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送料を受け取ったときの仕訳
帳簿をつけている個人事業主です。 簿記の勉強も兼ねて2つ帳簿をつけています。 一つは青色申告用のものです。これは記帳作業では問題ありません。 もう一つは将来株式会社とするためにより厳密に記帳作業をしています。製造業なので製造原価報告書などを作成しています。 ここで一つ解らないことがあります。 顧客から送料を受け取ったときはどのように仕訳するのでしょうか? 青色申告の帳簿では雑収入とし実際に送るときは荷造運送費としています。(売上の中に含めたくないのです) しかし、会社などのような経理となると受け取ったときは立替金になるのかなと思ったりします。 問題は送料を受け取った時点の仕訳です。そして、受け取った送料は金額を把握するために、売上勘定の中に含めないで別勘定にしたいのです。 宜しくお願い申し上げます。
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発送時の運賃は原価でなく販売管理費の運賃a/cで計上し、逆に運賃を受け取った場合は雑収入a/c若しくは受取運賃a/cで処理されたほうが原価計算に反映されずに分かりやすいと思います。また、費用と収入のバランスが取れますので立替金a/cをいちいち計上しなくて済みます。また注意しないといけないのはこの取引(仕訳)が慣習的であることです。
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- hinode11
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>顧客から送料を受け取ったときはどのように仕訳するのでしょうか? >受け取った送料は金額を把握するために、売上勘定の中に含めないで別勘定にしたいのです。 顧客から送料を受け取ったときの仕訳: 〔借方〕普通預金оооо/〔貸方〕運送費回収金оооо ※営業外収益の区分に、新科目「運送費回収金」を設定します。
お礼
やはり営業外収益の区分に新科目(補助科目)をつけるのは、決算時に判り易いですね。 回答ありがとうございました。
個人事業でも会社の経理でも、資本に関する事項を除けば基本的に同じです。個人だと収入になり会社だと立替金になるというようなこともありません。 立替金になるかどうかは、あなたのところで実際に発送にかかった金額をそのまま請求するのか、それとも発送にかかった金額と顧客に請求する金額とに差異があるかによりますが、通常は顧客に請求するのは定型的な金額であり、発送にかかる金額はその都度違ったり大口値引きがあったりするでしょうから、立替金になるようなケースは少ないと思います。実際に立替金が適合するような状態なら着払いにしたほうが簡単でしょう。 立替金ではなく収益だという前提で、顧客から受け取った送料の計上科目ですが、簿記会計では、勘定科目はその取引を示すものとして適切な科目を設定することとされていますから、「受取発送料」でも「売上2」でも好きな(ただし誤解を受けないような)科目を使えば問題ありません。 仕訳については、基本的に、簿記会計の損益の認識タイミングは取引の発生時点(「発送」という役務提供時)であり、回収時や支払時ではありません。ですから、発送時に 未収入金/受取発送料 などの仕訳を起こした上で、送料の入金時に 現金預金/未収入金 と仕訳することになります。
お礼
丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。
補足
なるほど良くわかりました。 基本的に収益なので収益勘定を使うのは判ります。ただ、受け取る送料は個人的には売上ではないので、売上勘定に補助科目をつけて記帳するのは疑問に思ったりします。 決算時に純粋に売上がどれだけか判りづらいので、営業外収益の勘定にして現金/受取発送料または普通預金/受取発送料としたほうが良いかな?と思ったりします。 この営業外収益の勘定か、収益の勘定を使うのかが判らないポイントなのです。 個人的には収益の勘定でしょうが、決算で判りやすくする為に営業外収益の勘定を使いたいところなのですが。これは通常の許されることなのでしょうか?
お礼
判りやすくシンプルな答えです。ありがとうございました。