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飛行機に関して
飛行機に関して、幾つかの質問をします。 ・飛行機が着陸した直後に轟音(風を強く受けている音)がしますが、あれは何の音なのでしょうか? ・飛行機の翼の先端が少し折れているのと折れていないのがありますが、違いはなんでしょうか?(デザインの違いではないとは思いますけど) ・シートベルトを離陸時にしていないと身体が天井に向かって浮くという話しを聞いたことがありますが、本当でしょうか? ・何故、座席にパラシュートを設置しないのでしょうか?(緊急時の為に) ・飛行機が浮く理由(浮力が発生する原因)が見付かっていないと聞きましたが、本当なのでしょうか?
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- mazeran
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1.>直後に轟音・・・ 既に回答が出ています。 飛行機の「安全性」と言われる中に、地上に降りたら「一刻も早く止まること」がありますので、あらゆる手段を講じて止まるための操作をします。 スポイラを出して翼の揚力を殺し、車輪のブレーキの効果を上げながら、エンジンを使って一刻も早く止まろうとします。 但し、エンジンによるリバースは、ある速度以下では使えないので、早めに使用を止めます。排気ガスをエンジンが吸い込むと、エンジンがストールを起こすためです。 2.一般的に翼の下は圧力が高く、上は低い。これで「揚力」が発生して飛行機は飛ぶわけですが、翼の端では、その高い圧力が翼の端を通って上に回り込む現象が発生し、結果「翼端流(渦)」ができることで「損失(抵抗)」となります。 どこかで飛行機の翼の端から渦が発生している写真等見たことはありませんか?。 映画「ダイ・ハード2」のラストシーンに顕著に写っています。 この「渦」が大きな抵抗となるため、翼の先端を垂直に立てることで「渦」の発生を抑えることができ、経済的なわけです。 翼の端に燃料タンクを付けた飛行機もあります。これも同様な効果を生みます。 理論上、飛行機の翼は、「端」のない「リング状」の形状が理想とされていますが、実用的ではないようです。 3.大気(空気)の状態によってはあり得ますが、一般的にはそう言う現象は起きません。 離陸直後、「エアポケット」と呼ばれるような相対的に気圧の低い領域、又は相対的に下向きの流れの空気があるような領域に入ると、飛行機は空気を相手に飛んでいるので揚力が低下して、地上に対して上昇できなくなる場合があると、仰るような現象が発生する場合があります。 4.基本的に飛行機は「軽量」に作って飛ばないと、商売としての採算が合いません。出来る限り余分な物は搭載しないようにしています。ただパラシュートが本当に「有効な脱出手段」と認められれば、「安全第一」で搭載する必要がありますが、実はまったく有効な脱出手段とはならないのです。 乗客の中には生後数ヶ月の赤ちゃんを抱いた方もいれば、80歳90歳と高齢の方もいる、障害のある方もいれば高所恐怖症の方もいるわけで、これらの乗客に対して100パーセント安全な脱出手段と言えるでしょうか。加えてパラシュートは素人には扱えません。 仮に安全に脱出できたとしても、着地した場所が安全とは限りません。猛獣のいるサバンナのど真ん中であるかも知れませんし、サメのいる海かも知れません。運良く病院の前に着地できればいいのですが・・・。 それに本来暗黙のうちに、乗客は乗務員に安全を一任し、乗務員は乗客の安全(生命)を守る義務を負うと言う契約をしているわけで、パラシュートで脱出されてしまうとその義務(契約)が果たせない状態となるため、「乗客の安全(生命)を守る」と言う意味でも、「勝手にどうぞ」的な無責任なことはできないのです。 それに仮にパラシュートが搭載されていたとしても、それによって命が助かるような事故は・・・ないのではないでしょうか?。 5.浮く理由は「揚力」だとわかってはいますが、現象の説明に矛盾があるのは確かです。 よく、「ベルヌーイの定理」を使った説明を耳にしますが、あくまであの説明の「流体」は、「理想流体」と言われる流体の中での現象であって、実際の空気の中では、あのような現象は厳密には起きていないのです。 これの説明はかなり専門的になるので省きますが、経験的な思考で考えていただきたい。飛行機は宙返りしてもちゃんと飛んでいますし、船の舵や水中翼船の翼など、「水中」でも同じような「揚力」が発生していますが、これはもはや「ベルヌーイの定理」での説明では矛盾が発生します。 翼の形はあくまで「効率」を考慮したものであって、基本的に流体の流れの中に「抵抗」があれば「揚力」が発生すると思ってください。 今のところ、真相はまだ明確になっていないようです。
- gootone
- ベストアンサー率34% (25/73)
>・飛行機が着陸した直後に轟音 後ろに噴射してたジェット噴射を前方に 出すので、客室のほうに轟音が聞こえるんです。 No.1のご回答にある逆噴射というやつです。 >・飛行機の翼の先端が少し折れているのと 「ウイングレット」と言うのですが、羽が受ける 抵抗を少なくでくきるんです。「エッジエフェクト」 というのですが、羽の先では空気の流れが乱れ、 それが空気抵抗として羽にかかってくるんです。 ウイングレットをつけると、この空気の乱れを 少なくできるんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
- Sasakik
- ベストアンサー率34% (1693/4877)
実際の民間航空機の事故で,「パラシュートがあれば助かった」というような事例はありますか?私は聞いたことがありません。 この事実が何よりも雄弁に語っているのではないでしょうかね。 仮に各座席にパラシュートが装備されていても,巡航高度=与圧が掛かっているような高空だと,減圧しないとドアを開けた瞬間に中にいる人が一気に吸い出されるし,急激な気圧変化で操縦不能~最悪の場合には空中分解も考えられるんで,「あっても使えない=装備するだけ無駄(重たくなれば燃費にもよくない)」ということです。 ちなみに「逆噴射」というより「スラストリバーサー」と言った方が「通っぽい」かな。
パラシュートに関しては#2のお答えのとおりで、 船舶の救命胴衣と同じように考えてはいけません。 緊急時だからとはいえ、質問者さんは、 初めてパラシュートを背負わされて強風渦巻く非常口に立たされ、 さあ飛び降りなさいと背中を押されればハイといって飛び出しますか?
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
既に回答があるので追加だけ・・・ パラシュート、これは訓練もなしに使えるようなものではないです。パラシュートを使うこと自体、危険なことです。また、飛行機事故のほとんどは離着陸時に発生しています。パラシュートが使えるような状況ではないです。では、戦闘機みたいに射出すれば? 多分、射出のために死者が何人も出るでしょう。 安全のためには、まず事故の発生を減らすのが一番有効でしょう。 飛行機が浮く理由、以前は”翼の上と下を流れる空気が翼端で同時に着く。翼の上の方が距離が長いので流速が早く、揚力が生じる。”といわれていました。ですが、実際には同時に着くわけではなく、下が遅れます。ではなぜ遅れるか、これがまだよく分からない、と一部で言われていたので、このことかと思います。
- oshienz
- ベストアンサー率30% (7/23)
・飛行機が着陸した直後に轟音(風を強く受けている音)がしますが、あれは何の音なのでしょう ★逆噴射。スピードを落とす手法の一つ。 ・飛行機の翼の先端が少し折れているのと折れていないのがありますが、違いはなんでしょうか?(デザインの違いではないとは思いますけど) ★(広義で)空気抵抗の低減。航続距離(燃費)が伸びる。零戦の翼の先端が丸いも同様。 ・シートベルトを離陸時にしていないと身体が天井に向かって浮くという話しを聞いたことがありますが、本当でしょうか? ★力のベクトルが逆だから通常は考えられない。降下時には浮く可能性があり。 ・何故、座席にパラシュートを設置しないのでしょうか?(緊急時の為に) ★いろいろ技術的、物理的に不可能。想定外。 ・飛行機が浮く理由(浮力が発生する原因)が見付かっていないと聞きましたが、本当なのでしょうか? ★見つかった。>>>揚力