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株式会社を英語で言うと?
株式会社を英語にするとき、Inc, Ltd, Corporation などを使いますが、それぞれの使い方には、違いがあるのでしょうか。翻訳をしていて、例えばABC株式会社だとすると、3つのうちどちらを使えばいいのかわかりません。 どなたかわかる方がいたら教えていただけないでしょうか。
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まず、使い方に違いがあるかないかというところでは ないです。アメリカよりイギリスの会社の方がCo.,Ltd.が多いというのはあるでしょう。しかし、あとで書きますが、固有名詞ですから、登記のときにどれを選ぶかだけの問題です。 株式会社と有限会社は、出資者は出資した分だけの責任を負うわけです。会社の借金を背負い込む必要までないわけです。(現実社会はそうではないのですが、法律的にはそうなっています。) ここは私見なので万一違うということであればどなたかご指摘いただきたいのですが、ニュアンス的には、出資者ないし出資金が集まってできたとする言い方がInc、Corporationであり、出資者の有限責任にフォーカスした言い方がLtdなのでしょう。 また、株式会社の書き方は、国によりいろいろです。 英語に訳した場合でも、国で使う書き方をそのまま残したりします。以前キットカット(スイスの企業Nestleのチョコレート)の袋の裏を見て、見慣れないと思い、調べたらそういうことでした。そこまでを固有名詞的に見て欲しいという気持ちなのでしょう。たしかに富士山は、Fuji-yamaというより、富士山(さん)ですものね。しかしそれを考えると、○×-dori St.のように言ったりするのだから(○×通りまでを固有名詞として考えるのだから)、Fuji-san Mt.にすべきと思いますがね。ご質問と離れてしまいますが。 また、ご質問にあった、翻訳のときにどれを使うかについては、上の方と同じ意見です。上の固有名詞の話にも通じますが、勝手に決めたらまずいです。 ちなみにご存じかもしれませんが、Co. Ltd. のCo.はCompanyです。また、Coの後ろの.は絶対に必要ですが、Ltd.の.はなくても構いません。理屈でいうと、実は無いほうが正しいと言えます。「.」は、元々は、「後ろに続いている部分を省略してますよ」という意味なので、Limitedの場合dで終わっていますから「.」は本来なら要りません。実は「Mr.」の「.」も同じです。理屈に忠実なイギリスの英語だと「.」は付けず「Mr」で良いのです。きっと多くの人がその辺の理屈を知らないで、皆が「後ろに続いている部分を省略してますよ」の「後ろに続いている部分を」の考え方の部分を抜かして、「省略のときはいつでも.を付ける」と勘違いする人があまりに多く、「付けていても正しいとする」となったのでしょう。むしろいまやその方が一般的ですよね。誤用がいつの間にか正用になるのは日本語でもよくあります。 Ltd.も実際に多くの会社が付けていますし、いまや間違いではないのでしょう。 実際にどれが使われることが多いかというと、日本では、上の方が書かれているCo. Ltd. がいちばん多いのではないでしょうか。Co.とLtd. の間に,を入れるか入れないかという問題もありますが、歴史的背景は知りませんが、少なくとも現代英語では、入れないことが奨励されています。しかし現実は、すくなくとも日本の会社はほとんど入れているようですね。
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こんばんは。 欧米では、日本で言う「株式会社」と「有限会社」を、ともに同じ 「有限責任のある法人」としてまとめて考え、 米:Corporation (=Corp.) または Incorporated (=Inc.) 英:Company Limited (=Co.,Ltd.) と表します。 因みに、 合名会社はGeneral Partnership 合資会社はLimited Partnership です。
お礼
参考になりました。ありがとうございます。
- misa24
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どれも正しいのですが、企業によってその英文表記は決まっていますから、具体的な企業名の翻訳にはその会社のホームページを確認するなどされたほうがよいと思いますよ。固有名詞ですからどれでもよいというわけではありません。 また、Co. Ltd. とか、K.K. のような言い方もあります。 例えばソニーは Sony Corporation ですが ソニー・コンピュータエンタテインメントは Sony Computer Entertainment Inc. です。
お礼
すばやい返答をありがとうございます。
お礼
大変詳しく丁寧にお答えいただきありがとうございます。 参考にさせていただきます。