- 締切済み
芭蕉の「夏の月」について教えて下さい
nomoriの回答
- nomori
- ベストアンサー率32% (64/195)
松尾芭蕉の書翰を読まれたことがあるでしょうか。 風流に句を作り、旅などに出て好きに生きているような印象の強い芭蕉ですが、実際問題彼の家計はかなり逼迫して、門人という名のパトロンに実際へこへこしながら生きていたようです。生家からは成功したんだからと金を無心され、創作活動もはかばかしくなく…という状況が続いているときもあります。俳句の神様のように扱われる芭蕉ですが、実生活をひもとくとそれほど良い暮らしをしていたわけではなかったようですね。なので遊郭に遊びに行くと言っても言ったとすれば門人による接待ででしょう。おそらく、自発的には行っていません。 そんな彼がどこどこの茶屋で何人の女性と懇ろになった………石川啄木は女房たちに借金を負わせてまで自分はタクシーに乗って動き回っていた見栄のはりっぷりだったそうですが、それと芭蕉と、どちらが無粋でしょうか。 茶屋遊びが粋なのはお金持ちに限ったことです。むしろ金のない人間の遊郭遊びは身の程知らずとあざ笑われていたものです。金持ちの遊びですら、身を持ち崩してみじめになったことは西鶴などを読めばよく判るでしょう。 ところで、茶屋遊びに自由競争云々を持ち込むのは少々疑問です。全て幕府の管轄内のこと、非公認であろうとも、ほとんど公認と変わらない扱いでしたから。特に芭蕉の生きた時代は、ケンペルの観た江戸後期と違い、まだまだ幕府の目が行き届いている元禄期です。江戸時代は300年近くあったと言うことを思い出して下さい。
関連するQ&A
- 芭蕉を探しているのですが
近所の庭にバナナの木のような植物が生えていたので、庭の主の方に尋ねたところバナナではなくて、日本に昔からあるバショウ(芭蕉?)とのことです。その方に、よれば冬には枯れるが春には毎年生えてくるとの事です。どのような経緯で手に入れられたか訪ねたところ『昔のことで覚えていない』とのことでした。 芭蕉を手に入れたいのですが、売っている店をご存じの方はいらっしゃらないですか? ネットで売っているところをご存知でしたらお教えてください。グーグルで探しても見つかりません。 また、関東より東の雪の降る地方でも庭に植えられるバナナをご存知でしたら教えてください。(そんなバナナ以外でお願いします)
- ベストアンサー
- 園芸・ガーデニング・観葉植物
- 夏に向けて 何月のこと?
『夏に向けて・・・』と聞いて、何月だと思いますか? おそらく辞書で探しても、ハッキリした定義はないと思うので、 みなさんの感覚で、何月だと感じるか教えて下さい。 7月だともう『夏』そのものだし、6月はまず『梅雨』のイメージが先に来るし、 5月は早すぎる気がするし、 エステのお店で『夏に向けて・・・(やせるor脱毛)』というフレーズが出回るのは何月なのか? という所から考えてみようと思いましたが、 結構早い時期から、この言い回し使われている気もします。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- その他(生活・暮らし)
- 【歴史・日本史】松尾芭蕉の芭蕉とは植物の芭蕉のこと
【歴史・日本史】松尾芭蕉の芭蕉とは植物の芭蕉のことでしょうか? 現在で言う芭蕉は観葉植物のオーガスタということになりますが松尾芭蕉の時代に観葉植物のオーガスタが日本に存在していたということでしょうか? 江戸時代の人は芭蕉=オーガスタは現在と同じように鑑賞用に見て楽しむ植物だったのですか? 芭蕉の葉は中国に出てきそうな風を作り出す道具として使われていた? なぜ松尾芭蕉は芭蕉と名乗ったのでしょう? 風を作り出せる団扇である芭蕉の葉を気に入った? となると、昭和でいう 松尾扇風機 とか 平成でいう 松尾エアコン 松尾クーラー みたいなDQNネーム?だった?
- ベストアンサー
- 歴史
- 芭蕉の葉は何故破れやすい?
芭蕉の葉はすぐに破れてしまいます。 敗れると役に立たないので普通は強ははずですが、 どうして芭蕉の葉は破れやすくなっているのでしょうか? また日本では葉は枯れてしまいますが、 亜熱帯にある芭蕉の葉は枯れないのでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
補足
確かケンペルは1690年から1692年までつまり元禄三年から元禄五年まで何度か長崎と江戸を往復しています。つまり「幕府の目が行き届いている元禄期」にその紊乱ぶりに眉を顰めています。 それにしても「夏の月」の句は面白くない句ですよね。若い頃の句であったとしても。