自分の死後に親族に年金を与える方法

質問

以下のような仮定を置きます。

*　資産３億円を持つＡ(70歳)がいる。Ａには妻Ｂと子Ｃ・Ｄ、独身の妹アルファ(60歳)がいる。
*　現在、アルファは、兄であるＡから生活費の援助を受けて暮らしている。収入や財産はない。
*　Ａは自分の死期が近いと感じているが、自分の死後のアルファの生活が心配である。そこで、アルファの年齢を考え、300万円の年金が30年間支払われるようにしたい。
*　金利や手数料を考えず、自分の資産２億円のうち300万円＊30年の9千万円を「誰か」に預け、アルファへの年金支払を委託したい。
*　Ａからアルファに9千万円を生前贈与または遺贈しないのは、金銭感覚が鈍いアルファに大金を一度に与えると浪費してしまう恐れがあるため。
*　Ａの3億円の資産の残り2億1千万円は、相続人であるＢ・Ｃ・Ｄに適当に配分する遺言を残す。

この場合、Ａは「アルファへの年金支払」を誰に委託するのが最善でしょうか？

「こういう仕事は信託銀行に頼むのがベストかな？」とも思うのですが、手数料をボッタくられそうです。(笑)
信託銀行関係者さんのご教示を頂けると嬉しいです。

回答No.2

simotani · ベストアンサー

損保系の年金型死亡保険(定期・終身)に加入される事をお勧めします。
損保は元々所得保障保険を扱っており、その変形です。
もちろん手数料は必要ですが、運用益と相殺される筈ですし、
30年の設定は「亡くなるまでの終身年金払い」を予定されておられる
とお見受けします。
損保でも、保証期間附き終身年金も扱うようになりました。
が、逓減型の保険金分割支払い保険
(いつ被保険者が亡くなったかに拘らず年金受給者の年齢で支払い打ち切り)
を扱うので、逆に有利ではと考えます。

お礼

ご回答有難うございます。

「損保系の年金型死亡保険(定期・終身)に加入される事をお勧めします。損保は元々所得保障保険を扱っており、その変形です」

なるほど。損害保険会社がそういう金融商品を普通に扱っているわけですね。
これでしたら、例えば
「オレが死んだ後のお前の生活が心配だから、甲損保の年金型死亡保険(定期・終身)を契約して、お前に年金が確実に支払われるようにした。保険証券はこの通りだ」
と、Ａが元気なうちにアルファの老後対策を済ませておくことが出来、損保会社の破綻・消滅リスクは無視できますから、３０年間の契約が確実に履行されることが期待できますね。Ａは安心して成仏できそうです。(笑)

「損保会社の金融商品が使える」ことは存じませんでしたので、大変参考になりました。ありがとうございます。

回答No.1

noname#78412

信託銀行員ではありませんが、
この質問から導かれる結論は「信頼できる人に依頼する」か「本人が長生きする」以外ないでしょう。誰が信頼できるのかはこの質問からは導くことは不可能です。
これらの手段が採れないのなら、手数料を支払って信託銀行に依頼すべきです。手数料を払いたくないなどと吝嗇なことを言っていたら本来の目的を達することが出来ないでしょう。コストは効用から判断すべきものです。
信託銀行も競争の元に手数料を設定しているのですからボッタクルことなどしません。心配なら複数の信託銀行から相見積りをとればいいだけのことです。

お礼

ご回答有難うございます。
質問の背景は
「自分の死後の遺言の執行であれば短期の話なので弁護士・司法書士などを遺言執行人に選任すれば済む話だが、自分の死後３０年の話となると弁護士や司法書士といった個人事業者では心許ないので、どうしたら良いか」
というものです。プロに依頼する以上、報酬(手数料)が発生するのは当然と考えております。言葉が足りず失礼致しました。

「心配なら複数の信託銀行から相見積りをとればいいだけのことです。」
信託銀行がこういう仕事をやっているのかどうか良く分かりませんが、「複数の信託銀行から相見積りを取れば良い」
確かにその通りですね。ご助言ありがとうございました。