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シュタイナー教育とモンテッソリ教育について

いま幼児の造形活動についての論文を書いています! しかし。。。 ○シュタイナー教育においての造形教育とは? ○モンテッソリ教育においての造形教育とは? について調べているのですが、それについて書いてあるものがありません。。。。。 皆さん、この2つについて教えてください!どんな些細な事でもかまいません!お願いします!

みんなの回答

  • choco0110
  • ベストアンサー率28% (10/35)
回答No.2

では、モンテッソーリを簡単に。 ○モンテッソーリ教育においての造形教育とは? シュタイナーが哲学的観点からスタートしているのに対し、モンテッソーリは知的障害者の知的水準を向上させるという観点からスタートしています。 造形においてはまず感覚教育として色、形、大きさ、質量などが異なるものを五感を用いて「識別」を行えるようにすること(階段状の積み木なんてのはその教具としては有名ですね)、また「自立」という観点から造形の準備や後片付けといった経緯自体も重要視します。 この一連の流れは、知的障害児は感覚のバランスが崩れている状態(知能検査のWISC-IIIなどでもそれを見ているわけですが)であり、その感覚バランスを他で補うかあるいは補強すること、また実際問題として自分で生きていけるだけの能力を身につける必要があることを前提としています。幼稚園などで導入されているのは、個人的には「その年齢の子が当たり前にこなすことをトピックとして抽出し、段階的に行うことが出来るようにする」ことが幼稚園の目的と合致しているからだと思いますし、内容さえ変えていけば全段階で応用可能です。さらに言えば、そこで開発された教具はどのような学校でも使うことが可能です。 具体的に言えば算数という概念を教えるのに、シュタイナーでは魔法陣やピタゴラスといった数字の美しさからのアプローチをするのに対して、モンテッソーリでは教具を用いて感覚・経験として覚えるといった感じでしょうか。後者は、よくよく考えてみれば普通の学校でも当然のように取り入れられていますよね。 シュタイナーとモンテッソーリの差異は、前者が「芸術」をベースとしているのに対して、後者は「科学」をベースとしているところにあると思います。前者は時に「スピリチュアル」であると言われますが、その通りで、学齢期に適した色彩があるとか宇宙とか流れとかそういうお話だったのに対して、後者は心理学や分析を用いて効果的な教具を生み出したり、あるいはトピックを体系化したりということがメインであるように思われます。

  • elle223
  • ベストアンサー率68% (73/106)
回答No.1

教育学部図工科指導法でシュタイナー教育を学んだ者です。 幼児教育からはずれるかもしれませんので参考程度で。 シュタイナー教育は人間の成長を7年ごとに区切り、第一期(7歳まで)は意志の成長を重要視します。 「教育は学問ではなく芸術であるべき」として、造形に限らず全ての授業は芸術的形成を重んじ、芸術実技科目を重視します。 (第二期での国語や算数といった知的学習においても芸術的要素から導入していったり、芸術実技科目ではオイリュトミーという授業が特徴的です。) その中で造形活動に関するものはフォルメン線描・色彩画・彫塑・工作・手芸などがありますが、第一期では色彩画なんかが多いようです。 造形活動において特徴的なのは、「教える」のではなく「見守る」というスタンスではないかと思います。 抑圧することなく自由に表現させることで子ども本来の創造力を十分に発揮させ、自己解放を促すのです。 これが意志の訓練になり、心と体が調和のとれた人格の育成に役立つ、という考え方です。 (なんだか難しいですよね。うまく説明できなくてすいません。) モンテッソリ教育については勉強してなかったのでお役に立てませんが、造形教育においてのカラフルな教具(木製の積み木など)が特徴的なようです。 どちらの教育も日本の幼稚園などで取り入れてる所があるようです。 そういった場所のHPも参考になるかもしれません。 論文がんばってください。

yukari-021
質問者

お礼

少ばたばたしていて、お礼が遅れて申し訳ありません。 本当に参考になりました!!あれから自分で図書館を回りましたが、良い文献に出会いませんでした。。。。。 なのでこんな回答をいただけて、本当に感謝します!とても嬉しいです! 論文にさっそくとりかかります!!本当にありがとうございました!