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アカヒレの病気について
数ヵ月前に生まれたアカヒレの稚魚が、現在、親とあまり変わらないくらいまでに成長しました。 ただ、最近その1匹が全く元気がなく、もしかしたら何かの病気なのかと思い、みなさまのご意見を いただきたく投稿いたしました。 その1匹は、一番最初に生まれて、力尽きていく兄弟たちもいるなか、ぐんぐん成長して、 一番愛着のある1匹なんですが、他の個体に比べ、お腹がけっこう大きく、メスではないかと 思っておりました。 しかし1週間ほど前から、その大きなお腹のせいか、うまく泳げなくなっており、必死に 泳いでもすぐ下に沈んでしまうようになりました。繁殖の兆候かとも思いましたが、違うようです。 また、心なしかウロコが逆立って(?)いるように見えて、体表も所々、まだらになっていて、 剥がれかかっているようにも見受けられます。 環境は、約30cm立方の水槽に、砂利や小石を敷き詰め、水草(ウィローモスは無し)を 3つ入れてあります。エアポンプはもちろんフル稼働で、その中に大小あわせて15匹ほど 飼っており、設置は室内です。水温は、計ったことはありませんが、冷たすぎることは ないと思います。 その個体は、水草や石の間など狭い場所によく隠れており、ほとんど動きません。 いじめられている風でもなく、これといって原因が思い当たりません。 観賞魚を飼うのはこれが初めてで、たいしたノウハウもありませんが、小さな命を大事に育てたいと 毎日世話を欠かしませんでしたが、先日も、1匹が息絶えてしまい、かなり不安になっております。 どなたかお知恵をお貸しください。よろしくお願いいたします。
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ほぼ間違いなく、ろ過不足だと思います。15匹でろ過無しだとすれば、普通の量のエサなら…。60cm水槽に大量の水草+ライト+活性炭2週間ごとに取り替え、で何とかなるかという所でしょうか。 30cmキューブで何も無しでは全くろ過が追いつかないと思います。(エアレーションだけではろ過にはなりません。あるいは投げ込み式のろ過を入れられているのでしょうか? お返事からちょっと分かりかねましたので…。) まずメインの水槽にいる他の生体が危険ですので、エサを止めてください。(2週間くらいは止めても健康なら何ともありません) アンモニア・亜硝酸などが発生していると思われますので、水替えを行い、これでとりあえずは安心できます。 後はすぐにろ過器を用意してバクテリアを立ち上げてください。これには2~5週間ほどかかります。水温は20度以上が目安です。(寒いとバクテリアがなかなか増えません) 個人的には容量の小さな外掛けは良い印象がありません。多少水流が起こってしまいますが、水作エイトM×2 http://www.suisaku.com/products/p0101.html を底砂にした半分埋める とか、安くて効果的な方法というとそんなところでしょうか。実際に30cmキューブでアカヒレ10匹を水作エイトMx2で飼育していたことがあるのですが、安定してから亜硝酸は全く検出されませんでした。 このあたりは好みもありますので、必要な性能を持った製品を選んでください。ろ過能力が大きすぎるということはまずないので、余裕がある選択をした方が良いと思います。 ろ過のバクテリアを増やすため、汚れても交換せず1ヶ月程度回してください。交換のときも同時に全て交換したり、水道水で洗うとバクテリアが居なくなってしまい危険です。飼育水で洗う事、2つのろ過があるなら片一方ずつ間を空けて軽く汚れを洗い流す程度で十分だと思います。 2週間くらいたったら、エサをほんの少しずつやっても良いかもしれません。 毎日水質をはかり、アンモニアや亜硝酸が検出されたら、すぐに水替えをしてください。 ろ過能力の高い水草を入れてライトをしっかり当ててやるのも有効です。 一時的に有害物質を減らすために活性炭を流れのある場所に入れるのも方法かもしれません。入れっぱなしにすれば生物ろ過も一応してくれますので。 アカヒレは強いですから、よっぽどの事がないと病気にはなりません。 水槽を健康な状態にして飼育してあげてください。
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- s2190
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ご質問のアカヒレは、細菌の感染による病気にかかっていますので、 隔離して、薬浴(「グリーンFゴールド顆粒」という薬)が必要になります。 この病気が発生する原因の多くは、水質が悪い(濾過不足)ためなんです。 補足して頂きましたので分かりましたが、30cmキューブ水槽にアカヒレ15匹 の飼育では、濾過器を入れてあげないと、水の浄化が不十分となりますね。 なので、飼育数も考慮しますと、濾過能力の高い底面フィルター単体、または外 掛け式のフィルターと水作エイトSとのW濾過の設置をおすすめします。 それから、水換えは1週間に水量1/3までとし、水槽のメンテは底砂内の汚れを ポンプで月一程度の頻度で吸い出すようにしてあげてください。 (ガラス面の苔取りなどは、いつでもどうぞ) 魚を元気に育てるためには、水を浄化するバクテリアをいかに繁殖させるかが 重要になってきます。 このバクテリアは、濾過器内のウールマットや底砂利にほっといても水槽内に 繁殖しますが、これらを頻繁に洗う(水道水は絶対×)とバクテリアが死滅 するので、いつまで経っても水は浄化されません。 バクテリアが繁殖しているかどうかを確認するのが、テトラの“6in1”という 試験紙で、飼育水中の亜硝酸の濃度を測定するということになります。 (なので、まずは濾過器の設置からですね。) アト、餌のやり過ぎも水を汚しますので“足りないかな”くらいで良いですよ。 痩せてきたら“ヤバイ”と思うくらいで丁度良いです。
お礼
s2190様、ご丁寧なアドバイス、ありがとうございます。 問題の個体ですが、とうとう息絶えてしまいました・・・ もう少し早くご相談していればもしかしたら・・・と思うと、自分の知識不足が悔やまれます。 やはり、水質でしょうか。たしかに、お店の方に聞く限り、私の飼育環境の規模に対して、 生態数が多いとのことでしたが。 最初は数匹だったのが、繁殖で一気に増えたせいもひとつの要因ですね。 素人的な考えで、水を新鮮なものに替えて、酸素供給をするだけでは、アカヒレにとっては 不十分だということがよく分かりました。 もっと詳しいことを調べて、環境を整えたいと思います。 本当にありがとうございました。
問題のアカヒレはとりあえず、絶食・塩水浴させてください。温度の変化も体力を奪いますので、温度が設定できるヒーターで現在の温度に合わせるか(朝方は冷えますからね)、温度が低いのであれば20度くらいまでゆっくり上げてやりましょう。 数日前にも亡くなっているのですよね。 どういう状態だったか気になりますが環境に原因があるかもしれません。一度水の状態を調べてみてください。 テトラテスト 6in1とかで一度に調べられますので、調べた数値を書き込めば参考になると思います。 あと、大切な要素になる、ろ過装置がどんなものか書かれていません。(外掛け・外部・底面・水作M…など) これも書き加えられた方が良いかと思います。 徐々に死んでいく場合、毒物(水槽に新しく入れた置物など)でなければ、ろ過のバクテリアが不足しており亜硝酸・細菌などが発生しているか、エサの問題(やり過ぎ・古いなど質が悪い)が多いように思います。
お礼
fs71様、ご回答ありがとうございます。 分かりました。ひとまず、問題の個体は別にして、仰るとおりに絶食・塩水浴させてみます。 水温も、一定に保つように試みます。 水質については、これまで特に詳しく調べたことがありませんでしたので、お教えいただいた 『テトラテスト』というもので調べてみようと思います。 エアポンプは、『GEX イーエアー』というもので、底面に沈めて使うもので、ろ過器は 今のところ設置しておりません。 水は1週間に1回、水道水を1日以上溜め置きして、水温調節・カルキ抜きをして、水槽の 半分の水量と入れ替えております。2週間に一度は、水槽の掃除も欠かしません。 あとは、エサの問題かと思いますが、こちらもお店の方に教えてもらったもので、チップ状に なっているものを、食べやすいようにすり潰して、1日1回与えておりました。 最近は、足りないかとも思いまして1日2回与えております。
お礼
fs71様、ありがとうございます。 病気の個体は、残念ながら息絶えてしまいました・・・ 短期間に2匹も犠牲になったことを考えると、もっと早く水質に問題があることに気づく べきだったと悔やまれます。 というのも、2匹ともなにかしら体が特徴的で、寿命が別の要因によるものだと思っていたからです。 先の1匹は、尾ひれが上に少し曲がっていて泳ぎがぎこちなく、他の個体に比べたら弱々しい 個体でした。問題の個体も、ずっと前からお腹が大きかったのですが、前にも申しましたとおり、 メスだと思っていたため、こうなるまで重大性に気づけませんでした。 仰るとおり、ろ過不足は間違いないと思います。ネット上で公開されている写真などと比べると 当方の環境は明らかに貧弱で、飼育数に対しては全然満足できないものです。 早速、いただいたアドバイスをもとに環境の見直しを行います。 本当にありがとうございました。