お母さんに会いたい
母が亡くなって2年になりました。母が亡くなったのは私が15才の時です。ついさっき金スマを見て状況が似ていたこともあって涙が止まらなくなってしまいました。お母さんは癌で亡くなりました。亡くなるちょっと前まで元気だったんです。なのに、急にどんどん弱っていきました。歩くのも辛いし、立っているのも辛かったみたいでした。でも、私はお母さんがそんなに病気が進行してるなんて思わなくて。少し入院したらよくなる。そう信じてました。だからお母さんが入院した時もやっとよくなる。よかった。そう思っていました。なのに、その日の夜お母さんの余命が2週間であることをお父さんから聞きました。アタマが真っ白になって受け入れられませんでした。でも、次の日病院に行ったらお母さんはすごくすごく弱っていて、車椅子に乗っていました。お母さんの前なのに涙が止まらなくて、そしたらお母さんは辛い思いさせてごめんね。でも、これがあなたに与えられた状況ならこの中で受験がんばってね。って泣きながら言っていました。その次の日お見舞いに言った時スイカを食べさせてあげたら美味しい。って、でも、体調も悪そうで、お父さんとお母さんと先生の3人で話し合いをしていました。あとから聞いたのですが、お母さんは先生にすこしでも子供達との時間を優先させたい。っていって、外泊の許可をもらったそうです。でも、その次の日お母さんは亡くなりました。
病院に着いた時はまだ生きていてあったかかったのに手はどんどん冷たくなっていきました。
お母さんが死んだって言われたって信じられなくて、号泣しながらもびっくりするほど冷静だった気がします。お葬式まではただただ泣きながら過ぎて行って、でも、何処かに行ったり、美味しいものを食べるたびに前にこれをした時はママと一緒だったのに。って思うと辛くて辛くて仕方ありませんでした。お母さんの日記を読むと、子供が受験っていう大切な時に死んで足を引っ張りたくない。とか一番下の子がせめて中学生になるまでは生きていたい。っていう風に書いてありました。亡くなる2日前に書いてくれた手紙も最後くらい自分の心配をすればいいのに私や弟、姉の事を心配していました。優しくなんないのに体調が悪くなってからずっと優しくしてくれて、すごく助かった。ありがとう。って書いてありました。優しいのはママなのに。でも、お母さんが亡くなったのが凄く辛くて2年間手紙を開けませんでした。でも、今日久し振りに手紙を読んで涙が止まらなくなって久し振りに声をあげて泣いてしまいました。
お母さんに会いたくて、会いたくて仕方ないです。さみしくて、悲しくて辛いです。
お母さんが亡くなってから家事をしてお母さんが働きながら家事もしっかりしていてくれたことがどれだけ大変なことか、お母さんのご飯がどれだけ美味しいかわかりました。ありがとう。って大好きで愛してる。ってお母さんに会って、抱きしめて伝えたいんです。高校の制服を着た私を見せてあげたいんです。
誰かに話しを聞いて欲しかったんです。質問になってなくてごめんなさい。