愚かなギネス挑戦
ここ数年ずっと、何でもかんでもギネス挑戦が流行っています。しかし、内容を見ると、これが本当に世界に誇るべき挑戦結果と言えるのかと疑問に思えるものが圧倒的に多く、見ていて馬鹿場しくなってきます。要は、多種多様なイベントにおいて、出来るだけ多数の人数をそこに繰り出して、その人数の多さでギネス記録達成を図るという意味の無い馬鹿騒ぎであります。
所詮、それがどんな意味があるのか疑問であるし、それ以前に、世界記録達成に、要は人をどれだけ沢山動員(サクラも含めて)させたかに過ぎず、記録達成のための個人の技量や能力、工夫も何も無いのです。ただただ、その辺にたむろしている人間を引っ張りだしてきただけの大量動員の結果で、能の無い記録挑戦に成り下がっている感じがします。
多数の人間が、共通の目的に意思疎通し協力しあって達成することに目的があるという屁理屈もこねられるだろうが、それはそれで勝手にやればいいのであって、それを世界記録として認知させ、しかも、万歳して喜ぶ愚行・愚挙は、何度見ても馬鹿馬鹿しく最低レベルの域を超えていない。
それを記録認定するギネスにも問題があるかもしれないけど、原点に返って、そういう単なる人寄せパンダ的イベントへの人数勝負にこだわる精神こそ、卑しく、貧しい発想だと言えないでしょうか。ましてや例えば、ある料理を作り、その大きさ、長さを競うイベントは、食材の無駄以外の何ものでもないでしょう。イベントの終わりに皆で美味しく食べると言う人がいるかもしれないけど、そんなものでは無いでしょう。食材そのものの無駄に気づいていないのでしょうか。
ギネス達成イベントに参加した人達、また、それを見ている人達は、こうした単なる人数集めという単純で暇人的記録達成行為に、どんな思いをしてるんでしょうかね?
お礼
ありがとうございます。 面白そうですね!