IT業界は年功序列と実力主義のダメなとこ取り

質問

今のIT業界は年功序列と実力主義の悪い所だけ合わさってると思います。
これだと年を取っている人間ほど仕事が出来なくてはならなくなってしまいます。
人間一生働かなければならないのに
年を取るほど働けなくなってしまうシステムは矛盾です。
もうどちらか一方にシフトすべきだと思います。
私の定義する完全な実力主義というのは
上司も部下も何歳でもかまわないということです。
仕事の出来る人間を上司にして、そうでない人間を部下にする。
それに対して年功序列は
能力に全く関係なく年齢が上の人間を上司にする。
20代の上司に50代の部下（ちなみに50代ではありません）
こういう企業風土が抵抗無く受け入れられる社会がなぜ来ないのでしょうか。
仕事が出来る能力，コミュニケーション能力は先天的なもので
努力で幾らでも何とかなるなんていうのは全くの嘘です。
最近テレビでやたら出るハニカミとかを見てもわかるように
出来る人間は生まれた時から出来る資質を備わっているのです。
でもそんなすごい人間ばかりではありません。
私を含めて仕事が出来ない人間はいっぱいいるのです。
でも人間は食うために全ての人間が働かなくてはならない。
年を取れば取るほどあらゆる面で不利になってしまう
今の雇用環境こそ直していくべきだと思います。
その矛盾が慢性的な人材不足となって現れているのです。
上についてどう思われるかが私の質問です。

回答No.3

cev87700

IT系で管理者をしています。

質問者様の仰るとおりだと思います。
Windowsが広く知られるようになったのはWindows95からです。
20年も経っていないのです。
結局、IT業界で生きる人のあるべきモデル、と言うものが全く見えない為に、このようなことが起きているのでしょう。

そういう意味ではITというもの自体が抱えている矛盾です。

ITは人を便利にするもの。
従って、IT化すればするほど、IT技術者は要らなくなる。

ITだけに限定すれば結局はここに行き着きます。

ただ、ここ数年はネットワークとデータベースの技術を主として、企業にとってITは必須のものになりつつあります。
これから100年後もおそらくITネットワークやデータベースは必要でしょう。
また一からシステムを作っていくパターンではなく、出来合いのソフトウェアを組みあわせて使っていく、ASPサービスやSaaSなどという考え方も出てまいりました。
体力の要る「作る」ITではなく、知識や経験が生きる「使う」ITとでも言いましょうか。

そういう部分については、体力・知力・若さ勝負だけではなく、経験の長いベテランが活躍できるIT業務と言うのも増えてくると思います。

少なくとも今、そういった技術を開発している人間にとっては、年をとっても働いていける状況が生まれてこないと、自らの破滅ですから…。
欧米に比べ取り組みは遅いと言わざるを得ませんが、経済産業省やらIPAあたりがITSSなどの取り組みの中でもこの辺は重要な議題として議論されているようですね。

従って体力勝負の開発系業務については、質問者様の仰る「実力主義」型が、必須インフラ系の運用・管理業務については「年功序列」型になっていくように思います。（希望的推測ですが…）

私見ですがご参考までに。

回答No.2

okazaki0ko

ダメなとこ取り、というのより、会社側が都合のいいことを言っているのが日本の実力主義ですね。
年功序列では、「実力は勤続年数に比例して付いてくる」という解釈の元に俸給が決められています。
年功序列では、社員の年齢構成が普遍的であれば、毎年の人件費は変わりません。

実力主義の最大のメリットは、「実力の公平な評価が困難」という現実に直面しています。
そして、経営側はこの現実を最大限に利用して、全体の人件費を抑えます（社員の実力を低く見積もります）。

どの産業でも、技術的な能力は３０代までがピークでしょう。
しかし、若い人にはない力が年齢を重ねた人にはあります。
例えば、営業職の人脈や話術（経験の浅い営業の言うことは薄っぺらい）、管理職の危機管理能力や人心掌握術（経験の浅い管理職には感情的についていけない＝感情的に・・・の時点で人心掌握に失敗している）、職人の技（マシンがどんなに発達しても職人の経験と技には敵わない）、こう言ったことに投資できないＩＴ業界は、早晩ガタガタに崩れるでしょう。

ただ、ここしばらくの中で、人材確保の重要性に気が付いた企業では、人財（←「財」です！）育成プランの充実、製造業では師弟制度の導入、実力主義から修正年功序列へのシフトなどが行われています。

回答No.1

zorro

すべての業界で実力主義にシフトしています。利益追求の世界では当然です。会社は福祉事業ではありません。