角以上で構成されているか否かで区分されているということと、伝統的の検討であっても筋交いや面材等による耐力壁も加味されるということを書いておきたかったということです。 一般診断の診断の仕方について理解をしておくことも大切かと。 古民家と言われるような古い木造住宅を今後も継承維持していってほしいと思いまして、、、そのためには法律が今後も推移していったとしても、その時代のきちっとした検証方法で、安全を確認し根拠を残していくことこそが、住宅カルテとして次代に引き継がれ(中古住宅価値ゼロなどと言われ続けていけばスクラップ&ビルドからの脱却ができない)価値が増していくような住文化へとつながっていけると思いたいし、建築主さまの特権でもあるように思えるのです。 地域の原風景としても。 理屈っぽくなりましてすみませんでした。 参考までに。

aco40400
質問者

お礼

度々のご回答ありがとうございます。 診断方法に2種類あることも全然知りませんでした。やはりbilly65様がおっしゃるように、一般診断の仕方について最低限は理解しておかなければならないのを痛感致しました。 >「方法2」とは、いわゆる伝統的工法箇所を加味した検討方法です。 や >在来か伝統的かは、耐震診断の世界では築年数ではなく、柱のサイズが150角以上で構成されているか否かで区分されている も恥ずかしながら全く知りませんでした。 おそらく今回お願いした工務店さんは「方法1」で行っていると思います。屋根の葺き方は、耐震診断の結果の3D画像を見た際、寄棟になっていましたし、柱の樹種も聞かれませんでした。 私も今の家が大好きです。天井が低くて見上げた時の梁がどれも太くて立派で古いだけではない味わいがあって。木だけの建具も竹で編まれたような障子もサッシではないガラス戸も本当に素敵なんです。(言葉が下手で上手く表現できなくて残念です・・・) 私も建て替えなんて以ての外で、できるだけ今の風景のままで安全に長く住める家を残して行ける様、努力して行きたいと思います。 大変勉強になりました。ありがとうございました。

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