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税金を払わない三菱UFJ
今日テレビで、「三菱UFJは、モルガンスタンレーには9000億出資する余裕があるのに、税金は一円も払っていない」というコメントがあったのですが、本当ですか? また、本当の場合、どうして払わなくて良いのですか? バブル時の財政再建法案の名残とかなんですかね?
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基本的に、黒字で無ければ、税金を支払う事はありません。 日本の大抵の企業は、この脱法行為によって税金を支払わず 大抵は、利益分と同額の物(株や土地など)を買って 利益を無くしていますねw ※この為、株式(総)額と社内内部資産が逆転し ハゲタカファンドの的になってしまいましたね。
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- mat983
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不良債権処理に伴い過去に積み上げた赤字と相殺される 税務ルールのため、法人税を払っていないようです。 三菱を含むメガバンクはバブル後に公的資金が投じられ、 生き残ったのです。 公的資金とは国民のお金で、それで助けてもらった経緯があるにも かかわらず、低金利に据え置くなど還元していません。 しかも政治献金をしています。 http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2006/12/09210935/ 大銀行 法人税ゼロ/空前のもうけ3兆円なのに
- pri_tama
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取り合えず、一番厳しく非難する新聞赤旗のページに同様な質問の回答が有ったので…。(まあ、チョッとは払ってるんですよ…。) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-04/ftp20080904faq12_01_0.html ちなみに、この手法は、さすがにサラリーマンの給与は無理(と言うか損害は出ないのいですが)ですが、個人の株とかの投資の損金の繰越とかには活用出来ます。 あと、三菱東京UFJ銀行は、健全だった東京三菱銀行が自己資本割れ直前のUFJ銀行を金融庁の指示のもと引き取ったと言う、事も憂慮しなければ成らないかと。 さらに、モルガンへの出資はおそらく、余っているお金を使うのでなく、借金と言うリスクを背負って、金融安定化の為に動いたのですから、本来非難するなんて筋違いです。 テレビのコメンテータは、リーマンが破綻した後にモルガンまで破綻した方が良いと考えているのでしょうか? あとなぜ、この様な会計が認められているかと言うと、入金や出金が都合よく企業の会計期間に収まっているとは限らないからです。 例えば、仮に9000億円投資しても、利益と資産価値の合計が9000億円だった場合、これが1年で行われれば、差し引き0円の納税額に成りますが、繰越が認められない状況で、年度を跨ぐと、利益と資産価値の合計同じでも、最初の年は9000億円の赤字で納税額0円ですが、翌年は利益分に相当する税金(数百億~数千億円)を支払う為、ただ年度を跨いだだけで企業が支払わなければ成らない税金が増えてしまいます。 この様な不条理(年度を跨ぐのを防ぐ為、年度の後半になると企業投資がが行われなくなる)を発生しない為に、損金の繰越が認められています。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、個人が個人事業主登録をして、生活費を必要経費に計上し、納税額を0にするのと同じ手法ですねw しかし、一般企業ならともかく、銀行がそれをやるとは・・・。