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磁束と磁力線

今、電気の資格の勉強をしているのですが、参考書を見ていたら、磁束は磁性体の中に入り込むのに対し、磁力線は磁性体の中には入り込まないような図がのっていたのですが、磁束は、磁力線の束になったものだと思うのですが、なぜ、線と束で磁性体に入り込むのと、入り込まないのですか?束でも線でも同じになると思うのですが。どうして、そうなるのか分かる方、教えてください。お願いします。

みんなの回答

回答No.3

磁界(磁力線)だけでなく,磁束がなぜ導入されねばならなかったかとゆう話は,電磁気学の副読本であるこの本に載ってます. http://www.amazon.co.jp/dp/4339005754 磁力線についても, 「磁界の方向は磁力線の方向であり,磁界の大きさは磁力線に垂直な面における磁力線の面積密度に等しい」 と,明確に定義されています. 真空中(≒空気中)の磁界Hに対し,磁性体中の磁界Hiは Hi=H/μr となるが,磁束は真空中でも磁性体中でも等しくなります.

htoshih
質問者

お礼

紹介してもらった本を参考に、させてもらいます。回答ありがとうございました。

noname#76137
noname#76137
回答No.2

その磁力線と磁束の図と図の説明が誤っていないか、最検討する必要 があるかもしれません。 磁力線は実際には実体として存在しないそうです。 No.1さんも言われていますように磁界の強さを磁力線が疎か密かを 表現するものと思われます。 天気図の等圧線や地図の等高線と同じように、磁界の強さの表現法 が磁力線とその束になった磁束ということと推定します。 かく言う私もこんな話を聞いてつい最近まで磁力線が実体として 存在すると思っていました。 ・太陽のプロミネンスは磁力線に沿って現れる。 ・木星の電波は、木星の磁力線の周りを、衛星イオの火山の噴煙を  起源とする荷電粒子が螺旋運動することにより発生している。  このような電波発生の仕組みをシンクロトロン放射と言う。 ・地球の電離層は、荷電粒子が高層大気中で風を受け、地球の磁力線の  周りを螺旋運動しながら集積して電離の強い領域ができる。 これらの話は、磁力線が実体としてあるように言われていましたが、 どうも間違っている可能性が高く、磁力線は実体としては 存在しないようです。

htoshih
質問者

お礼

イーメジがわいてきました。回答ありがとうございました。

回答No.1

磁力線て聞いたことがなかったんですが,この「中学の知識があれば理解できる」本見たら書いてありました. http://gihyo.jp/book/2000/4-7741-0922-3 磁力線てえのは,磁界(磁場)を可視化した仮想的な線です. 磁界H[A/m]と磁束密度B[T]の間には,比透磁率をμr,真空の透磁率(空気中でもほぼ同じ)をμ0として, B = μrμ0H の関係があります. 磁性体の中は比透磁率が大きい(数千~数拾萬)ので,磁力線は磁束の比透磁率分の一になります.

htoshih
質問者

お礼

さっそく、本を参考にさせてもらいます。回答ありがとうございました。

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