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終戦直後・占領下の日本を描いた小説

日本の、終戦直後辺りの町の様子を詳しく知りたいのですが、写真や静画だけではわかりにくいところがあり、作家の手で端的に描写された作品に触れたいと思っています。 1945年、終戦直後から、朝鮮戦争の前くらいまでとか、比重は終戦直後なんですが、できる限り端的に描かれているものがあったら、お教え願います。

  • hyott
  • お礼率87% (95/109)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • easy_all
  • ベストアンサー率60% (17/28)
回答No.1

浅学のため、ぴたっと思い当る小説がありません。 現実の社会の劇変が、激しすぎて、小説で描ききれない。また、皆が体感したので、わざわざ小説にする意味が無かったのか?と思います。 戦争中は言論統制があり、それと同じレベルで、作家も戦争に協力したから、 敗戦によって、そんな既成作家は抹殺された。(蓮田善明・保田與重郎ら?と思います。戦後もてはやされた亀井勝一郎も) 敗戦直後の大家といえば、浮世ばなれした谷崎・川端で、焼け跡の廃墟をリアルに描くとは思えず、 これも一因だと思います。 三島由紀夫は若くして世に出、大蔵省に勤務した頃の、混乱したモラルを「鍵のかかる部屋」に書いています。(のちの「鏡子の家」の原型です)だが『町の様子を詳しく・・・』とは言えない。 野間宏・武田泰淳、もっと後の作家なら、遠藤周作・吉行淳之介etc.が小説・随筆を書いていないか?と思いますが、 私の好みの作家ではないので、お役に立てません。 けさの日経「半歩遅れの読書術」で、 沖縄特攻した大和の司令長官、伊藤整・海軍中将の子息が、戦時中の日記を紹介されています。ご参考までに、転記します。 「夢声戦争日記」、山田風太郎「戦中派不戦日記」、「青野季吉日記」、「古川ロッパ昭和日記」、荷風「罹災日録」、清澤洌「暗黒日記」、内田百閒「東京焼盡」(中公文庫) そうですね、百閒・荷風なら、短編で当時を活写していそうですね。 どなたか詳しい方、お願いします

hyott
質問者

お礼

ありがとうございます。 僕は野坂さんや安岡さんの小説が好きなので、当時の社会の様子も関係しているのかと思い、より当時の情景にフォーカスしたものはあるかなと思って探していました。「easy_all」さんの挙げてくださった本も読んでいきたいです。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#101110
noname#101110
回答No.2

「肉体の門」という戦後すぐの闇市や娼婦の世界を描いた小説があります。武田泰淳だったと思います。 ご参考まで。

hyott
質問者

お礼

ありがとうございます。 探してみます。

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